2016年12月11日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Aimer


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その独特の歌声に、ONE OK ROCKのTakaやRADWINPSの野田洋次郎が楽曲提供するAimerが初登場!

クリス:9月にリリースされた、最新アルバム「daydream」がすごい評判がいいですよね、アルバムには、RADWIMPSの野田洋次郎、ONE OK ROCKのTaka、andropの内澤くん、凛として時雨しぐれのTK、スキマスイッチ、阿部真央さんなどなど、そうそうたるアーティストが参加していましたが、すごいですね!
Aimer:嬉しいですね。
クリス:これはなんのおかげですか?
Aimer:たくさんのきっかけが重なって、結果的に並べてみると本当に錚々たるメンバーっていう。
クリス:Aimerさん、歌声と同じ声ですね、歌手の人って基本的に歌声と声が違う人が多いけど、でもAimerさんは普通に喋っていても倍音が効いているような感じ。でも一度喉に問題があったの?
Aimer:もともと喉が強い方ではなくて、一番最初のきっかけになったのが、15歳の時に歌いすぎて、声帯を傷つけてしまって、その時に、手術か沈黙療法でしばらくの間しゃべらずに治すかどちらかになって、沈黙療法を選んで。
クリス:それどのぐらい沈黙してたの?
Aimer:半年くらい。
クリス:辛くない?何が一番辛かった?
Aimer:辛かったですね。コミュニケーションをとることが億劫になってしまって、ジェスチャーがへたくそで(笑)。筆談もボードを持って歩いてたんですけど、だんだんと大変になって。
クリス:事情をわからない人に出会った時に大変だよね。
Aimer:一応、電波で説明してまわりはわかってくれていたんですけど、でも声がないのはすごく大変なんだなって。
クリス:じゃあその半年間で歌に対する考え方も変わったんじゃないですか?
Aimer:すごい変わりました。声が出るってことがこれだけ自分にとって大事なんだなっていうのを改めて思いましたね。
クリス:最初に喉をやっちゃったのは、やっぱり歌いすぎちゃったの?
Aimer:そうですね、今も喉のケアも難しくて、その時の声帯の傷が治ってない分、普通より全然閉じてないというか、なので割とすぐに喉を壊したりしがちで、今もセンシティブにならないと。
クリス:でもその繊細な部分が歌い方にも出てるんでしょうね。すごく丁寧に噛みしめて歌ってるっていうのは、色んなことが絡んでるんですよね。
Aimer:そうですね、やっぱり声を褒めていただくことが多いので、この声を少しでも長持ちさせて歌いたいなっていう思いが強いので、トレーニングとかも丹念にやってます。
クリス:自分の楽器である声が一回壊れてそれを修復して、そこで出来上がった声だもんね。それを考えると、すごいよね。一回壊れた部分が味だったり良さを生むっていうのは、あなたの歌は人生ですね!
Aimer:本当に、あの時手術をして完全に取り除いちゃっていたらどうなっていたんだろうって思うんですけど、その時の傷をそのままにして、今の自分の声があるんだなって思うと、今回のコラボも一つ一つの出会いが、運命みたいにこうなったので、そういうのを大事にしたいなと思いますね。

クリス:NEWシングルの『茜さす / everlasting snow』は作詞をAimerさんがされてますが、歌詞が誕生するのはどんな時なんですか?
Aimer:歌詞を書くのは、いつも曲を頂いてからなので、その時に普段書き留めているものから拝借したりして、そこからストーリーを作っていくことが多いですね。
クリス:Aimerさんは普段どんな音楽を聴いているんですか?
Aimer:幅広く邦楽も洋楽も最新のものからチェックして、毎週聴きます。
クリス:音楽のルーツっていうとどういうアーティストなの?
Aimer:父がもともとバンドでベースをやっていて、小さい頃からJAZZとかBLUESが家でかかっていたり、赤ちゃんの頃からBLUESのライブハウスとかに行っていたりもしたので。今の自分の歌い方がピッチをとるときにフラットすることが多くて、そういうのは、もともと聞いていたBLUESから来ているのかなって思ったり。シャープしないで下がることが多いので、それはBLUESを聞いていたからなのかなって思ってます。
クリス:自分の影響って意識するものと無意識のものがりますもんね。
Aimer:最近向き合ってきて、そういう部分があるのかなって思いましたね。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎好きな擬音語は?
Aimer:じゃーん?
クリス:言いますたまに?
Aimer:わかんないです(笑)。何かを見せびらかしたい時に言うかもしれないです。
クリス:Aimerさん流の「じゃーん」ってなんかいいですね。

