学習院大学で活動している 国際協力団体「Anchor」から、代表の 倉持晴苗さん にお越しいただきました!

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Q  倉持さんが所属する「Anchor」、、、どんな団体でしょうか?

アンカーは学習院大学にある唯一の国際協力団体。お金や時間のない学生でも気軽に参加できる活動を行っている。団体内では国際協力に関してのディベートを行ったり、イベントに出店している。さらに団体ではフェアトレード班、Table For Two班、エシカル班の3班に分かれて活動している。

Q  具体的な活動内容、教えてください。

  1. フェアトレード班の活動 「まちチョコ」大学がある目白に、フェアトレードチョコレート(公正に取引されたチョコレート)の普及活動に取り組んでいる。まちチョコは、フェアトレードの普及と地域活性化を軸に展開。今年の学園祭で販売するチョコレートのパッケージは、目白にあるレストランの協力で完成した。
  2. Table For Two班の活動  学食のメニューにTable For Twoを導入した。メンバーでメニューを考え、学食に協力していただき、Table For Twoメニューを提供中。このメニューを1食食べることで、途上国に20円が寄付され、途上国では一食分の給食となる。
  3. エシカル班の活動 環境に配慮したオーガニックコットンを使用したフェアトレードのオリジナルエコバックを作成したり、目白にあるPATAGONIAと協力して、月に一回私たちの活動について、エシカルについて、知ってもらうイベントを開催している。

Q  学校内、そして、地域の方など、周りの反応はいかがですか?

それぞれの反応があり、、、『まちチョコ』は、お客さんから「今年のデザインはこんな感じなのね。このチョコ美味しいよね。」っていう反応があり、地域に根づきつつあるのかなと思っている。もっとフェアトレードという言葉を広げていきたい。

TFTは、学生よりも女性の職員が買ってくれることが多く、学生への普及のため、ウケの良いお肉を使ったメニューを考案したり、SNSへ発信などを始めた。その甲斐あってか、活動に気づいてくれる学生や、TFTに興味を持ち、高校生がインタビューに来てくれたりと、TFTが広まってきていると感じる。

エシカル班では、その活動の中で「フェアトレードを知らない」という方が多数居ることがわかった。「PATAGONIAでもフェアトレードの製品を扱っているんですよ」と紹介すると興味を持ってくれ、パンフレットを受け取ってくれる方もたくさんいる。

Q  今後、どんな発信をしていきたいと思っていますか?

フェアトレード、TFT、エシカル、それぞれを学内に、目白に、そして日本に広めていきたいと考えている。これらの言葉を知ることで、モノを買う時の選択肢が増えることになる。私自身も毎回そのような商品を買うということはできていないが、例えばプレゼントは、フェアトレードのものを選ぶなど工夫するようになった。

国際協力と聞くと「堅苦しい」「難しい」とつい思いがちだが、自分ができることは沢山あると感じている。

Q  最後に、リスナーの方へメッセージをお願いします!

今日(11月3日)から5日までの3日間、学習院大学で学園祭が行われます。私たちアンカーは校内でカフェをオープンして、フェアトレードのコーヒー、紅茶を用意している。またフェアトレードの砂糖を使ったスイーツを用意する。「J-WAVEを聞いてきた!」と言っていただければプチギフトもプレゼントします。ぜひお越しください!

〜国際協力団体Anchorの活動について、そして学園祭に関する情報をぜひご覧ください。

国際協力団体Anchor

http://anchorgu.wixsite.com/anchor-gakushuin

​学習院大学第48回桜凛祭の公式ホームページ

https://gakushuin-ourinsai.wixsite.com/gakushuinfes48th

今朝は、学習院大学の国際協力団体「Anchor」、代表の 倉持晴苗さん に お話をうかがいました。ありがとうございました。