2023年10月01日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : くるり


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 今日は、”くるり”の岸田さん、佐藤さんが登場!

TOKIO HOT 100には、2018年9月30日以来、5年ぶりのご登場です。

<10/4には14thアルバム「感覚は道標」をリリース>
今回は結成当時のオリジナルメンバー3人が揃って制作。

クリス:このタイミングで、オリジナルメンバーで制作しようと思ったきっかけは?

佐藤:森さんと一緒に曲作りしたいねという話は少し前からしていて、そこでドキュメンタリー映画の話とかもあり、大々的に「ここで」というタイミングで出来た感じです。元々はアルバム全体を通して、3人で制作するつもりではなかったんですが、制作してゆくうちに「これやったらアルバム一枚作れそうやね」となれたので、結果的に”できた”という感じですね。笑

岸田:最近は割と私が曲作ってバンドに出してということが多かったんですが、元々は、森くん含めこの3人でスタジオに入って、遊んでるうちに新曲ができてたみたいな、そいういう感じで「東京」とか「ばらの花」とか出来たんで、そのやり方でまたやりたいねということで森くんを召喚しました。笑

クリス:なるほど、。どうですか久々に森くんを召喚して。笑

佐藤:よく「お互い変わらへんね」とは言うんですけど、昔はあまり話さなかったこととか、こういうことを考えてやっているとか、そいういうことを話せる時間があったので、この歳になって「へぇー」と思うこともありましたね。笑

クリス:そうなんですね。ドラムというとバンド・アンサンブルの要ですけど、久々にやってみていかがでしたか?変わってました?

佐藤:それでいうと、自分もそうなることあるんですけど、何かとハネたがるんですよね。ストレートなビートがあまり好きじゃなくて、、笑

岸田:ワンッ・ツッ・スリッ・フォッ(1.2.3.4)みたいな感じでね。

佐藤:少しクセをつける方が、森さんの中で気持ちよくて自然なビートになっていく、みたいな感覚で。
他の人の曲でも、例えばピアニストの方がピアノソロの楽曲を跳ねて弾いたりしたら喜ぶんですよ。そこで「そっかそういうのが好きな人やったよな」と改めて感じましたね。笑


クリス:このアルバムは伊豆にこもってレコーディングしたんですよね?

岸田:そうですね、同じもん食って同じとこで寝て、

クリス:期間的にはどれくらい?

岸田:もう去年の秋口から録り始めたんですけど、3泊4日でスタジオで行ってといのを、ちょこちょこ月に1・2回とか。合計したら30日くらいいたのかもしれないですね。

クリス:なるほど。くるりはこれまで森さんをはじめ様々なドラムスと組んで制作されて来たわけですが、ソングライティングってドラマーを意識したりします?

岸田:僕がデモを作って、バンドに渡すときは曲作りにはそんなに影響しないんですけど、もちろんドラマーさんの個性は出ますが、スタジオに入ってバンドで一緒に作る時はね、すごく影響が大きいですね。

クリス:それはやっぱり曲作りがジャムから始まるということですよね。

岸田:はい。まさに。もっくんは割とジャムが得意というか、僕らと「阿吽の呼吸」とまではいかなくとも、結構アイデアが出てきますね。

クリス:それに触発されて、こっちもどんどんアイディアが出てきて、ということですね。


<14thアルバム「感覚は道標」から一曲
「世界はこのまま変わらない」を番組で初オンエア!>

クリス:この曲はどんな曲?
岸田:今回のセッションで一番最初にあがった曲で、まぁ僕らがあまりやってないことやろうよ、ということでリフがあったり、ファンキーだったり、あとは「世の中に対して怒ってたりとか、そういうのもいいんじゃない?」と作った曲です。

クリス:今回、かなりロックしてますよね。

岸田:そうですね。まぁシンプルにバンドでジャムセッションから作ったんで、ギター・ベース・ドラム、という感じで、横ノリな感じで。

クリス:なるほどね、基本的にジャムで作っていって、それに肉付けしていくと。


<放送日の今日10/1は、J-WAVE開局記念日>

クリス:くるりはJ-WAVEでも番組を担当されていましたよね。その時の思い出とかってありますか?

岸田:深夜番組だったので、24時入りとかで打ち合わせしていた記憶がありますね。

佐藤:その当時は海外レコーディングとかもしていた時代だったので、海外まで付いて来ていただいて収録したりとかもありましたね。

クリス:当時はスゲェ潤沢でしたからね。笑、あとは僕、覚えてますよ「おてぃんてぃんボーイズ」!笑

岸田:あーありましたね。冒頭にね、全くのフリースタイルで「おてぃんてぃん」について色々と。。。笑

クリス:やってましたね、笑笑

佐藤:当時はまだ六本木ヒルズに来る前のJ-WAVEだったんですけど、そういう話をどこまでしていいのか分からなかったんですが、当時のディレクターさんに「そんなの話してみないとわからない」と言われて、そこからどんどんそういう発言を、J-WAVEで、させてもらいましたね、笑笑

クリス:深夜は極楽の時間ですからね、規制せずに思ったまんまで。笑


<10/13(金)映像作品「くるりのえいが」が公開>

クリス:これは14thアルバム「感覚は道標」の制作を追ったドキュメンタリー作品で、先日舞台挨拶もされたそうですが、いかがでしたか?

岸田:舞台挨拶、初めてやったんですけど、めちゃくちゃ緊張しました。野球の始球式やったときくらい緊張しました。笑

クリス:緊張しますよね。順序とかカタチがしっかりしてるから、ピシッ!という雰囲気がね。

佐藤:多分楽器持ってみなさんの前で曲を演奏するとかやったら、緊張しないと思うんですけど、「何も武器がない」みたいなかんじで緊張しましたね。笑

岸田:そうか、楽器持っていくか、今度から。

佐藤;なんか披露して、って言われるよ、笑

クリス:でもそうですよね。ミュージシャンは楽器持ってると落ち着きますよね。

岸田・佐藤:落ち着きますね。



<10/8、10/9には くるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会」が開催>

クリス:これは何回目ですか?

佐藤:17回目ですね。

クリス:17回目!?すごい。。。そして、これには森さんも参加されると。これはツインドラムですか?

佐藤:多分そういう形になるかと、思います。

クリス:さらに12月には「“感覚は道標“発売記念ツアー”ハードにキツヤなし無造作ハッピージェル」というツアーも東名阪で行われます。(東京は12/22(金)23(土)ZeppDiverCity)



クリス:ということで今日のゲストはくるりの岸田さん、佐藤さんでした。今後も素敵な音楽を聞かせてください。

岸田・佐藤:はい。ありがとうございました。




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