2016年02月21日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : BUMP OF CHICKEN


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今年、結成20周年を迎えるBUMP OF CHICKENが、
約5年4ヶ月ぶりメンバー揃って登場!

クリス:どうでしたかこの5年間は?
藤原:バンドしてはツアーが多かったです。ライブいっぱいやったよね?
直井:あとアルバムとかベスト盤をださせてもらったりとか。
増川:なんやかんやずっとやってた感じですかね。

クリス:今年バンド結成20周年ですが、みんないくつになったんですか?
増川:みんな一緒なんで36歳ですね。
クリス:じゃあ16歳の時から。始めた頃から今を振り返ると立派になったなぁと?
直井:当時はもっと立派になってると思ってました。もっと理解力があってなんでも素直にポンポンポンって、どんなジャンルでも演奏できてるんだろうなって思ってたんですけど、今も必死でやってますね。余裕全然ない!
クリス:でもみんな幼馴染だからバンドはバンプだけ?
藤原:初めて組んだバンドがずっと続いてる感じですね。
クリス:楽器の振り分けもその時に決まったの?
直井:升くんはドラムを拾ってドラムを、僕は個人的にベースを買っていたからベース。藤原くんは歌がうまかったからボーカル。そして藤原くんのエレキを隠してた家が増川くんの家っていう。
クリス:なんで隠してたの?
藤原:母親に受験が終わるまでギター買っちゃだめって言われてたんですけど、どうしても欲しくてお小遣い貯めて内緒で買っちゃったんですよ。でも家に置いておけなかったから、増川くんに預かっておいてってお願いして。
直井:そんな4人です。
クリス:増川くんはそれでギターを?
増川:そうです、家にあるので、ついつい触ってて、教えてもらったり一緒に弾いたりで、なんとなくギターです(笑)。

クリス:バンドとしては4人いるけど一つだよね、運命共同体みたいな。20年間一緒にやってると阿吽の呼吸とかすごいんじゃないですか?
直井:なんか、四苦八苦してますね。音探しとかもスムーズにできてるのかなと思いきや今もちゃんと話し合いながら、一歩一歩、丁寧にやってます。
藤原:やればやるほど、もともと仲良い友達同士で始めたけど、友達の絆みないなものに甘えちゃいけない、みたいな。コミュニケーションちゃんととっていこうね、という風になっていますね。

クリス:仲はいい?
直井:いいって言わざるおえないですね。1月に4人で温泉旅行行ったり、去年もクリスマスは一緒に過ごしたり。バンドとして過ごしてる期間が長いと、BUMP OF CHICKENとしている4人になってしまって、友達としている時間がなくなっちゃうんですよ。仕事では一緒にいるけど、プライベートでは会わないみたいになっちゃうので、そういう友達だけの時間も作るようにしてますね。
藤原:4人でどっか遊びにいこうぜ!って頑張って遊んだよね?
直井:下手すると仕事の話しかしなくなっちゃうじゃないですか?そうすると音楽にもいい影響にならないんじゃないかなと。

クリス:紅白歌合戦にも出て順風満帆ですが、今月通算8枚目のNEWアルバム『Butterflies』をリリースされましたが、今回は打ち込みをサウンドになってますが、それはどういう展開だったんですか?
藤原:僕、曲の方向性を固めるためにまず打ち込みとかで曲を作るんですけど、その打ち込みは、打ち込みの音でやりたい訳ではなくて、それを受け取ったメンバーが、このパートがアレンジを3人でまとめて。
升:先に手法ありきじゃなくて、その曲がどういうサウンドを欲しているのかを考えて、その結果、打ち込みなのか生で録るのかっていうのを、最近はいろんな選択肢が増えてきたので、そこからベストなものを常に選んでいる感じですね。

