2012年09月09日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 西野カナ


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最新アルバムがリリース!J-WAVE LIVE 2012にも出演した西野カナさんが登場

クリス:先週はJ-WAVE LIVE 2012にご出演されて、今回で2回目だったんですよね。初日のトップバッターでしたがどうでした?
西野:2年ぶりのJ-WAVE LIVEでスゴく楽しみにしてて、他のアーティストの方も出演されるので、いつもとは違ったお客さん達と言いますか、いつもとはまた違ったテンションの楽しみ方で、すごくいい経験をさせてもらいました。
クリス:今年はどんな夏でした?
西野:ずっと家にこもって、制作をやってました。作詞をして、出来たらスタジオ入ってっていう繰り返しでしたね。
クリス:じゃあ、あんまり思い出深いことはしてないんだ?
西野:でもフェスとかは行ってたので、海沿いだったり、屋台が出てるようなフェスでは楽しみましたね。
クリス:基本的に、カナちゃんは夏女?
西野:夏は大好きですね。
クリス:じゃあ、山よりも海?
西野:山よりも海だし、BBQも毎年やってるんですけど、ちょっと今年は出来なかったですね。

クリス:通算4枚目となる最新アルバムが9月5日にリリースとなりました。タイトルは?
西野:『Love Place』です。
クリス:西野さんのアルバムには1stから全て”Love”という言葉が入っていますが、今回はどういう”Love”なんですか?
西野:今回も、恋愛だけじゃなくて友達やら家族やら、色んな視点からのLoveを集めたんですけれども、”Place(場所)”って言葉がついている分、心の置き場所とか、頼る場所、帰りたくなる場所といった、目に見えるものだけじゃなくて、そういう場所というものに注目して作りました。例えば、友達に頼る時の長電話も”Love Place”だと思うし、自宅だってそうだと思うし。
クリス:収録曲に「Be Strong」という曲がありますが、今はそういう気持ちなんですか?
西野:そうですね。次の曲のテーマ同士様かなって考える時に、まずトラックがあってから詩を考えるんですけど、今まで私の曲を聴いてくれたみんなからの感想や意見の中に「失恋から立ち直るにはどうしたらいいですか?」っていう恋愛の質問がスゴく多く寄せられてきていて、自分としてもその答えとなるような曲をずっと作りたいと思ってて、今回、こういう強いトラックに出会ったので、今書くしかないなと思ったんです。
クリス:自分に対しても歌ってるのかな?
西野:そうですね。この曲は「じゃあ、自分が失恋した時に、どうやって立ち直ってたのかな?」っていうことを考えながら作った曲で、私自身、暇になると辛かった出来事とかをすぐ考えちゃうんで、出来るだけ友達と会う予定を入れたり、好きだった人に褒められたファッション、メイクや香水なんかも全部変えてみたりして、内側からも外側〜も変わろう、というタイプなんですけど、なんとなく皆さんと繋がる所もあるのかなと思って書きましたね。
クリス:じゃあ、結構実体験がベースになってるんだ?
西野:そうですね。

クリス:歌詞のアイディアってどういう時に出てくるの?
西野:もう出てくるまで頭をひねって考えるって言う、勉強みたいな方法で詩を書くタイプで、しかも書き溜めとかも一切しないので、トラックを頂いて、さあ書くぞってなってから遅い時は本当に深夜までずっと考えてたりとかしますね。
クリス:最初に歌詞が出来たら、誰に見せるんですか?
西野:作った曲にもよるんですけど、友達に見てもらうこともあるし、スタッフでも女性スタッフだったり男性スタッフだったり、若いスタッフに、年上のスタッフの方にと色んな人に見てもらいますね。実体験となると、どうしても自分の感性が偏りすぎてしまうことがあるので、出来るだけ色んな人の意見を聞いて作ってます。

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◎初対面の異性で、思わず見てしまう所は?
西野:髪の毛か、目ですね。
クリス:男性のパーツでどこに一番目がいってしまいますか?
西野:やっぱり目ですかね。これは女性にも、男性にも言えるんですけど、瞳の奇麗な人は素敵ですよね。
クリス:カナさん、瞳キレイですよね。キラキラしていて、少女漫画の主人公が私の前にいるみたいで。
西野:ありがとうございます(笑)。

◎タイムマシンがあったら行ってみたい場所、時代は?
西野:だいぶ先の未来に行ってみたいですね。それこそ瞬間移動とか出来るぐらいの時代に行ってみたいです。
クリス:どうなってると思います、1000年後とか?
西野:今じゃ想像できないこととか、ドラえもんの世界とかも実現できてるような気がします。
クリス:SFとか好きなんですか?
西野:そんなこともないです(笑)。

