2012年11月18日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 東京スカパラダイスオーケストラ


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ニューアルバムをリリース!
東京スカパラダイスオーケストラから谷中敦さん(B.Sax)が登場!

クリス:お久しぶり・・・でもないのか?8ヶ月ぶりですね。普段だと結構外で会ったりしてたのに、最後に番組出られてから外で会ってないや。
谷中:一時期クリスさんに、谷中は3人いる説を唱えてもらってましたね(笑)。「どこにでも谷中さんいらっしゃいますよね〜!」って。
クリス:そうそう、そこにもいるし、ここにもいるしって感じだったから!
谷中:(笑)今年中にアルバム出そうと思って、そのためにヨーロッパでレコーディングをして来ました。
クリス:ヨーロッパはどこでレコーディングをしたんですか?
谷中:バルセロナで2日間、ロンドンで5日間しました。ロンドンはオリンピックの間でしたね。
クリス:いいなぁ〜、何か競技見ましたか?
谷中:1日だけ、ザ・スペシャルズの故郷のコヴェントリーで、男子サッカーのホンジュラス対日本戦を見ました。結果は引き分けだったんですけど非常に楽しかったです。
クリス:有意義なレコーディングでしたね。これは、ツアーの合間にレコーディングしたんですか?
谷中:そうですね。バルセロナのいつも行っているライブハウスでやって、後、カルタヘナでフリーライブに出たりしました。イギリスのスウィンドンであったピーター・ゲイブリエルの30周年のウォーマッドに出演したりもしてたので、それに合わせてレコーディングしちゃえば今年中に出せるじゃん!ってレコーディングしました。
クリス:優雅ですね。
谷中:内容は優雅じゃないですけどね(笑)。ほとんどスタジオとホテルの往復だったんで。
クリス:今、一番行きたい所バルセロナなんですよ。
谷中:バルセロナは活気あっていいですよ。
クリス:スペインの中でもマドリードとは違って、別の国みたいなんですよね。
谷中:バルセロナの人の方が人懐っこいイメージがあって、外国人が行ってもウェルカムな感じがあって、話してても楽しくて刺激があります。
クリス:アートの町ですしね。羨ましいなあ。

クリス:スカパラは、11月14日に通算17枚目のニューアルバムをリリースしたんですが、タイトルを教えてください。
谷中:『欲望』です。
クリス:いいなあ!もう一度言って。
谷中:『欲望』です。
クリス:谷中さんの言う”欲望”っていいですね。
谷中:いいですか(笑)?
クリス:ラジオ聞いてる女子のためにもう一度谷中さん節で。
谷中:欲望。
クリス:あ〜〜〜〜、いいねえ!!
谷中:ありがとうございます(笑)。クリスさんにそう言われるってなかなかレアで、嬉しいですね。
クリス:このアルバム、ぱっと見てビジュアルからクエンティン・タランティーノの世界ですね。ジャケットもレザボア・ドッグスみたいで、サウンドもタランティーノの世界って感じです。
谷中:映画音楽のサントラっぽいジャケットですしね。
クリス:マカロニジャパニーズって感じがしますね。
谷中:(笑)ニューワード出ました!
クリス:『欲望』はどういう風にタイトル付けたんですか?
谷中:ドラムスの茂木欣一が付けました。音楽的な欲求が極まっちゃったんですよね。前作のアルバム『Walkin’』が出て、ツアーの後2日しか休まないでリハーサルしてそのままヨーロッパ行ったんです。もう、出したくてたまらないみたいな。我慢できない!って。
クリス:もう欲望むき出しで(笑)。この書体も凄く格好いいね。今、手元にあるんですけど12インチのバイナルかなと思いきや、普通のLPサイズなんですね。
谷中:これ、ややこしいんですけど、中にはレコードじゃなくて、CDとヨーロッパツアーの写真集のようなブックレットが入っています。
クリス:後ろはロンドン五輪会季中にレコーディングしたということで、ロンドンのマークも入っていますね。
谷中:このジャケットを見ながら音楽を聞いてもらいたいなと思います。今、動画で音楽聞くことが多いと思うのですが、こういうジャケット飾りながらそれを睨みつつ音楽を聞いてもらいたいです。
クリス:僕なんか若い時、音楽聞きながらジャケット見て、ブックレット開いて読んだりという楽しみがありましたから。
谷中:それが凄い幸せな時間だったんですよ。
クリス:今だとみんなダウンロードしちゃって音源だけだけど、こういうパッケージを手に取るのも良いですよね。

