今朝は、メールでエントリーをいただきました。「二子玉川水辺茶会」、というイベントを主宰されているアバンギャルド茶会の近藤俊太郎さんにお越しいただきました。

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近藤さん、まずご所属のアバンギャルド茶会とは??

Q  アバンギャルド茶会が主催する「二子玉川水辺茶会」... どんな催しですか?

テーマは「茶ンピング」。「茶会」+「キャンプ」を合体させた造語ですが、「アウトドアで楽しくお茶をしませんか?」という提案を行う。もともと茶道には「野点」という外でお茶をするスタイルがある。それをもっと現代的に、そして、誰でも参加してもらうためには既存の形だけにとらわれていてはダメだと考え、街おこしの企画として実施することに。

Q  そもそも、「二子玉川」と「茶道」、繋がりがあるのでしょうか?

二子玉川をぐるっと囲うようにある「国分寺崖線(閑静な住宅地:昔の財界人の邸宅が集まっていた)」沿いには「五島美術館」「二子玉川公園」「松本記念音楽迎賓館(パイオニア創業者の居宅)」などに立派な「茶室」があるにもかかわらず、意外と知られていません。そのような恵まれた環境を活かさないのはもったいない。

Q  そもそも、なぜ茶道で町おこしを行おうと企画されたのですか?

二子玉川には「二子玉川エリアマネジメンツ」と二子玉川の街を東急電鉄、玉川高島屋、玉川町会と世田谷区が共同で街づくりをしていく取り組みを2015年からスタートさせ、民間、行政、地域が三位一体になって街づくりをしようという環境が整っていたことに由来。そして、周辺にある茶室などの環境を考えたら「ここでやらずして、どこでやる!」という思いから話しを持ち込んだ。

Q  4月には第一回の茶会を開催。どんな催しがあり、反響はいかがでしたか?

テント茶室の中で「宇宙をテーマにした茶会」や「インスタントコーヒーを茶筅でシャカシャカすると実は美味しい!」という体験。さらに「抹茶ってどうやって作られるか知っている?」というプチ講座など、茶会だけではなく体験できるイベントも含めて開催しました。地域柄、お子様連れの方もたくさん参加してくださり、開催中どのテントもひっきりなしにお客様が体験してくださっていました。

Q  そして、11月には2回目の開催。どのようなイベントになりそうですか?

二子玉川兵庫島公園を舞台として、11月3日(金曜・文化の日)に開催が決定した。今回は「親子限定茶会」や「はじめての茶道教室」という形で、ふらっと立ち寄った方でも気兼ねなく参加できるイベントを増やします!(実はこの日は「文化の日」ということもあり、二子玉川周辺で様々なイベントがあるんです)さらに、子供が亭主(お茶を点てる主役)デビューする「キッズ茶会」も催されます。

Q  誰でも参加できるんですか?(茶道、ハードルが高いのではないかとも思うのですが...)

もちろんです!むしろ、これまで「茶道ってなんだか怖そう」とか「正座とか着物とか無理だなあ。。。」と思っていた方にこそ参加して頂きたいです!だって、そもそもがアウトドアで「茶ンピング」ですので。どこにも小難しい雰囲気ありません!

「二子玉川水辺茶会」は11月3日(金曜・文化の日)に二子玉川兵庫島公園で開催されます。詳しい情報はウェブサイト