◎初めて観に行ったコンサートは?
西野:松任谷由実さんのライブだったんですけど、小学校一年生くらいの時ですね。
クリス:それはお母さんか誰かと?
西野:そうですね。家族で行きました。
クリス:覚えてます?
西野:覚えてますし、それこそ「春よ、来い」とか学校で習っていたので「わー、本物だ!」って思って感動しましたね。
クリス:松任谷さんにはお会いしたことあるんですか?
西野:一度あったんですけど、ライブを観に行ったことはお伝えできなかったんですよね。

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Guest : サカナクション


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人気がうなぎ上り!ニューシングルをリリースのサカナクション・山口一郎さんが登場

クリス:お誕生日おめでとうございます!
山口:あ、ありがとうございます(笑)。
クリス:おいくつになられたんですか?
山口:32です。
クリス:昨日は何かやったの?
山口:全くやってないですね。今、制作中なので、インプットしようと思って家の中でひたすら引きこもってますね。
クリス:でもファンの方からお便りとかたくさん来たんじゃないですか?
山口:ああ、頂きましたね。Twitterでたくさんのメッセージが届いてて、その時ちょっと僕、Twitterを見てなかったんですよ。開いてみたらもの凄い数のおめでとうが来てて、本当に感謝ですね。嬉しかったです。
クリス:月並みですが、32歳の抱負は?
山口:今までよりもちょっとでも前に進めるように、頑張れたらいいなと思ってます。
クリス:でもスゴい忙しいんじゃないですか?初のドラマ主題歌を書下ろしたり、SMAPに楽曲提供したり、スゴいですよね!その辺りはどうですか?
山口:やっぱりお話を頂いた時はスゴく嬉しかったですし、その大役をこなせるかどうか不安でしたけど、でもやってみると自分が音楽を作ってるということは変わらないんで、すごく面白かったですね。
クリス:あと、五輪関係に流れたんでしょ?
山口:そうです。その提供させていただいたSMAPさんの曲がオリンピックのテーマソングに選ばれて。各局にそれぞれのテーマソングがあるじゃないですか。アーティストにもその4年に一度選ばれるオリンピックがあるんだな、と思いましたね(笑)。
クリス:やっぱり嬉しいものですよね、それは。
山口:そうですね。でもいつか、今度は自分のバンドで選んでもらえたりするようになれたらいいなと思いますね。

クリス:あと夏フェスにもたくさん出てたけど、何本くらい出たの?
山口:今年は例年より少なくて、4本でしたね。
クリス:でもサカナクションは今かなり注目されてますよね。ご自身で感じてます?
山口:そうですね。でも楽曲を作ったのは結構前のことですし、リリースされるまでに結構な時間がかかりますから。今はもう次のことを考えてますね。
クリス:フジロックは今回初参加だったんですか?
山口:初です。
クリス:いかがでした?
山口:やはりテレビドラマの主題歌をやったり、CM曲をやったりして、どちらかというとそういったエンターテイメントに寄っていたのが、フジロックって言う、本当に音楽を愛する人たちしか集まらない所で受け入れてもらえるかどうかスゴく不安だったんですけど、いざフタを開けてみたら、皆さんスゴく反応してくれて、やっぱりやってきたことは間違いじゃなかったし、理解してもらってるんだなって自信になりました。
クリス:入場制限がかかるぐらい、ホワイトステージがスゴいことになってたんだもんね。
山口:みたいですね。やっぱり今、日本にあるフェスって便利なフェスが多いんですよ。行くのも楽だし、帰ってくるのも簡単だし、っていうような。でもフジロックって、行くのも大変だし、そこでテントを張って、カロリーが高いフェスだと思うんですよね。
クリス:カロリー消費するよね。だって結構歩いたでしょ?
やm口:歩きましたね。スゴい広いですし。だからやっぱりそのフェスに来てる人たちが、音楽を本当に好きだって伝わってくるんですよね。だからそういうフェスってやっぱり素晴らしいなと思いましたね。僕も歩いてる時に色んな人たちとすれ違って、気付いてくれる人もいたんですけど、普通のフェスだったら「握手してください!」って来る人が多いんですけど、ハイタッチしながら「イェーィ!あとで観に行くから!」ってスゴくフランクなんですよね(笑)。
クリス:でも歩きすぎて、自分のライブ前に疲れちゃったって聞いたけど(笑)
山口:疲れちゃったし、僕の後ろを歩いてた人が「サカナクション見る?」みたいな話してて、見に来い、見に来い、って思ってたんですけど「音楽好きなんだけど、ボーカルの顔が嫌いなんだよね。」って話してて(笑)。
クリス:うっそ、そんな話してたんだ!?
山口:本番前に落ちるわ、と思いましたね(笑)。先天的なこと言わなくてもいいじゃん、って(笑)
クリス:まあ落ちた所からのステージで、ぐわーっと盛り上がったわけでしょ?
山口:そうですね。あと演奏中に、袖の所に外国のアーティストの方が見ててくれて踊ってくれたりとかしてて「あ、伝わってる!」って思って嬉しかったですね。
クリス:サカナクションのサウンドって結構グローバルな感じがありますからね。
山口:そうですかね。

