NEWシングル「深呼吸」をリリース！
ハナレグミが登場！

クリス：だんだん普通になってるね。
ハナレグミ：前回アフロでしたもんね！
クリス：前回アフロでその前チェンマイだっけ？
ハナレグミ：そうですね！ちょっと軽いパーマかけていたんですよ。
クリス：かなりエスニックな赤道な感じな東南アジアになったりとか！
ハナレグミ：髪型変えると人も変わりますね！
クリス：遺跡巡りしているといそうな感じな容姿から渋谷にいそうな感じになりましたよね！
ハナレグミ：J-WAVE的に言うとSuchmos的な感じですね！
クリス：どうなんですかね。ソイルな感じもしますしスカパラな感じも。それでどうしたの？心境の変化？
ハナレグミ：アフロにしていたんですけど手入れがちょっと大変でしんどいなって思って、それとライジングサン出た時に、僕といけちゃんとモビーとたまたま楽屋にいたらつのだひろさん横通って「お前たちいい髪型してんな〜だけどやめどき考えろよ」って言われたんですよ。それが自分に刺さっちゃって、ちょっとやめどき考えないとなって思って！
クリス：つのだひろさんもずっとアフロだったもんね。今違うでしょ！
ハナレグミ：違いますね。
クリス：つい先日、僕の番組OTOAJITOにもつのださん来ていただいて、今は普通ですもんね！逆に永積くんの場合、普通の方がもっと異彩を放っていて、エスニックなワールドな感じがイメージだからこの普通の容姿が逆に違和感があってちょっとそわそわする。
ハナレグミ：そうですか！？
クリス：なんかそわそわする！なんか普通なんだよ。いつもだとやっぱエスニックなんだよね〜感じで香辛料の匂い漂わせてる感じだけど。
ハナレグミ：三、四年ぐらいそれしていたので、一回普通に戻ってみようかなって！
クリス：髪型とか変えてみてどう？
ハナレグミ：やっぱりフットワーク軽くなります！なんか気持ちの上でも！
クリス：人格もちょっと違う感じがするもん！
ハナレグミ：なんか軽いっていうか。
クリス：わかる。３％から５％くらい以前と違うもん。
ハナレグミ：本当ですか！何が違うんだろう。
クリス：ちょっとミステリアスでエキゾチックな感じがあって、言葉も何かエキゾチックな感じがしていてちょっとゆったりまったり噛み締めて喋っている感じがしていたんですけど、今は、普通に喋っている感じがするもん。
ハナレグミ：そうですか！
クリス：そしてジャケットがすごいじゃん！
ハナレグミ：今回自分で描いたんですけど。
クリス：自分の顔だけど、したじは写真？
ハナレグミ：これようで写真を撮ってそれを自分で見ながら描きました！
クリス：これどれくらいかかったの？
ハナレグミ：九時間くらいですかね！いっきに描きました。
クリス：これ何考えてんの？
ハナレグミ：自分の顔ってこんな感じなんだってまず思いますよね。あと結構写真が角質が見えるくらいまで焼いてもらったんで見えるものを描くって感じで描いていたんで角質とおしゃべりって感じでしたね！
クリス：無我の境地というかそんな感じ？
ハナレグミ：いや、なんていうんでしょうか、気持ち良くなっちゃうんですよね。なんかイっちゃいますね。
クリス：なんか、お寺とか行くとあるもんね、ひたすら書くみたいな。それに近いものがあるね。
ハナレグミ：そうかもしれないですね。
クリス：あとは、どんどん色を入れていく作業もあったりとか結構集中できるんだね。
ハナレグミ：すごい自分は、はまっていますね！
クリス：俺も中学高校の時はよく点描やってたよ！当時、サンタナの１stアルバムとかに点描があってずっと授業中点描していたよね！
ハナレグミ：授業中にですか！？
クリス：無我夢中で点描やってたよ！
ハナレグミ：やばいっすね！
クリス：無我の境地に陥っていましたね！
ハナレグミ：まじっすか。
クリス：でもいい感じだよね独特でレトロな感じがするんだけど何だろうね。
ハナレグミ：今見てもらっているのが、水色の帽子と黄色っていうこの色合わせもちょっとナインティーズな感じもあるのかな？
クリス：そうかもしれないね。ちょっとパステルな点描で顔の部分だけモノクロなんだけど帽子とメガネがちょっとパステルな感じですけど、これの色違いもあるんだよね？
ハナレグミ：そうですね。これは、初回盤なんですけど、通常盤は黄色の方です。初回盤の方にはライブ音源が入っているんですよ！今年の春までやってたツアーから３曲入っています！
クリス：それがブルーの帽子と黄色いメガネのバージョンですね！

