2012年02月19日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 野宮真貴


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デビュー30周年!いつまでも変わらないオシャレ番長、野宮真貴さんが12年ぶりに登場

クリス:野宮さんとは、テレビの仕事だったりでなんだかんだ1クールに一回くらいは会ってますけど、この番組にはなんと12年ぶりのご出演!前回登場していただいた時はまだPIZZICATO FIVEとして登場してくださいましたよね。
野宮:歌手を続けててよかったです(笑)。
クリス:何をいってるんですか、デビュー30周年ですよ!おめでとうございます。
野宮:ありがとうございます。
クリス:まさにJ-POPシーンに凛と咲く一輪の薔薇!
野宮:そういえばクリスさん、30周年のお祝いコメントを頂きましてありがとうございました。
クリス:あ、とんでもございません。

クリス:コーネリアスの小山田君も言ってたんですけど、野宮さんは本当に変わらないですよね。
野宮:そんなこと無いですよ(笑)。
クリス:変わらないですよ!みんな気になってるんですよ。「野宮真貴は一体、何をしているんだろう?」と。どうやってあの美貌、若さ、スタイルをキープしてるのかって。
野宮:いやいやいや、そんなこと無いですって(笑)。
クリス:女性はみんな気になってますよ。
野宮:本当にこれと言って何かしてる訳じゃないんですけど、ただ、楽しく毎日笑顔で過ごせる様に心がけてはいるかな。仕事だったり人間関係だったりいろいろありますけど、自分の気持ち一つで楽しくできると思うんですよね。あとは楽しい友人達と定期的に会ったりとか。
クリス:一見繊細な感じがするんで透けど、あんまりクヨクヨしない方ですか?
野宮:するけど、一日寝たら忘れる(笑)。
クリス:なるほど(笑)。常に人生にJOYを探すわけですね。

クリス:1981年にデビューされましたが、そもそもデビューのキッカケは何だったんですか?
野宮:デビューする前、アマチュアで女の子バンドをやってたのね。そのうちミュージシャンのお友達も増えていって、その中の一つにハルメンズというバンドがありまして、サエキけんぞうくんがいたバンドですけども、彼らが80年にデビューして、その時にコーラスを頼まれてスタジオに行ったんです。そこでハルメンズのディレクターの人に「歌ってみないか?」って誘われて。
クリス:じゃあ、最初はソロだったんですか?
野宮:そうですよ。ソロでデビューしました。
クリス:最初は野宮”ロマン”真貴だったんですよね(笑)。
野宮:81年にデビューして、まずムーンライダーズの鈴木慶一さんプロデュースでいちまいだしたんですけども、ニューウェーブとかテクノポップが流行ってた時代で、「テクノ歌謡っていう新しいジャンルを作ろう」って、ちょっとアイドルっぽい部分もあったんですよ。それで「芸名をつけた方がいいんじゃいないか」っていう案がスタッフから出て、それで危うく野宮ロマンっていう名前で出されそうになったんです(笑)。それで私が「その名前は嫌です!」って言ったら、「ミドルネームに”ロマン”ってつけたらいいんじゃないか?」っていうことで、野宮”ロマン”真貴って名前になって、最初ちょっとその名前でもしかしたら出ちゃってるかもしれない(笑)。すぐにそれも嫌だって言って野宮真貴になったからよかったですけど。
クリス:なんか和田アキ子さんも最初はマーガレット和田っていう名前でデビューさせられそうになったそうですよ。あとは元ちとせさんも、ダイヤモンドちとせっていう名前で出る予定だったとか。
野宮:みんないろいろあるんですね(笑)。でも野宮ロマンってどう考えても売れなさそうだよね(笑)。
クリス:いやー、こればっかりは分からないよ(笑)。

クリス:デビュー30周年を記念したセルフカバーアルバム『30 〜Greatest Self Covers & More!!!〜』を先月リリースされましたが、本当に豪華なメンバーがコラボしてますよね。この選曲は野宮さんが自分で決めたの?
野宮:ファンの方がどの曲を聴きたいかなっていうのも考えつつ、私が歌いたい曲も選びながらスタッフと一緒に考えました。
クリス:曲ごとにコラボプロデューサーが違いますが、野宮さん、紅一点!全員男性ですね。ざっと挙げると大橋トリオ、カジヒデキ、□□□(クチロロ)、コーネリアス、鈴木慶一&曽我部恵一、DAISHI DANCE、高橋幸宏、DJ FUMIYA(RIP SLYME)、テイ・トウワ、ヒャダイン、雅-MIYAVI-、YOUR SONG IS GOOD、レキシと、すごいラインナップですよね! 打ち込み系の人もいたり、バンドもいたり、あとは 雅-MIYAVI-もいるね!
野宮:雅-MIYAVI-くん、今回初めてお仕事したというか、『スーパースター』っていう曲をプロデュースしていただいたんですけど、彼がこの『スーパースター』っていう曲のイメージそのものっていう感じがしてて、それで全然面識無かったんですけど、ぜひ頼みたいと思ってTwitterで繋がってお願いしたんですよ(笑)。
クリス:雅-MIYAVI-はホントすごいですよね。本当に色んな方々が野宮さんのデビュー30周年をお祝いしているという感じがヒシヒシと伝わってきますが、色んな人たちのアレンジが加わって生まれ変わった曲をご自身で改めて聴いてどう思われました?
野宮:どんな風に仕上がってくるのかすごく楽しみに待っていて、「あぁ、こう来たか!」っていうのもあったし、想像以上の意外なアレンジもあったし、アレンジが違うことでまた新しい気持ちで歌うことができたので、すごく楽しんでやれましたね。
クリス:リミックスと違ってボーカルトラックも新しくなるわけですもんね。
野宮:そうなんですよ。気持ちの入れ方も歌い方も変わってくるんです。

番組恒例★ピンポンボックス

◎最近買ったファッションアイテムは?
野宮:昨日、靴買いましたね。
クリス:どこのですか?
野宮:kate spade。
クリス:野宮さんというとファッションアイコンとしても知られていますけど、やっぱり服とか靴とか頻繁に買いに行く?
野宮:いや、そうでもないんだよね。シーズン事にちょっと新しいものは買いますけど、あとは自分の持っている物を組み合わせてコーディネートしてますね。今日着てるのも全然新しくないんですけどね(笑)。
クリス:最新ファッションとかは毎シーズン取り入れてます?
野宮:一応知ってはおこうと思って見ますけど、最近は40’sとか50’sとか自分が生まれる前のファッションに興味があって、昔の映画に出てる女優さんの着こなしとかを見て参考にしてますね。
クリス:確かに”野宮スタイル”っていうものがもう確立してますもんね。流行りとかよりも自分がその時に興味があるものを取り入れるってことですよね。

◎有名無名問わず、ジャンルレスで今一番気になる人は?
野宮:誰だろう?私のヘアメイクをずーっとやってくれてる冨沢ノボルって人がいるんですけど、ヘアメイク界では有名な方で、彼とは20年以上の付き合いだけど、全然飽きない。
クリス:飽きない?
野宮:もう常に新鮮というか、私を笑わせてくれるとしてキープしてます(笑)。
クリス:それはヘアメイクが奇抜で常に新しいとかそういう意味ではなくて?
野宮:ヘアメイクも最高なんですけど、人柄が、世界中どこを探しても今までああいう人に出会ったことが無いですね。

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