ソニー・ミュージックエンタテインメントはきのう、アナログレコードの自社生産を29年ぶりに再開すると発表しました。2018年3月までに量産をスタートします。日本はCDやレコードなど「パッケージ」と呼ばれる売上高がいまだに音楽全体の73.5%を占める世界でも珍しい市場。その中で2016年のレコード生産量は2010年からおよそ8倍の79万枚に増えています。

  • 静岡県吉田町の大井川沿いにある工場でアナログ生産は行う
  • 今までは他社に生産を委託していました
  • レコードの盤面に溝を掘る「カッティング機材」はアメリカで中古を調達
  • 機材を扱う技術者の多くが高齢で引退しておりOBの協力を仰ぐ