◎音楽以外の特技は?
Aimer:人の声をすぐ覚えられること。
クリス:声を覚えられる?
Aimer:声優さんとか、聞いたことがある声は、すぐ当てられます。
クリス:声優さんだとキャラで変わるけど、それも聞き分けらえるんだね?
Aimer:やっぱり声が好きでよく聴いてるので、曲とかも声ですぐわかることが多いです。

◎自慢のお宝は?
Aimer:ファンの方からプレゼントを頂くんですが、最近嬉しかったのは、寄せ書きとか、香港のみなさんから横断幕が届いたりして。
クリス:へぇー香港。
Aimer:海外の方もよくワンマンライブに来てくださって。
クリス:じゃあ今度は、香港で垂れ幕を送ってくれた人たちの前で歌いたいですよね。
Aimer:はい、楽しみにしています。

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Guest : yahyel


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今大注目のバンドyahyelが初登場!

クリス:大注目のyahyelですが自分たちの音楽はどういう風に形容しますか?
池貝:ジェイムス・ブレイクのシーンを意識していたと思います。
クリス:この間METAFIVEのオープニングアクトを務めましたがどうでした?
池貝:僕らはYMOの大ファンなのですごかったです。
篠田:YMOのTシャツ持って行ったりしてきゃっきゃしていました。
クリス:結構そりは合うんじゃないですか?
池貝:話してくれて、今の音楽シーンとか、でもちょっと違う目線を持てるステータスを持っている人たちなので、向き合い方がすごく面白かったですし、そもそも参加しているプロジェクト自体がすごいので。
クリス:ともかくあのスタイルでいったらトップクラスの連中だね。LEOくんもいい味出してますし、砂原さんもすごいし、TEIさんもいたり。
池貝:すごいです。
クリス:yahyelの結成の経緯は?
篠田:僕が二人を引き合わせたところから始まって。二人とも音楽やりたいと言っていたので、聴いてもらってわかるように池貝がこういうボーカル歌えて、一方で杉本が今っぽいトラック作れる能力を持っていたので引き合わせて三人でやったら面白いなって思ってスタートしました。
クリス;池貝くんはyahyelやる前はどうだったの?
池貝:ブルースが好きだったのでデルタ・ブルースを聴いていました。ロバート・ジョンソンとか聴いていましたしその流れでトム・ウェイツとかも聴いていてソングライティングはそこから。
クリス:楽器は?バンドでやっていたの?
池貝:一人でやっていました。その時からDTMでやっていたので。
クリス:ギターを弾きながらとかではなく?
池貝:ギターも弾いていましたよ。それを多重録音してやっていましたね。
クリス:トム・ウェイツもアバンギャルドというか、ジェイムス・ブレイクだってブルースのバックグラウンドありますもんね。篠田さんは?
篠田:yahyelやる前はインディーロックバンドをやっていたんですけど、僕は結構オタク気質でなんでも聴くタイプなんですけど、特に興味があったのがポストロックとかニュー・ウェーヴみたいなもの、コンセプトを作ってコンセプチュアルみたいな音楽を聴いていました。
クリス:楽器は鍵盤?
篠田:ベース弾いていました。
クリス:杉本さんは何やっていたの?
杉本:別なバンドでボーカル&ギターを担当していました。
クリス:本当!?みんな弦楽器弾くのに、誰も弦楽器いないね。弦楽器弾いていたのに今回は誰も弾いていないもんね。
池貝:日本におけるバンドって弦楽器みたいなとこがフォーマットとしてある気がしていて、でもそれじゃなくてもいいと思いますし、今のシーンで弦がない音楽がオンタイムで流れたってこともその脈絡も踏みたかったのもあります。
クリス:杉本君がメロディーを弾いて、篠田君が音を出す、池貝君は歌うっていうことですもんね。
池貝:そうですね。
クリス:でもみんなサウンド的には共通しているのかな?
池貝:このプロジェクトにおける、この音楽って大事だよねってところは抑えていると思いますし、みんないろんな音楽を聴いていて、どっちかっていうと戦略的にこの音出したほうがいいとかこの音楽やったほうがいいってことは話はするので共有はしています。
篠田:yahyelでアウトプットするならこういうのっていうのは共有できてるね。

クリス:yahyelですがNEWアルバム『Flesh and Blood』をリリースしましたがどんなメッセージが?
池貝:血肉って意味なんですけど、最後の曲の「Why」の歌詞から抜き出したタイトルなんですけど、人だからしょうがないじゃんみたいな感情ってなんかどうしようもない悲しい感じしません?人間だからしょうがないって言い訳はこの国ではまかり通ってしまうような気がするんですけど、そういう部分とちゃんと向き合おうよっていう部分というか、生々しく物事を描写するってことをこのアルバムをとうして行われている気がして。
クリス:その部分で全体的にサウンド的に一つ言えるのはyahyelの音ってクールじゃないですか、どちらかっていうと心拍数が上がるんじゃなくて下げている部分があってそこで『Flesh and Blood』ってタイトルがあっていますね。
池貝:そのテンションなのにちゃんと物事が言えるっていうか、対話みたいな形になる、ある種の皮肉性というか二面性みたいな。
篠田:対局な静かな怒りの方がブチ切れているあからさまな怒りよりメッセージとして強いと思います。

クリス:yahyelの曲の制作過程は?
池貝:基本的に今の形は僕がデモを持ってきて、それこそギターの弾き語りのときもありますし最近はパソコンで作った音源を彼らに投げる感じなんですけどその中で話し合いの方が長いんですよね手を動かしている時間よりもこういう音を入れたほうがいいとか、こういうテーマ性とか本とか映画の話しみたいなことをずっと話し合ってここで何周もしながら結果的に曲になります。
クリス:本とか映画の話して通じるっていいですね。みんな共通の思考性が似ていないとできないですもんね。
杉本:マトリックスとかAKIRAとか。
クリス:すごいムードとかを大事にしているんですね。音がそこで構築されるってことは、曲よりそこだもんね。
篠田:歌いたい情景から逆算してみたいなことですね。
クリス:今年一月にはロンドンにあるインディーレーベルのラフ・トレードでのインストライブを含む全5ヶ所を周るヨーロッパツアーを行いましたがどうでした?
杉本:僕らが行きたくて行ったのですごく楽しかったんですけど答え合わせでした。
篠田:自分たちの頭の中でこうやったらあっちの人にも聞いてもらえるかもしれないって思い描いていたものをあっちでやってみたらやっぱり受けが良くて間違ってなかったなって確認にはなりました、ビジネスとしてツアー自体がなりたったわけではなかったんですけど、熱量は届きそうだなって。
杉本:オーディエンスの熱も感じれてすごい身体的に聴いてくれるので間違ってないなかったです。
クリス:聞いてくれる人は世界って意識はあるの?
池貝:もともとイギリスのシーン自体が影響受けていて、やっぱり耳が肥えているんですよね。そういう音楽に関する感度が高いのでそういう人たちに届いた、ラフ・トレードってそういう人たちが集まるところなのでそこでいい反応もらえたのは良かったです。

番組恒例★ピンポンボックス

◎大好物は?
篠田:馬肉とかじゃないの?
池貝:生肉が好きですね。
クリス:桜肉?
池貝:大好きです。
クリス:ユッケとか。
池貝:馬刺しとか。

◎モノマネお願いします。
篠田:ドナルドダックやります。「グァッグァー」
クリス:すごいいいじゃん!
池貝:よく持っていたね知らなかったわ!
クリス:披露したことないの?
篠田:こんな話しないので。

◎音楽以外の特技は?
杉本:本当に音楽以外にないです。
池貝:そうだよね。
篠田:お菓子とかいっぱい食べれるじゃん。
杉本:それ特技?趣味でしょ!
クリス:どんなお菓子好き?
杉本:ゴールドフィッシュっていうアメリカのお菓子が好きです。
クリス:ちなみにお酒は飲めない?
杉本:お酒は飲めないですね。

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