クリス：シングルタイトルが「深呼吸」ですけど新曲が”海街diary”をやっていた是枝監督の”海よりもまだ深く”のエンディングテーマですけど是枝監督のご指名だったんだよね！前から付き合いとかはあったんですか？
ハナレグミ：以前、”エンディングノート”って映画をやらせてもらったんですけど、その時の監督がプロデュースされていてその時初めてお会いしたっていうのが最初ですね！四年とか五年くらい前ですね！

クリス：是枝監督は「深呼吸」のメロディーラインを一度聞いただけで体が震えるほど感動しました。映画では描かれていない主人公の過去や未来も感じさせてくれる名曲でこの歌で映画が締めくくれることを本当に嬉しく思っていますと監督も大絶賛とすごいですね！
ハナレグミ：本当に嬉しいですね！お話いただいたときには本編の映像が出来上がっていて、劇中の音楽もやったんで、何度も何度も映画を見て今回の映画ってどこにでもきっと起こるであろう家族の話なんですけど、見ていて自分の時間と重ねることが多い映画だと思うんですよ。歌詞は監督の映画に込めた部分とそれを見て自分の重なった部分を言葉にした感じです。
クリス：サントラもやったんだよね！
ハナレグミ：そうですね。
クリス：インストも担当したということでどうですか？劇中音楽とかって前にもやったことあるの？
ハナレグミ：竹中直人さんの”サヨナラCOLOR”って映画と先ほど触れた”エンディングノート”でもサントラをやりました！今までは、エンディング曲なんかでいうとあった曲を映画でつかってもらってたんですけど今回は映画用で書き下ろしたりとか、新鮮な感覚が今までの映画とはまた違いました！
クリス：これは監督から注文があったの？それとも自分の見た感じの感性？
ハナレグミ：監督にどんな音付けた方がいいですかって質問したんですけど、監督は見て感じたままに音をつけてくださいっておっしゃっていたのでその言葉に乗っかってやりましたね！
クリス：監督と呼吸が合うんでしょうね！
ハナレグミ：でも、そう思いましたね。なんかやらせてもらって自分の書くメロディーとか間みたいな物とかも一緒だったし、あと今回の映画って本当住んでた団地とかを実際に使っていたりとか監督の時間と重ねてる部分もあるんですんよ。僕も東京の西側の人間で監督の描いている土地っていうのが西側なんでどっか似ている部分があって、多摩なんですけど東京の西側ってこうゆう時間なのかなっていうのを客観的に見るような部分があって、だから僕の中にヒントがいっぱいありましたね。
クリス：相性ってありますもんね。音楽っていうのは映像じゃない部分で感情見たいな部分をまとめるものだからね！
ハナレグミ：そうですね！

番組恒例★ピンポンボックス

◎ステージの失敗談やハプニングは？
ハナレグミ：歌詞飛んだりとか全然ありますよ！
クリス：お客さんにバレたりする？
ハナレグミ：自分が飛んでしまったことにびっくりするんですよ。ほんとひどい時は、ステージ上で倒れることもありますね。そのまま無理だーって。
クリス：もう一回やるの？
ハナレグミ：そうですね、仕切り直してもう一回同じところで間違えたりしますね。
クリス：それでもう一回やるの。
ハナレグミ：途中からやった時もありましたね！
クリス：それは許されたの？
ハナレグミ：許されたんですよ！
クリス：みなさん頭の中で編集してくださいと！
ハナレグミ：そうですね、つなげてくださいって感じですね！

◎自分にとってのアイドル、ヒーローは誰？
ハナレグミ：ボブ・マーリーですかね！やっぱ声とか容姿もそうだし、やっぱあの当時のジャマイカとかいろんなものがかっこいいですね！リズムとかアルバムでたまにレゲエみたいなのを取り入れたりするけど、やっぱりテンポとか自分にあってる感じがするんですよね！レゲエの入り口はボブ・マーリーですね！
クリス：初めてボブ・マーリーを知ったのはいつだったの？
ハナレグミ：高校一年ですね。
クリス：その前から音楽はやってた？
ハナレグミ：音楽はやっていなかったですね、カラオケに行くくらいですね。
クリス：それまで楽器はやらなかったの？
ハナレグミ：やってませんでしたね！高校一年の時に友達がギター弾いてるの見てやりたいなって思って！
クリス：高校生から始めたんだ。
ハナレグミ：そうですね、高校一年か二年くらいですね。
クリス：そっから始まったんですね！ボブがきっかけと言っても過言ではないですね！
ハナレグミ：歌っていてかっこいいこの人みたいになりたいなって思ったのはそこですね！
クリス：ボブ・マーリーの前はカラオケで何歌っていたの？
ハナレグミ：親が聞いていたフォークソングですね、井上陽水さんとかビリーバンバンとかそういうのが大好きですね。
クリス：ボブ・マーリーと井上陽水さんとビリーバンバン聞いてなんとなくハナレグミの輪郭ができましたね！
ハナレグミ：ほんとそこなんですよ！
クリス：わかる気がする！

ハナレグミの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック！