新入社員の皆さんも、5月に入り、お仕事にも慣れてきた頃でしょうか?今週は、本職以外に「もう一枚、名刺を持ってみませんか?」という提案をする NPO法人 『二枚目の名刺』、代表の廣 優樹さんにお越しいただきました。
Q とても気になる団体名、、、どんな活動をされているのでしょうか?
本業・本職で持つ1枚目の名刺のほかに、普段自分が所属する組織や立場を超えて、将来を創ることに取り組むときに持つ名刺」を持ちませんか?と提案をしている団体。それは、単にお金を得るための副業とも違う、自分の価値観をもとに、新しい仕組みを生み出したり、その仕組みを広げて、社会のこれからを創っていくことを目標にしている。
Q 廣さんご自身も、二枚目の名刺をお持ちなんですか?
私自身、現在は商社で食料事業の事業開発を担当しています。その傍ら、NPO二枚目の名刺の代表をやっています。食の世界でも、そしてソーシャル、人材分野でも、変化を起こしたいと思って取り組んでいます。
Q ただ、なかなか、本職以外に何かをやるのは難しいと思いますが?
そうした取り組みをなかなか一人だけで始めることは難しいし、どんなことすればよいかわからない、という人も多い。そこで私たちは、2枚目の名刺をもつきっかけとしてNPOサポートプロジェクトをコーディネートしている。
Q 「NPOサポートプロジェクト」とは?
社会人6人がチームを組んで、およそ3か月、社会課題に取り組むNPOの事業推進に取り組むプロジェクト。NPOにとっては、事業運営上の大きな力となり、社会人にとっても、普段の生活の延長ではない場所に身を置くことで、本人が予想もしない成長や新たな可能性との出会いにつながります。私たちは、そんな変化を生み出すプロジェクトを展開している。
Q どんな方が参加されて、どんな繋がりが生まれている?
NPOサポートプロジェクトで一緒になるメンバーのバックグラウンドは本当に多種多様。年齢は20代の学生から~会社の部長級の方もいる。職業も銀行員、デザイナー、公務員、普段一緒にプロジェクトを組むことはない、さまざまな組み合わせでチームが組成されます。彼らの共通項は唯一、NPOとともに実現したいミッションを共有していることです。
Q まずは、 「NPOサポートプロジェクト」に参加してみるのがおすすめ?
サポートプロジェクトに参加するために、何らかのスキルや経験は必要ありません。参加を希望する方は、私どもで開催しているCommon Roomというイベントに来ていただき、そこでNPOなどの代表の方のお話し、どんな問題意識をも持っているのか、これから何をしたいのか、を話し合う。活動に共感する団体があれば、プロジェクトに参加いただけるようになります。
Q 最後に、団体が思い描くビジョン、教えてください。
2枚目の名刺を当たり前の選択肢にすることで、行動できる人が増やしていきたい。いま、本業と2枚目を行き来しながら、面白いことを仕掛ける人が増えてきている。彼らが社会課題解決の当事者となっている実感がある。これから数年の間に、2枚目の名刺を持つスタイルに対する見方は、大きく変わっていくのではと考える。
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