今朝は、鹿児島県にある社会福祉施設「しょうぶ学園」から、施設長、福森伸さんにお越しいただきました。

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Q  しょうぶ学園、、、どのような団体でしょうか?

鹿児島市にある障害者支援センター。障害者の方たちが暮らす「しょうぶ学園」や、 就労の場を提供しているワークサポート部門、地域から通ってこられる方のサポートやホームヘルプなどを行うライフサポート部門で構成。あらゆる人間らしい表現活動を中心に、芸術文化活動をミックスさせ、それらを総合してSHOBU STYLEと呼んでいます。

Q  どのようなキッカケで発足されたのでしょうか?

私の両親が、1973年に設立。今年で44年を迎えた。母がもともと教員で、障害のある方たちの場所を作りたいと思ったのがきっかけ。私は二代目として、1985年に参加。

Q  具体的な活動内容について教えてください

一般的な障害者支援(ケア)を中心とした事業のほか、文化創造事業として、ものづくりを事業の柱の一つに置いています。刺繍、木工、陶芸、和紙と絵画・工作の工房があり、いわゆるアートアンドクラフト作品の制作。またパーカッションと「叫びのグループ」で音楽活動もしています。

Q  そしていま、都内で「しょうぶ学園」の「モノづくり」に触れられる機会があるんですよね?ご紹介いただけますか?

東京・六本木の国立新美術館館内ミュージアムショップ「スーベニア フロム トーキョー」にて 2018年1月22日(月)まで「あなたにサンキュー展」を実施中。各工房で利用者さんが作られたクラフト製品を展示・販売している。陶芸の小さな鉢や利用者さんが絵付けをした皿、利用者さんの刺繍ピースや絵をプリントしたバッグ、手すきの和紙の製品、手彫りの木工の皿などがご好評いただいている。

Q  さらにクリスマス前には、学園内のバンドのライブが 関東圏で楽しめるとか?

アフリカやアジア、いろんな国の打楽器を使った、パーカッションが中心のバンドです。そこに「おらぶ(鹿児島弁で「叫ぶ」の意味)隊」が加わった、無国籍な音楽をやっています。12月23日(土)に「横浜市立港南台ひの特別支援学校」というところで、ワンマンライブを行う。16:00開場、16:30開演。しょうぶ学園のホームページに詳細を載せています。

Q  最後に、私たちが参加できるアクション、教えて頂けますか?

設立45周年目の新しいチャレンジとして、来年から新施設をオープンさせる予定。現在のしょうぶ学園は、18歳以上の利用者さんを対象としているが、今度は子どものための施設を新設する。カフェやホールを含んだ、地域との繋がりも大切にした施設にしたいと思っています。建設費用の一部を、クラウドファンディングを使って寄付を募っている。趣旨にご賛同いただけた方はぜひご支援、拡散をお願いいたします。 詳しくは、「レディーフォー しょうぶ学園」で検索をお願いします。

〜しょうぶ学園の取り組み、そしてクラウドファンディングのページへは以下にリンクを貼ります。

しょうぶ学園

18歳未満の子どもたちを対象とした、障害者支援の場を新設へ!