今朝お越しいただいたのは、国連WFP協会、広報マネージャーの外岡瑞紀さんです。

Q  番組にも 度々ご出演いただいていますが、改めて、国連WFP協会の取り組みを教えていただけますか?

国連WFPは国連唯一の食糧支援機関。飢餓と貧困の撲滅目指し、活動を続けている。主には、緊急支援や学校給食支援、母子栄養支援等を柱とし、毎年およそ世界80か国、8000万人に対し、食糧を届けている。

Q 国連WFP、実は 10月から12月までの3ヶ月間、特別キャンペーン中、ということで、ご紹介いただけますか?

多くの方に食糧問題について考え、アクションを起こしてもらいたいという願いを込めて、世界の食料問題を考える日=10月16日の世界食料デーに合わせて12月31日まで、「世界食料デーキャンペーン2016 わたしがつなぐ"赤いカップ"と子どもたちの未来」を実施中(今年が2回目)。1万人の子どもたちに1年間、十分な栄養と、継続的な教育の機会を提供することを目指します。

Q ちなみに「赤いカップ」とは?

国連WFPが給食を入れる容器として使用。子どもたちの未来への希望のシンボル。

Q  具体的にどのような内容でキャンペーンが展開されますか?

企業とのタイアップとして、ヤフーとジャパンラグビー・トップリーグの協力を得て、10月16日(日)まで、「reU funding from ヤフオク!」でチャリティーオークションを開催中。落札額のうち手数料等を除く全てが食料デーキャンペーンを通じて、学校給食プログラムに寄付されます。チャリティー専門ファッションブランドJAMMIN(ジャミン)では、来週月曜日(10日)から一週間(16日)1週間限定で、国連WFP向けオリジナルデザインのTシャツ、パーカー、スウェット、バッグを販売。1アイテム購入につき700円が国連WFPに寄付される。

Q 他にもアピールがあると伺いました。

学校では文化祭などで、募金活動及び学校給食プロモーションを実施。さらに、各種イベント会場で国連WFPブースを出展し、赤いカップをモチーフとした「レッドカップ」の販売や募金活動を実施(税込500 円で販売)。レッドカップを一個の購入につき、1人8 日分の給食を届けることができる仕組み。

Q キャンペーンに参加することで、途上国の子どもたちの手助けができる?

世界には、空腹のまま学校に行く子どもたちが6600万人。働かなければならないため学校に通うことすらできない子どもたちが5800万人存在。学校給食があることで、健全な成長を促し、親が子どもを働かせるよりも学校へ行かせることを選ぶ。教育の普及は未来を担う人材の育成に繋がり、社会や国の発展にも寄与される。皆さんも子どもたちに栄養と教育の機会、そして未来への希望を届けてください。

Q  より詳しく知りたい、という方はどうすれば?

世界の現状と国連WFPの学校給食支援について知ってほしい。検索サイトで「赤いカップ」と検索してみて。またWFPがブース出展をしているイベントに遊びに来てください。明日からは、みなとみらいで開催される「よこはま国際フェスタ」に出展。10 日まで実施しているので、ぜひ。

※より詳しい案内は、詳細が載っているウェブサイトへ。

国連WFP協会