「シングルペアレント世帯の貧困率が世界一高い日本」。

Newsweek誌の記事ですが、これは厚労省『国民生活基礎調査』とOECD「Family Database」をベースに書かれたものです。

  • 日本の全世帯の可処分所得の中央値は327.3万円で、貧困線はこの半分の163.6万円。これ以下の貧困世帯の割合は全世帯でみた場合は 20.7%ですが、1人親世帯に限定すると、日本の18歳未満の子どもの貧困率は世界で最も高く、54.6%と半分を超えています。
  • どの国でも、親が働いていない世帯の貧困率は高いにもかかわらず、日本だけは、親が働いている世帯の貧困率のほうが高いという結果。
  • フルタイムでの就業が困難、給与の男女差が大きいなどの理由から、シングルペアレントが生活保護レベルの収入を確保するのが困難。