今朝は、5月13日・土曜日に行われるTokyo Yamathonというイベントについて、インターナショナル・ボランティア・グループ 代表ジョー・ポーノビンさんに お話をうかがいます。
Q 今回のイベント名「マラソン」ではなく「ヤマソン」!どういったイベントなんでしょうか?
12時間以内にJR山手線の全29駅を3~4人一組のチームで歩いて制覇するファンドレイジング・チャレンジです。コースが設定されておらず、創造力を働かせて、できるだけ短い距離で山手線 全29駅を訪れることです。
Q 「東京ヤマソン」、コースが決まっていないんですか?
東京ヤマソンをフィニッシュするためには、山手線全29駅を訪れ、全ての駅名の前でチームの写真を撮影しなければなりません。ただ、このためのコースは定められて居らず、楽しみながら、いかに早く29駅を周れるのかがポイント。
Q 東京ヤマソン、2010年から始まっているんですね。去年の様子はいかがでしたか?
第一回目は110人の参加だったのに対して、去年は1100もの人々が参加し、360万円の募金が集まりました。その募金は、フィリピンの2つの小学校の再建プログラムに使用されました。
Q ファンドレイジング・レース、ということですが、こちらも詳しく教えてください
チーム参加費の100%及びJapan Givingを通じて集められた資金全額を、スリランカにおけるコンピュータ教室建設プロジェクトに寄付されます。
Q スリランカではコンピュータが不足している?
1999年にスリランカ政府が発表した教育改革においてパソコンやインターネットを使った情報通信リテラシーの向上を目指していますが、農村部の公立学校では教育の質が低く、都市部の子どもたちとの学力には差があります。
スリランカでは就職時に求められる基本的な情報通信リテラシーを取得できていない場合、就職市場から取り残されてしまいます。今回の大会で、650万円を集めてスリランカの子どもたちにコンピュータ教室を贈りたいと思っています。
Tokyo Yamathonは、5月13日・土曜日、丸の内にある"東京ビル TOKIAをスタート地点に開催されます。現在、ランナーとともに、ボランティアスタッフの募集も行われています。より詳しい情報が掲載されているウェブサイトにぜひアクセスを!