クリス:今回のアルバムの聴きどころは?
藤原:制作期間中はライブが多くて、お客さんと会ってお客さんと音楽を真ん中にして盛り上がる機会が何度かあったんですけど、その影響が自分の制作にあって、エネルギーももらったし、音を聞いて盛り上がってるお客さんのリアクションがずっと心にあるので、この新しい曲聴いたらみんなどんな反応してくれるかな?とか、この音を早くみんなに届けたいなという思いがいつも以上にすごくあったので、そういう思いがいっぱい詰まったアルバムだと思いますね。
直井:今回本当にレパートリーが豊かでブルーグラスとかアイリッシュとかカントリーっぽいグルーヴだったり、西海岸風だったりサザンロックみたいな跳ねるグルーヴもありますし、「Butterfly」みたいな機械的なスウィングのグルーヴもありますし、色んなグルーヴを楽しんで欲しいなと思います。
クリス:今作は今までで一番新境地って感じ?
直井:今までで一番話し合って濃密に作ったアルバムで、今までで一番シンプル。
増川:今回新録のものに関してはすごく短い期間だったんですけど、6曲を全部1〜2ヶ月で録らなきゃで、それで最初に藤くんから聞かせてもらったのが「Go」だったんですけど、その時の開かれたイメージというか、その曲はかなり印象深く覚えています。
升:僕ら20周年なんですけど、ベテラン感とかがまるでなく(笑)音楽ってやっぱり楽しいぜっていう、すごいフレッシュな感じがアルバムの中に入ってる気がしますね。
直井:めっちゃ練習したしね。
クリス:さっきシンプルだって言ってたじゃん?
直井:シンプルにするには本当にグルーヴが良くないと、音で隠せないじゃないですか、だからすごいグルーヴを探求しましたね。
クリス:そこがすごいバンドらしいよね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎大好物はなに?
増川:チゲ鍋!
クリス:いいっすね〜。
増川:辛めの鍋はあったまるし、好きです!
クリス:絶対入っててもらいたい具は?
増川:ネギとかお豆腐とかしいたけとか。あと卵!

◎最近読んで面白かった本は?
直井:よかったね、唯一うちのバンドで本読むんですよ。
升:中島敦さんの「山月記」という中国の古典を題材にしたものなんですけど、知り合いのボーカルトレーニングしてくれている先生がいるんですけど、僕が滑舌が悪いっていう話をしたら、”朗読”がいいという話をして。話は知ってたんですけど、言葉に出してみると、リズム感とか文章が上手い人にはあって、そういうのも自分のプレイとかに活きてくるといいなと。
クリス:じゃあ朗読の練習もしてるの?
升:朗読って人に聞かせるものだから、それはそれで難しそうだなと思いますけどね。
クリス:じゃあ、次のライブですね。セットチェンジの時に。

◎最近買った素敵なものは?
藤原:お椀型の加湿器なんですけど、水の上に加湿器本体を浮かべるんですよ。そうするとその溜まってる水を吸収して、帰化させるんです。
増川:それ、まじで便利だね!
藤原:なにがいいって水を足すのも早いし、手入れが難しい加湿器を清潔に保てるんですよ。
クリス:それは堀の中に浮いてる感じなの?
藤原:そうです、これは最近のヒットでしたね。

◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は?
直井:未来に行きたいです。僕「BACK TO THE FUTURE II 」が大好きで、もうそれも今になったじゃないですか。
クリス:なったなった。
直井:俺20年前に映画みたいになってるかなと思ったけど、今でもスマホとかすごいじゃないですか。これ20年前の俺に見せても、「はぁ?」ってずっと言い続けてると思う。だから20年後に行ってみたいです。絶対すごいことになってると思うんですよね。全自動運転とかVR技術もすごいことになってるんじゃないかと。
増川:お前それ知っちゃったらもう帰ってこないぜ?
直井:たぶん帰ってこないと思う。意外に近い20年後に行きたいです。

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Guest : The 1975


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今月末、待望の2ndアルバムをリリースする、イギリス・マンチェスターのバンド、The 1975が、メンバー揃って初登場!

