2017年04月30日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : MONDO GROSSO


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


14年ぶりの新曲を発表!MONDO GROSSOが登場!

クリス:大沢さんは頻繁にうちの持ち込みレコメンでオススメを紹介してもらっているんですが、今日は14年ぶりMONDO GROSSOとしての登場ということで、なんでそんなにスパンが空いたんですか?
大沢:明確な理由はなかったんですけど最後に出した時は前のレコード会社でSONYMUSICだったんですよ。avexに移ってなんとなく自分のDJのトラックを作るってことにシフトして、それからは個人名義を使うようになったんです。
クリス:MONDO GROSSOっていうのは打ち込みではなくっていうわけでなく、、、
大沢:というわけではないんです。やっぱり歴史があって、もともとはバンドから始まって、意識はしていないんですけどMONDO GROSSO特有のムードみたいなものが出てきて、変化もしつつここに至っているんですが。
クリス:そもそもMONDO GROSSOはどんなコンセプトで誕生したの?
大沢:もともとは京都でセッションバンドみたいな形で始まって、MONDOは世界でGROSSOは大きいという意味なんですけど、京都はその真逆ですごいミニマルでそんなところで大きい世界を思い描いて音楽を初めてるっていうのが皮肉で面白かったんですよ。なのでなんでも取り入れていこうっていう感じで。
クリス:セッションバンドってジャム系なの?
大沢:近かったですね!いろんな人がライブやるたびにメンバー変わったりとかしてましたし。

クリス:MONDO GROSSO6枚目のアルバム『何度でも新しく生まれる』がリリースになりますが直球ですね!
大沢:直球といえば直球ですね。
クリス:これにはどんな思いが?
大沢:アルバムを聴いていただければわかると思うんですけど、とにかくやったことないことをいっぱいやろうってことで、全曲日本語も新しいですし、タイトルに日本語をつけるのもアルバムとして初めてなので、そういった意味でやったことないこと全部やってみようってことですね。
クリス:今回はなんで日本語にこだわったの?
大沢:MONDO GROSSOが14年ぶりにやるって決まった時にいろんなことを考えたんですよ。本当は逃げに近いような形もあったんですけど、フィーチャリングボーカルはだいたいが外国語圏の方ばっかりだったので、日本の音楽シーン見回して日本語でちゃんとやってみたいなって思いがどんどん出てきて、悩んだあげく一曲目にできたのが日本語がはまると思って、だったら全部日本語でやるっていう新しい挑戦してみたいと思ったんですよね
クリス:参加ボーカリストの方は現状三人の方が発表されていますね。満島ひかりさん、bird、INO hidefumiさん。満島さんは女優として大活躍ですが元々はボーカリストですもんね。birdは以前からやっていましたもんね、INO hidefumiさんはどうですか?キーボードプレイヤーではないんだよね。
大沢:キーボードプレイヤーって認識があるかと思うんですが、藤原ヒロシさんのライブでご一緒した時に何曲かベース弾かせてもらったんですが、その時に彼が歌われていたんですよ、その時の声がすごい印象的でお願いしました。

クリス:「ラビリンス」は満島ひかりさんがボーカルで歌詞を東京スカパラダイスオーケストラの谷中さんが書いているんですよね。この曲はどんな感じで生まれたんですか?
大沢:日本語でポップな曲って感じると思うんですが、メロディーが一種類しかないんですよ基本的にずっと同じなんですよ。歌詞だけ変わっていってるっていうミニマルなコンセプトでポップスをやってみたいっていうところから始まって、グッとくる歌詞が欲しいってことで、以前から谷中さんとは一緒にやろうって話をしていたんですけどなかなか上がってこなくて、結構待ちましたね、何ヶ月単位で。この曲が出来上がってアルバム全曲を日本語にしようって決めました。
クリス:ループハウス系って気持ちいいじゃないですか。すごい地中海っぽいです。
大沢:すごいい表現です。
クリス:今回のNEWアルバムでサウンド面のテーマはあるんですか?
大沢:思いついたこと取り入れたりとか、頭で考えずに思いついた直感を採用するっていうことに徹したので割と散らかるかなって思ったんですけど、トータルで聞いてみたらそうでもないのかなって。
クリス:湧いてきたものを並べた感じだね。
大沢:いろんな人の直感とかも信用したりとか採用したりしているので面白いです。

クリス:アルバム『何度でも新しく生まれる』から「迷子のアストゥルナウタ」を抜け駆け先駆けOAしましたが、ボーカルは、INO hidefumiさんなんだよね。作詞は、THE BOOMの宮沢和史さんが書いていますが、アストゥルナウタは?
大沢:ポルトガル語で宇宙飛行士です。
クリス:なんでアストゥルナウタなんですか?
大沢:宮沢さんが気を利かして、タイトルに反映させたんじゃないかなって。
クリス:宮沢さんとは昔から?
大沢:まだちゃんとお会いしたことなくて、今回もお会いしたかったんですけど、会えませんでした。
クリス:INOさんは本来はキーボーディストですもんね。
大沢:今、自分のボーカルをフィーチャーしたアルバムを予定しているみたいでこれからもしかしたらガンガン歌われるかもしれません。
クリス:透明感のある感じで男性ボーカルでは珍しいですね。
大沢:ちょっと日本っぽくないですよね。

MONDO GROSSOの最新情報はオフィシャルサイトをチェック!



