今朝は、ちょっとユニークなスポーツを提案されている方をお迎えします。世界ゆるスポーツ協会 事務局長の萩原拓也さんです。

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Q 「ゆるスポーツ」?どんなスポーツを指すのでしょうか?

ゆるスポーツとは、、、

①「老若男女健障」、誰もが楽しめる。

②ビジュアル(見た目)とスポーツ名がキャッチー。

③勝ったら嬉しい。負けても楽しい。

④プレイヤーも観客も笑える。

⑤社会課題を解決している。、、、

これらの要素を満たし、我々世界ゆるスポーツ協会が開発したスポーツをゆるスポーツと呼んでいる。競技としては、「ハンドソープボール」「ゾンビサッカー」「ベビーバスケ」「手錠バレー」などがあります。

Q そもそも、団体立ち上げのキッカケは どういうことだったのでしょうか?

元々、頭に大きな風船を被って行うサッカー"バブルサッカー"というスポーツを日本に輸入したことがキッカケ。そこに参加をしている"普段スポーツをしたことがない"という人たちと接するうちに、バブルサッカーの良いエッセンスを抜き出してスポーツを作ることが出来たら、みんなが参加でき楽しめるオープンなスポーツが作れるのではないかと考えました。

Q 今年の5月には ゆるスポーツ初のイベントも開催されたとか?

「ゆるスポーツ運動会2016」という名目で、最大8種目が体験できるイベントを開催。下は3歳から上は50代後半まで様々な年代の方が参加され、車椅子で来ていただいた方もいらっしゃいました。

Q 「誰もが参加できる」という点で 工夫されているのはどんなところ?

柔軟であるということを常に意識。例えば今のルールで参加できない人がいたのであれば、その人が参加できるようにルールを変えてしまえばいいという風に思っている。また、ゆるスポーツにおいても勝ち負けはありますが、一番の勝利はその場にいる人全員が「楽しかった」って言えることだと意識して、場の空気づくりを行っています。

Q 今後の展望をお聞かせください。

ゆるスポーツを通して、今はスポーツ経験や運動習慣が0の人を少しでも多く1以上に変えていきたいと思っている。そこからハードな運動をやる人がいていいと思うし、ゆるスポーツに月1回遊びに行くでも良い。一度やってみたけどまったく合わないから結局やめてしまうでもいいですが、ゆるスポーツをやってみることで、あらためてスポーツをやるやらないを選択できる自由というのを提供出来るといいなと思っています。

Q いまお聞きの方が参加できる「ゆるスポーツ」のイベント、開催の予定はありますか?

イベントは不定期に開催されているため、協会ウェブサイトfacebookページをご覧になって頂ければと思います。