今朝は、NPO法人日本エコツーリズム協会から、 高野千鶴さんに お越しいただきました。以前は2016年7月にご出演。夏の観光をエコツーリズムな観光に、と ご提案をいただいたのですが...
Q 日本エコツーリズム協会、改めて、どのような団体？
私たちは「エコツーリズム」の普及に取り組んでいます。「エコツーリズム」とは、"エコロジカル"と"ツーリズム"を組み合わせた造語で。ガイドさんの案内を受けて、自然の不思議さや、自然と共にある暮らしから育まれた文化、歴史に触れ、訪れた地域をもっと好きになってもらい、資源の保全へとつなげるための仕組みを作る考え方です。
Q 環境と、観光をつなげる、、、具体的にはどのようなアクションを？
各地で地域の個性豊かな資源を生かしたユニークなツアーを行っているガイド事業者さんがたくさんいますが、その規模はとても小さいので、そういう情報を集めて紹介したり、地域全体で観光まちづくりとしてエコツーリズムに取り組んでいる自治体行政の方々には、各地が抱えている様々な課題やその解決策を共有するなどの活動をしています。
Q 2016年のご出演から変化はありましたか？
特にいま力を入れているのが、訪日外国人に、各地で行われているエコツアーにもっと参加してほしいと思っています。各地のガイド事業者さんは、外国からの参加問い合わせに対応しきれていないところがあります。それを当会が、外国の旅行会社と、各地のガイドさんとの間に入り、細かい調整をして、もっと日本の隅々に外国の方に訪れていただき、東京、京都、富士山だけではない奥深い日本の魅力を紹介したいと思っています。本物を知ってもらうのにエコツアーはとても良い機会だと思います。
Q 例えば、今の季節（4月以降で）
オススメの「エコツーリズム」な観光スポットは？
長野県の自然湖でカヌー体験
Q そして、団体としてエコツーリズムを身近に感じることができるイベントも開催予定とか？
4月19日（木）19時～20時30分まで、渋谷にある、On Japan CAFÉというカフェで、「里山をクリエイティブにつかおう」と題し、イベントを開催します。 ゲストスピーカーは以前当会で学生の時にインターンにきてくれていた方で、今は石坂産業に勤めている若月愛美さんから、石坂産業が行っている埼玉県三芳町の「三富今昔村」という、里山の自然や暮らしを体験できる活動をご紹介いただきます。
～団体について、エコツーリズムについて詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください。