2016年11月20日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : RADWIMPS


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NEWアルバム『人間開花』をリリース!
RADWIMPSが登場!

クリス:ラッドといえば映画『君の名は。』が大ヒットして社会現象ですよね。
野田:どっからが社会現象なんだろうね?
クリス:自分たちの中でどう?ビックヒットムビーに携わるって。
野田:当初の予定とはだいぶかけ離れているよね。新海さんはインディペンデントな映画を作る印象があったし最初お話をもらった時、東宝とやるってことでちょっとステップアップするって話だったんですよ。でもインディペンデントな映画を作ろうって空気ではあったので、ちょっとよくわかってない感じがありました。脚本読んだ時にストーリーがだいぶ難しいな入り組んでるなって思って、脚本の段階では桑もなんだかわかってなかったもんね。
桑原:入れ替わるんだねってくらいです。
野田:そういう印象だったので想像を超えてます。
クリス:逆に難解だからこそリピーターがすごく多いというか、2回3回が当たり前になっているのがロングヒットの秘訣なんでしょうね。
野田:嬉しいですね。
クリス:これまでRADWIMPS全曲野田くんが作詞作曲してきたんですが、『君の名は。』のサントラでは桑原さん、武田さんも一緒にやってきたんですよね。
桑原:いろいろ初めての経験が多すぎてちょっと戸惑ったこともあるんですけど楽しくできたかなと、僕はもともとアニメが好きでアニメ音楽も良く聴くのでそこに携われたことは楽しかったしうれしかったです。
クリス:声優にもチャレンジしたんだよね桑原くんと武田くんが。
武田:そうですね。
クリス:やってみてどうでした?
桑原:僕こんな滑舌なんでだいぶ監督さんを困らせてしまいまして。
野田:エンドロールにも声優のところに二人の名前を載せていただいて。
クリス:見た瞬間どうでした?
桑原:よっしゃって感じです!
野田:二年前に話をもらってから一年半くらいずっと「監督に声優やりたいって言ってくれないかな洋次郎」って僕に言い続けてきたんですよ。自分から言えばいいじゃんって言ったんですけど勇気がないって、結局今年の春ぐらいに俺がお願いして実現しました。
クリス:野田くんはやらないの?
野田:やらなかったです。
クリス:なんで?
野田:プロの世界でやってる人達の領域に踏み込む勇気がないっていうか、結構真面目に考えてしまって軽くやる感じはヤダみたいな思いになってしまって、逆に桑すげーなって。
クリス:桑原くんと武田くんはいい機会だからみたいな。
武田:僕はなんか決まっていたんですよ。特にやりたいとか言わなかったんですけどなぜか桑原の付き添いで勝手に決まってて。
クリス:もれなく付いてきたみたいな。
武田:スケジュールに入っていてびっくりしました。
クリス:出来上がりどうでした?
武田:すごく馴染んでいてわかんないと思います!
クリス:自然なやつってアニメだとスッキリ行きますよね。いいなと思うシーンは自然でリアリティがある気がします。

クリス:RADWIMPS自身の新作『人間開花』がリリースされますけど、すごいタイトルですね。どんな思いが込められていますか?
武田:アルバムの曲が全部決まってからタイトルをつけたんですけど、開いていこうとか特に意識はしていなかったんですけど、全部揃って曲順も決めてみたらすごい開いたアルバムになっていて、洋次郎がタイトルを何個か候補を考えてくれてみんなにメールして満場一致で『人間開花』がいいということになって僕たちも納得いっているタイトルです。
クリス:『君の名は。』のサントラと近い時期に出ていますが同時進行していたの?
野田:重なった時期もありましたね。三年前から作っていた曲も入っているし『君の名は。』の後に作った曲も入っているし三年間制作は続けていたって感じですね。
クリス:どんな気持ちで作ったんですか?サントラは頼まれて作ったんですもんね。
野田:監督のジャッジなのでこんないい曲を使わないんですか?みたいなこともあったしだから良いも悪いもそこで溜まったフラストレーションを『人間開花』で開放しています。
桑原:『君の名は。』で使う予定だった曲も『人間開花』に入っていたりするので影響は受けています。

クリス:今回のアルバムは『君の名は。』のサントラからの余韻みたいなものを感じながら何曲かできたんですか?
野田:ありますね。特に「光」は劇中で「前前前世」が流れるシーンがあるんですけど、この「光」と最後まで迷って新海さんと話して、わざわざ映像に当てて「もうわからないから野田さん決めてください」って言われて「前前前世」にしたんですけど。「光」は『君の名は。』の世界そのまま引き継いでます。
クリス:なんで「前前前世」にしたんですか?
野田:どっちが単体で成立する曲かなって考えた時に「光」は単体でも輝ける曲だと思って、「前前前世」は映画と一緒にいなかったら出すことがないだろうなって思って。
クリス:「前前前世」は映画があって開花するみたいな感じなのかな?
野田:後、監督が振り切れた言葉が欲しいと言っていたのでより強い言葉を選ぼうと思って。

クリス:野田くんはRADWIMPS以外にもillionとしても活動していますし後はAimerの「蝶々結び」など他のアーティストに楽曲を提供したり色々コラボしていますね!
野田:ここ二、三年ぐらいいろんなことをやらせてもらってます。
クリス:今は色々試してみたい時期なんですかね?
野田:自分の中でこの人に自分の何かを足したらもっと素晴らしいものになるかもとか、必要とされてそれが面白くなるんならなんでも自分のものを分けたいし、昔は大事に大事にやってきた気がして今は使い切りたいってモードなんですよね。
クリス:今まではアウトプットを管理していた部分があるけど今は自由にってことなのかな?
野田:ほんとにいつ終わっちゃうかわからないなって気持ちが強くて、やりたいことの半分も出来ずに一年が終わってしまうのでやりたいことが追いつかないのでだったらやるしかないって思って。
クリス:桑原くんも武田くんもその辺りは感じますか?
桑原:感じます。洋次郎働きすぎじゃねって思うくらいずっと何かを作っていて、その後ろ姿を見ているとこっちも勇気をもらって俺も頑張ろうって思いました。
クリス:大変でも精神的には楽かもしれないですよ。
野田:そうですね。やらない後悔は一生残るので、、あと10年間やってきて自信もある程度持っていると思うんですよ。自分の持っているものもちゃんと認められるようになったので今だからって感じはあります。

番組恒例★ピンポンボックス

◎タイムマシーンがあったら?
野田:30年前の東京で親父に会ってみたいです。
クリス:自分は誕生したばっか?
野田:そうですね。ちょうど親父が俺と同じ年ですね。
クリス:何を体験したい?
野田:親父がどんな感じか見てみたいです。親父は本当に怖くて何でこんな怖くなったか見てみたいです。

◎自分の前世は?
桑原:たぶんずるいお百姓さんてきな癒着している感じの。
クリス:ずるいお百姓さん!
桑原:長いものに巻かれているような。
野田:「前前前世」のPVを撮ったんですけど前世の役で百姓をやったんですよ。桑原はふくよかなので絶対年貢納めていないじゃんみたいな話をしていて。桑は食いっぱぐれない自信があるね。
クリス:なんで?
野田:上手なんですよね。バンドやるって高校やめた時も「洋次郎の曲で食ってくから。」って高二なんですけど言ってきてそれを真っ直ぐな目で言ってくるから大学行っても桑原とやろうかなって思いました。
クリス:紳士なコバンザメ。

◎大好物は?
武田:ホタルイカ!
クリス:即答ですね!
武田:大好きで毎年春が楽しみなんですよね。
クリス:春が収穫どきなんですか?
武田:生で食べられるのが春なので。

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