クリス:結構日本にはたくさん来てるんじゃない?
Matty:もう今回で5回目だよ。
クリス:そして今回2ndアルバムが完成しましたが、非常に丁寧に作られた印象ですが、1stアルバムとの違いはなんだと思う?
Matty:2枚目は、やっぱりかなり大変だと思う、最初のアルバムでみんなが楽しんでくれた要素を凝縮しなくちゃだし、歌詞の部分にせよトラックにせよ。でも今回、気をつけていた部分は、POPなものはとことんPOPに、実験的な部分はとことん実験的にというところかな。

クリス:そして、今回のアルバムはかなり長いタイトルがついていますが、これにはどんなストーリがあるの?
Matty:これはただ、歌詞のアイデアを考えていた時に、このセンテンスが出てきて、でもこれをタイトルにするとって、勇気がいることだから、これはアルバムのコンセプトを表しているんだ。こういうことをやってのけるなら、アルバムの中身は何をやってもいんじゃないかなって、そういう自由を表したかったんだ。
クリス:みんなはこのタイトルに同意したの?
Matty:うん。
Los:今更遅いだろ(笑)?

クリス:みんなは高校生からの友達?
Matty:12年間ずっと同じバンドだよ。
クリス:アルバムのコンセプトは「80’s」?
Matty:そうだと思うよ。
クリス:どんなものに影響を受けているの?
Matty:今の時代にとって必然的なアルバムを作りたかったんだ、偉大なバンドは常にその時代に求められている音を見つけてそれを提供していて、だからその時代を皮肉な部分も含めて反映することが必要で、僕らのインスピレーションはネット世代の音の捉え方で、ネットはアーカイブ状態で新旧なにもないし、その部分から自分たちの表現したいものとかファンが求めているものを与えていくというような、ネット世代の代表格と言えるんじゃないかな?

クリス:また夏には3度目のサマソニ出演のために戻ってくるけど、サマソニはどう?
George:素晴らしいよ、オーガナイズが最高だよ。
Matty:バックステージエリアにすごいお金を使ってて、食べ物は美味しいし、内装もかっこいいし、卓球台があったり、とにかく楽しんだ、他のフェスとは全然違う。
クリス:日本のファンはどう?
Matty:みんないつもその質問をしたがるけど、国とか民族とか、世代とかじゃない気がする、自分たちと似たようなタイプの人たちに僕らは問いかけてるし、僕らの音楽が好きな人たちが集まってくれているんだ。ただひとつ違うのは、日本のファンたちは、静かに聞いてくれる。あと、あまり酔っ払ってないね。でも基本的には違いはないんだ。

番組恒例★ピンポンボックス

◎今までやったことのない事で挑戦したいことは?
Adam:スノーボード。
Matty:僕らにやっちゃいけないっていうルールがるんだ。骨を折るといけないからね。でも僕もやりたいよ。

◎ステージ上での失敗談!
George:ある日メンバーとゲームで、サウンドチェックの時に、ドレスを着て、ガムテープとサングラスでステージを歩いたんだけど、誰にも気づかれなかったんだ。
Matty:5000人のオーディエンスがいのに、だれもGeorgeに気づかなかったんだ(笑)。

◎日本の好きなところはどこ?
Matty:UKの日本食と、日本での日本食は全然違うんだ。UKのはステレオのものしかない。あと日本の好きなところは、文化へのリスペクトの気持ちがすごいし時間も守ってインタビューだって時間通りに進むし。あとはファンがいつもいいファンでいようと努めてくれて、会場もすごく静かで熱心に聞いてくれるし、あとみんなプライベートの灰皿を持ってるのもすごいよ!

◎1日動物になれるなら何になりたい?
Los:イルカ。
Matty:いいね!楽しいだろうね。
クリス:でもなんでイルカなの?
Los:自分があまりアクロバティックじゃないから逆に。
クリス:イルカって答えは初めてだよ。

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