今朝は、3月3日、桃の節句、ということで、女性の支援を行っている NPO法人 BONDプロジェクトの代表、橘ジュンさんに お越し頂きました。
Q BONDプロジェクト、どのような活動をされている団体でしょうか?
10代20代の生きづらさを抱えている女の子の支援を行っている団体。メール、電話、面接にて相談を受けており、必要な場合には、弁護士と連携をして、一時的な保護をし、行政機関等に繋げたり、自立支援のための中長期的な保護をしている。
Q そもそも、発足のキッカケは?
代表の橘がライターとして街頭で声を聞き、若者のありのままの声を伝えるフリーペーパー「VOICES MAGAZINE」を発刊、3000人以上の声を聞いてきた。その活動中、望まない妊娠や駆け込み出産の相談に乗るうちに、聞いて伝えるだけではどうにもならない、彼女たちの背中を押す何かができればと考え、2009年にNPOを設立。
Q 橘さん自ら、困っている女子に街で声かけを行ってらっしゃるんですか?
待っているだけでなく、街頭パトロール、街頭アンケート、出張面談等、自分たちから出向くというアウトリーチの部分にもチカラを入れて活動している。
Q いま、団体にはどのようなSOSの声が届いていますか?
死にたい、消えたい、寂しい、居場所がないと言った声が全国から寄せられるが、その背景には、虐待、いじめ、性被害、望まない妊娠、貧困など様々な社会問題がある。親や家族との関係で悩んでいる子も多い。そういった悩みや本当の気持ちを話せる人がおらず、当団体に相談が寄せられる。
Q 「古本」が役に立つ、、、というプロジェクトを行っているとか?
読み終えた本を寄贈してもらい、その集荷された本の売却費用を自立支援の費用とする「本っとありがとうプロジェクト」を展開中。
Q 集められた支援金は、どのように役立てられるんでしょうか?
例えば、単行本が2000冊集まったら、安心して眠れない状態にある100名の女の子たちに、自立的で健康的な生活を立て直すためのサポートが提供できたり、寂しい思いをしないよう、250人の女の子たちに飲み物と人と関わり合える場を与えることができる。
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