2023年10月08日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 花譜


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今日のゲストは、、
10/13(金)から3日間開催となる「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2023」にも出演する、バーチャルシンガーの花譜さん!

TOKIO HOT 100には初登場です。


<バーチャルシンガーになったきっかけ>

クリス:2018年、14歳のころにバーチャルシンガーとして活動するに至ったきっかけってなんですか?

花譜:いまのプロデューサーさんと初めてお話をさせていただくときに、お母さんと一緒に東京に来たんですけど、そのときにお母さんが私の年齢のこともあって、顔出しは避けたいという話をしたら、プロデューサーさんが「こういう世界がある」と、バーチャルのことを教えてくれて、やってみようということになりました。

クリス:花譜さんはいつから音楽に興味があったんですか?

花譜:小さいときから歌うことは大好きでした。ボーカロイドというかHoneyWorksというアーティストのみなさんに出会ったのがきっかけです。そこから自分でも周りで誰かが好きで流している曲じゃなくて、自分が好きな曲を聞くようになり、それが小学5年生ぐらいのときでした。

クリス:バンドやユニット、グループの活動の選択肢は考えなかったんですか?

花譜:自分がいまみたいに、多くの人に歌を聴いてもらえるとは思っていなかったので、最初は自分が好きな歌をただ1人で歌っている延長線みたいな感じでした。

クリス:自分の好きなことがどんどん、人にも共鳴していったというのは、歌い手さんとしてすばらしいことだと思います。ちなみに、アバターを使った表現というのは、最初から「面白いなあ」とすんなり入っていけましたか?

花譜:プロデューサーさんの話を聞いて、初めてバーチャルの世界のことを知ったんですけど、そのときは未知の世界すぎて「どうなるんだろう」という想いで、、でもすごく楽しみでした。

クリス:今はもう19歳で活動開始から5年経つわけですけど、この5年を振り返ってみていかがですか?

花譜:やっている途中で、みんなに見えている姿と私自身で通じているところもありながらやっぱり「違うな」と思うところもいっぱいあって、それが自分のなかでつじつまを合わせていくというか、そういうことをしたときに、ちょっとつらくなったりすることもあるんですけど、でもそれよりも、このバーチャルの世界ってすごい世界なんですよ。そこで歌を歌わせてもらえていることに対するワクワクやうれしさもあるので、どちらも大事です。

クリス:それをやっていくと当然、すごくプラスの部分もあれば、すべてが楽なわけじゃなくて苦労も当然ありますもんね。5年間やって、自分でここが最も成長したなというのはどこですか?

花譜:こういう誰かとお話をさせていただくことが増えて、最初のほうは言葉に詰まってしまったりして、なにを言いたいのかわからなくなることがいっぱいあったんです。いまはしゃべれるようになりました。乗り切れるようになりました。 笑

クリス:そうですよね。歌を歌うのと、生放送でしゃべるのとではちょっとドキドキしたりとかしますよね。花譜さんは普段はどんな音楽を聴いているんですか?

花譜:ボーカロイドの曲だったり、あとはバンドの曲もけっこう聴いたりします。

クリス:尊敬するシンガーはいますか?

花譜:私が「歌ってみた」のカルチャーに興味を持ったきっかけが、歌い手の鎖那(さな)さんという方なんですけど、いまは自分で曲も作ったりもしてらっしゃる方なんですけど、その方の真似をして歌ったりしていたこともあるくらい、大好きな歌い手さんです。

クリス:大先輩、お手本みたいな感じですね。

花譜:そう。かもしれないです。


<新曲の『わたしの声』について>

クリス:新曲の『わたしの声』はMONDO GROSSOとのコラボレーションですが、大沢伸一さんとは直接いろいろ会話をされたんですか?

花譜:はい。実はこの曲は私が今年の7月まで留学に行って、その留学期間中に海外でレコーディングをしたので、大沢さんがリモートでボーカルディレクションをしてくださって完成しました。

クリス:これはさまざまなアーティストとコラボレーションする「組曲」というシリーズの第14弾で、これまでGLIM SPANKY、大森靖子、長谷川白紙、ケンモチヒデフミなどとやってきましたが、大沢さんといろいろお仕事してみていかがでしたか?大沢さんも以前この番組によく登場していて、僕もよく知っています。

花譜:最初はメチャクチャ緊張していたんですが、いつも対等に誠実にお話をしてくださるので「温かい方だな」と思いました。

クリス:覚えているアドバイスはありますか?

花譜:この前、私が番組を担当させていただいているラジオに大沢さんが来てくださって。「自分と見てもらっている姿が合わなくて、みんなが喜んでくれているのに自分がそうなれないときがある」という話を大沢さんにしたら。「それが普通だよ、気にする必要はないよ」と言ってくれました。 すごく省略して言ってしまっているんですけど

クリス:うん。わかりますわかります。そういう気持ちはみんな持っているんだよ、ということですよね。


<大学生活について>

クリス:今は大学2年生ですか?大学生活は楽しいですか?

花譜:はい、2年生です。授業が楽しいです。

クリス:高校と授業の内容も違いますか?

花譜:高校まで勉強は興味がなくてもしなくちゃいけないもので。絶対に役に立てなきゃいけないものだと思っていました。だけど、大学のある先生が「役に立つか立たないかは、死ぬときに考えればいい」と言ってくれて。

クリス:ハハハ、すごいな(笑)。

花譜:「確かに」と思って。だから知りたいことを思い切り知ればいいんだと思いました。それからは楽しいです。

クリス:確かに、結果はわからないですもんね。やってみないと始まらないわけだから学んで、それを活用するかしないかは本人次第ですし状況次第ですもんね。大学が楽しいというのはいいですね。歌ったり勉強しているとき以外で楽しいこと、趣味とかってありますか?

花譜:ずっと手芸にハマっていて、よく暇があるときとか寝る時間を削ってやっています。

クリス:どんなものを作ってるんですか?

花譜:いまは袖を作っていて。これから着るものにできたらいいなと思いながら。

クリス:袖から行くんだ!?袖からだんだん作って、全体を構築していく感じなんですね。

花譜:そうなったらいいなと思って。組曲でケンモチヒデフミさんとご一緒させいただいたんですが、それが『しゅげーハイ!!!』という曲なんで、私の手芸に夢中になっている様子をイメージして作ってくれたことがありました。

クリス:袖は完成したんですか?

花譜:あとちょっとで1袖完成します。


<バーチャルシンガーとしてのステージは?>

クリス:昨年は武道館ライブも行われましたが、武道館のステージはいかがでしたか?

花譜:そうですね。めちゃくちゃ大きかったですね。元々は実感が全然なかったんですが、いざステージに立って、みなさんがワーッ!っていってくれた時に、実感が湧きました。楽しかったです。

クリス:そして、来週はイノフェスにもご出演ということですが、理芽さんとのステージ、こちらはどんなものになりそうですか?

花譜:そうですね、理芽ちゃんは同じKAMITSUBAKI STUDIOという事務所に所属している仲間で、お互い声質に通づるものがあるということも言ってもらうんですが、一緒に歌っていて、やはり相性がいいなと自分でも思うくらいなので、そのフュージョンを感じてもらいたいです。

クリス:今後はどんな表現を目指していますか?

花譜:昨年の武道館では、初めて自分で作詞作曲した楽曲を披露したんですが、そんな風に、自分で制作もしていきたいですね。

クリス:ありがとうございます。イノフェス、楽しみにしていますので、頑張ってくださいね。



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