2006.03.26

THE OTHERSIDE / BUBBA SPARXXX FEATURING PETEY PABLO AND SLEEPY BROWN

本日紹介するのは、BUBBA SPARXXX(ババ・スパークス)という南部のムッチリした白人ラッパーです。
ババ・スパークス…名前が良いですよね。
エミネム以外の白人ラッパーはなかなかスポットが当たらないので、是非この辺で聞いてほしいと思いまして今回のレコメンに持ってきました。
今までに2枚アルバムをリリースしていてそれなりに売れているんですが、今ひとつブレイクしないというか…。
たしかデビュー曲のP.Vが豚と一緒に泥んこプロレスをするという主旨だったと思うんですが…ちょっとこう、南部の垢抜けないイメージの白人ラッパーなんですよ。
2枚アルバムを出したんですけれども、そのレーベルが閉鎖されてしまって路頭に迷うババさんだったんですが…。
なぜレーベルが閉鎖されてしまったかと言うと、ティンバランドのレーベルだったんですが、それと親会社であるインタースコープとのやりとりがちょっとうまくいかなかったんですね。
ところがそこで、アウトキャストのビッグ・ボーイがBUBBA SPARXXXに手を差し伸べたわけですよ。
で、ビッグ・ボーイのパープル・リボンというレーベルに所属になりまして、今度アルバムが出ることになったんです。
なので、アルバムはかなりアウトキャストっぽい仕上がりになってます。
サウンドの面でもビッグ・ボーイがエグゼクティブ・プロデューサーですし、ビッグ・ボーイ周りのオーガナイズド・ノイズなども参加していますしね。
アウトキャストのアルバムがなかなか出ないのも、たぶんビッグ・ボーイがレーベル運営で忙しいからではないかと。
アンドレの方は映画とかいろいろやっていて、この人達も副業が忙しいですからね。
ビッグ・ボーイは車のホイール屋さんと、犬のブリーダーもやっていて、リル・バウ・ワゥのビデオでリル・バウ・ワゥに変身する犬がいますよね。
あの犬はビッグ・ボーイのとこの犬らしいですよ。
ホイール屋さんと、犬のブリーダーという接点の見えない副業ですが…いかにも南北人という感じでしょうか。
商魂逞しいのはいいことですよ!
話はずれましたが、本日紹介しようと思っているBUBBA SPARXXXの「THE OTHERSIDE」という曲なんですが、5月31日にリリースされるアルバムからの曲で、発売の二ヶ月前のオンエアということで要注目です!
SLEEPY BROWN以外に、ニック・キャノン主演の鼓笛隊映画のドラムラインで暴れていたラッパーのPETEY PABLOさんもフィーチャーされています。
というわけで、心して聞いてみてください!

丸屋九兵衛(まるやきゅうべえ)

牡羊座、血液型不明。一応、京都府出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
浪人はしていないが、卒業までに5年かかる。
理由は勉強が好きだったから。
専門は文化人類学もどき。卒業論文はヴードゥー教関連。
1994年10月にbmr(BLACK MUSIC REVIEW)編集部に入る。
現在の肩書きは「編集マネージャー」意味は不明。
内職で早川書房の『SFマガジン』にて隔月連載。
免許・資格は皆無。機械にはめっぽう弱い。