クリス:ニューシングルがリリースになりました。タイトルは?
山口:「夜の踊り子」です。
クリス:ずいぶん妖しいような、懐かしいようなタイトルですが(笑)、CMソングということで、これは依頼があって書いたの?
山口:そうです。依頼を受けてちゃんとお話をして、向こうがどういうCMにしたいのかって言うのを聞いて、じゃあ自分はどういう曲を作るのかって、結構ディスカッションをしてやりましたね。
クリス:テーマは何だったんですか?
山口:テーマは”「なりたい」を、「なる」に鍛える”っていうキャッチコピーがあるCMだったので、それにあわせた曲にしてもらいたいということで、作りましたね。
クリス:サカナクションの曲は、一聴して分かるようになりましたね。独特のハネ感というか、当然、山口さんの声もありますけども。MVも面白いですね!富士の裾野で和装で演奏されてますけど。
山口:楽曲も今回、日本の土着文化っていうか、そういったものが自分たちの音楽と上手く混ざらないかと思っていて、Aメロもメロディーとかも実は民謡っていうか童謡をすごく意識して作ってたんですよね。だからMVもこういう感じでまとまってスゴく嬉しいです。
クリス:そういう和音階というか、日本のメロディーって結構取り入れる方?
山口:やっぱり日本人ですから、自分たちが耳に残ったり、口ずさんだりしてしまうものは、ポップスだったりロックだったり、歌謡曲って言うものに上手く混ぜることで、いい違和感になるだろうと考えてますね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎一番最初に観に行ったライブは?
山口:友部正人さんのアコースティックライブですね。ウチの実家が喫茶店をやってて、そこに友部さんがライブをしにきたんですよ。それを見たのが生まれて初めてのライブでしたね。
クリス:友部正人さんて、僕も軽くしか存じ上げないんですが、どんな方ですか?
山口:超マジメで、哲学科だし、詩人。尊敬します。時代を歌ってる人です。
クリス:交流はあるんですか?
山口:無いです。リスペクトしすぎて、自分から繋がれないですね(笑)。でも母親が何年か前に友部さんに会った時に「息子も音楽やってるんです」って伝えてくれたらしいんですけど、もう少し自分に自信が持てるようになったら会いたいですね。
クリス:まだ!?でも山口さんきっと完全な自信家にはなれない気がする。
山口:なれないでしょうね。自信があったら多分音楽やってないですからね。

◎有名無名問わず、ジャンルレスで今一番気になってる人は?
山口:音楽だったら、若手のバンドでTHE★米騒動っていうバンドがすごい気になってますね。
クリス:どんなバンドですか?
山口:アナーキーですね。まだハタチ前後とかなんですけど、これまたスゴいバンドが出てきたな、と思って。彼らの音楽が、日本の音楽の中でどういう風に成長していくのかって言うのが、気になりますね。
クリス:これはいわゆるエレキ系なんですか?それとも打ち込み系なんですか?
山口:打ち込みじゃないですね。もうロックです。すごいかっこいいし、メチャ上手い。

◎初対面の異性で、思わず見てしまう所は?
山口:髪。好きな髪型とかは特に無いんですけど、その人に似合ってればいいですね。最近、街を歩いててよく思うのは、髪型がその人に似合ってない人が多いなと。オシャレだし、洋服もカワイイのに、その人に似合ってないって思ってしまう人が多くて、もったいないなって思ってしまうんですよね。まあ、自分が思う感じなんですけど(笑)。
クリス:やっぱりファッションも鵜呑みにするだけじゃなくて、自分流にしないとね。

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