Photo Gallery

Guest : Asgeir


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


今年の夏フジロックにも登場!fromアイスランド Asgeir!

クリス:2014年3月以来、3年ぶりの登場なんですが、ビューアルバム『In The Silence』が大ヒットから早3年。その間も日本には結構来てるよね?来日した時は何してるの?
Asgeir:僕らはだいたい、そうだね、何個かお気に入りのレストランがあるので、そこにいったり、あとは渋谷とかも行くけど、でも僕らは落ち着いてリラックスするのが、好きだから、そんなにパーティだとかはしないんだ。
クリス:どんなレストランなの?
Asgeir:うん、寿司とかラーメンとか、焼肉。
クリス:順風満帆に見えますが、実は前作のヒットの後、故郷である、アイスランドのロイガルバッキに戻ったんだよね?レイキャビクはデカすぎた?
Asgeir:いや、大きすぎるってことはないよ。ただロイガルバッキの方がまだホームって感じがするし、家族も住んでるし育った場所だし。一度、数週間戻っただけだよ。
クリス:世界中から注目されて方向性がわからなくなったりしたの?
Asgeir:ファーストアルバムのツアーを3年間とかやってて疲れてしまって音楽に対する興味が一度薄れてしまったから、地元に帰って休息をとったんだ、それでまた音楽への気持ちが戻ったけどね。
クリス:有名になってロイガルバッキに戻って、町の人たちはどんな反応だった?
Asgeir:あんまり知らなかった人たちからも声をかけられるようになったよ、少しフレンドリーになった気がする。
クリス:親戚は増えたりした?
Asgeir:いや、それはないね。

クリス:世界に先駆けて2ndアルバム『Afterglow』が日本でリリースになったけど、これはどんな意味があるの?
Asgeir:このタイトルは、明るい光、輝きというか、自然の中で太陽が沈んだあとの残り日というか、自然を象徴した意味合いなんだ、歌詞の世界も自然と密接なものだし。
クリス:これはパーソナルなアルバムなの?
Asgeir:いや思い出とかではないけど、曲を作っている間は、音楽への興味が薄れていた時期を乗り越えての明るさみたいなものかな。「Stardust」はその中でも一番POPな曲だし、オープニングのギターのリフからどんどん進化して誕生した曲なんだよ。

クリス:今回のアルバムは、エレクトロに振り切った感じがするけど、どうして?
Asgeir:ファーストアルバムをリリースしてから自分のスタイルが進化していって、1枚目のポストプロの作業が面白くて、今回はファーストアルバムの焼き直しをやるより、新たなことを試みたかったし、音楽へのモチベーションが下がっていたものを掻き立てる刺激にもなったから、こういうサウンドになったんだと思う。
クリス:曲作りはギターで作るの、それともコンピュータを使って?
Asgeir:今回打ち込みでも曲を作ってみたけど、でもメインはピアノとかアコギだね。

クリス:ヨーロッパ&UKツアーの後にはフジロックで日本に来ますね。2度目のフジロックはどんなライブにしたい?
Asgeir:アルバムもできたし、曲も増えたというのもあるけど、前作とは違ったサウンドが聴けると思うよ。ライブセットも変えるしね。ステージの演出もライティングだったり、違ったものになると思うよ。
クリス:今回、何人ステージに立つの?
Asgeir:5人かな。

番組恒例★ピンポンボックス 

◎初めて見たライブは誰のライブ?
Asgeir:地元で見たブルースギターコンサートだね。8歳とかかな。
クリス:小さいことからブルースギターが好きな子だったの?
Asgeir:うん、好きだったよ。その時来たギタープレイヤーが大好きだったんだ。

◎今年チャレンジしてみたいことは?
クリス:わかんないけど、トロンボーンとか?
Asgeir:トロンボーンは習ってみたいね(笑)。あとはサメと一緒に泳いでみたいな。
クリス:なんでそんなことしたいの?
Asgeir:わかんないけど、ただ楽しそうだなって。
クリス:ケージに入ってだよね?
Asgeir:もちろん。

Asgeirの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery