今朝は、ユナイテッドピープル株式会社の代表取締役、関根健次さんに お越しいただきました。

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Q  ユナイテッドピープル、どのような会社かご説明いただけますか?

ユナイテッドピープルは、世界や社会の課題解決のために、主にドキュメンタリー映画をお届けしている映画配給会社です。「人と人をつないて世界の課題を解決する」がミッションです。

Q  ユナイテッドピープル、実は「市民上映会」を積極的におこなっていらっしゃるんですが、こちらについて、詳しく教えていただけますか?

「市民上映会」は、社会課題を共有するために、映画の上映会を開き、仲間を募り、ディスカッションする映画の上映方法のことです。映画をただ、観て終わるのとは異なり、観た感想を共有し、つながり、共に出来る何かを探し、始めること。アクションにつなぐことができます。これまで、市民上映会だけで、上映会回数:1,083回、動員人数:25,167人を数える。

Q  3月には配給を担当されている映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』が公開。どんな作品になっていますか?

アカデミー賞を受賞した映画『シャイン』の主人公のモデルとなった天才ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴット本人についてのドキュメンタリーなんですが、彼は、精神病と診断され11年もの間、ピアノを奪われ、精神病院に入っていたんです。

でも、あるとき、ピアノ演奏を再開し、妻となるギリアンと出会ってから、人生が輝き始めるんです。ピアニストとして世界ツアーを始めた彼の情熱的なピアノももちろん素晴らしいのですが、とにかく、デイヴィッドの人間性が素晴らしいんです。初対面であろうが、国籍がどこであろうが、出会った全ての人々を笑顔で挨拶し、祝福するんです。そして、握手し、ハグして、キスまでしてしまう。自分と他人と分けず、幸せのを分かち合う姿勢が素晴らしいですし、とにかく、彼の人生は喜びに満ちあふれているんです。

彼の生きる態度は凄く大切だと思うんです。自分の人生を輝かせつつ、そして周りも祝福すること。平和の原点に思います。

Q  最後に、映画を通して、関根さんはどのような未来を作っていきたいとお考えでしょうか?

本質的に、世界中の人々が、共に幸せになれる世界を作りたいと思っています。そのためにも、この地球上で起きている現実や、課題解決の方法などを、映画で届け、そして、これからも、人と人をつないで課題解決にチャレンジいこうと考えています。

~ご紹介いただいた映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり

来週3月3日(土曜日)から公開。劇場など詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。

http://unitedpeople.jp/h/