クリス:「太陽と心臓」はハナレグミとの7年振りのコラボ。一時期、フューチャーボーカリストを迎えて多く制作されてましたね。その他、エゴラッピンの中納良恵さんもコラボしてますけど、中納さんは何回もやってますよね?
谷中:中納さんは8ヶ月ぶりです(笑)。
クリス:わざわざ1曲のためにロンドンに来たんでしょ?
谷中:そうなんですよ。しかも一発録りだったんで、実働時間5分くらいで(笑)。
クリス:他に、UKレゲエの巨匠のデニス・ボヴェルもフューチャーされてますね。
谷中:ロンドンのスタジオに遊びに来てくれたんですよ。仕事で頼んでなかったんですけど、昔からお付き合いあるので誘ってレコーディングを聞いててもらったら、ずっとむずむずしてる感じなんですよ。色んなアイデアが湧いてきたみたいで、「コーラス入れますか?」「明日も来てくれますか?」って言ってたら仕事になっちゃって(笑)。
クリス:曲はあったんだけど、デニスがそれを聞いててアイデアが出てきて、コーラス入れたりするようになった訳ですね。
谷中:そういうところも彼の良いところで、いつも作業しててもアイデア満載の人なので、そういう人と仕事するのは楽しいですね。コーラスパートも前の日から考えてたんじゃないかなと思うくらい、考え抜かれたものでした。


番組恒例★ピンポンボックス

◎今一番欲しいものは?
谷中:アルトフルートが欲しいです。短めの普通のフルートは持ってるんですけど、長いやつがあるんですよ。少し低めの落ち着く良い音がする、ボサノバとかで使うようなものですね。
クリス:谷中さんは管楽器は一通り出来ちゃう感じですか?
谷中:バリトンサックスと、アルトサックスは持ってるんです。それとフルートの3つだけですね。
クリス:ギターとかはやらないんですか?
谷中:全くやらないですし、似合わないです。持って鏡に移った自分がもう嫌です。あんまり上手そうじゃないなぁ、って(笑)。
クリス:やっぱりバリトンの長いやつがいいんだ。
谷中:ギター持ってると軽薄に見えます(笑)
クリス:(笑)昔はボーカルだったじゃないですか?その時は?
谷中:マイクだけで、楽器は持ってなかったです。

◎自分を動物に例えると?
谷中:午年なんで馬かな。
クリス:あ〜、馬な感じはしますね。
谷中:猫でもないし、どっちかっていうと犬とか馬。目標があればちゃんと走れるみたいな。
クリス:雰囲気だけじゃなくて、性格も。
谷中:しかも俺に乗って操ってくれるような人がいるともっとちゃんと走れるかもしれないです。
クリス:、、、今、色々と脳裏を駆け巡ったんですけど、、、まあ、次に行きますか!
谷中:その頭の中を覗いてみたい(笑)。

◎ 有名・無名問わずジャンルレスで今気になっている人は?
谷中:菊池成孔さんが凄く面白い人です。スカパラの今回のアルバムのために、帯コピーも書いてくれてます。前作にも参加してもらっていて、スカパラのこと好きでいてくれているみたいで。10年くらい前に本気でスカパラに入りたいと思ってくれていたらしいんですよ。入るとしたらこんなことやろうっていうことまで考えてたっていう妄想を、この前ラジオで語ってくれていました。
クリス:本当!?素晴らしいミュージシャンですからね。
谷中:大好きです。

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