2012年02月05日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 絢香


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活動休止からの再出発。2度目の”The Beginning”を迎えた絢香が登場

クリス:2年半ぶりの登場となりますが、月日が経つのは早いよね!
絢香:早いですね。あっという間でした。
クリス:この2年間は活動から離れていた訳ですけれども、どうでした?
絢香:活動している時とはまた全然違う幸せというか、日々がゆっくり流れて行く中で見つけていく一つ一つにすごく楽しんで向き合えていたので、あたしにとってはすごい大きな時間でしたね。
クリス:やっぱり時間っていうのは自分で作っていかないとね。でも休みの間もTwitterとかはやってたんでしょ?
絢香:そうなんですよ。私自身も安心するというか、お休みの間なんですけど、ファンの人たちと繋がれる場というか、今も楽しんでやってますね。
クリス:結構マメにやってるんだ?
絢香:そうですね、割と。
クリス:お休みの間、作曲とかはしてたの?
絢香:やってました。活動は休止してても、曲は書き続けてていいんじゃないかな、という思いがあったので書きたい時に書くっていうことの繰り返しだったんですね。活動していた時はいついつまでに曲を仕上げなきゃいけないっていうのがあったのに、それが全くない状態で、さらに作ったものをいつ届けられるかも分からない状況だったので、すごく新鮮で曲をかいてる時も今までで一番楽しいって思えたし、作品が生まれる喜びをすごく感じながら音楽と向き合ってました。
クリス:だからなんですね。僕も聴かせてもらったんですけど、すごく聴きやすいというか無理がないというか、すごくいいアルバムですよね。
絢香:ありがとうございます。本当に、テーマとかも何もない状態で書いていたので、雑誌のインタビューとかで「アルバムのコンセプトは?」ってよく聞かれるんですけど、本当にその時に感じたことや思ったことを曲にしていっただけで、最終的に曲が集まった時にやっぱり”始まり”っていうことに強い思いがあったんだなって思いましたけど、本当に楽しんで書きたい時に書くっていう感じだったので、そう言っていただけるのは本当に一番嬉しいです。
クリス:そんな絢香さんの最新アルバム『The Beginning』に収録されている『はじまりのとき』という曲がチャートインしていますが、これはどんな思いを込めた曲なんですか?
絢香:この曲はこの2年間っていうものがもの凄く詰まった曲で、誰にとってもスタートっていうのは何度あってもいいものだ、という思いで書きました。
クリス:今回のアルバムは初のセルフプロデュースということですけれども、今までとどう違いました?
絢香:とにかく細かい部分まで自分が入っていくということで悔いのない作品というか、リリースしてから自分自身が何度も聴きたくなるようなものになりましたね。セルフプロデュースを最初からしようと思っていた訳ではないんですけど、やっぱりお休み中に自分の曲と向き合う時間がもの凄く長かったので「こうしたい!」っていう世界観が自分の中にたくさんあって、いざレコーディングに入ってからもイメージしてた野茂を形にしていくだけだったのでスムーズでしたね。
クリス:よくディレクターさんとかプロデューサーさんっているじゃないですか。ディレクターって何となくどんなことやってるか分かるんですけど、プロデューサーってどんなことしてるのかよくわからないリスナーさんもいると思うんですよね。具体的にどういうことなんでしょうね?
絢香:あたしもあんまり深くは考えずに、とにかく自分のやりたい様にやったので、この曲をこの方にお願いしたいと思ったら連絡して打ち合わせをして一緒に仕事をしたり、ボーカルのディレクションも自分でやったりと新鮮でしたね。
クリス:タイトルトラックの『The Beginning』も、もちろん絢香さんの再始動ってことなんだけど、どうしても僕の中で去年の震災以降とかぶるんですよね。やっぱりもう新しい時代じゃないですか。終わったという訳じゃないんだけど、それこそ再始動というか色んなことを感じましたね。

クリス:ジャケ写には写真がたくさん貼付けられた傘が写ってるんですけど、これは実際に絢香さんが撮りためたものなんですよね?
絢香:そうなんですよ。実際に私が撮った写真をプリントしたもの貼ってくださって、すごく感動しました。
クリス:普通、コンピュータで合成とかにしそうなものだけど、実際に貼っている所がすごいよね。これ、お家にもって帰りました?
絢香:これは事務所に飾ってあります(笑)。

番組恒例★ピンポンボックス

◎有名無名問わず、ジャンルレスで今一番気になる人は?
絢香:ブルーノ・マーズのアルバムを休み中によく聴いていたんですね。あまりにも流れが良くて、何度も聴ける作品だったので、どんな人なんだろうって気になってますね。
クリス:彼、結構小柄なんだよね。
絢香:そうなんですか?
クリス:でも絢香ミュージックのスタイルとはちょっと違うよね?
絢香:そうですね。全然違うんですけど、声もすごく素敵だし曲もすごく良かったです。

◎ライブ前に行うゲン担ぎは?
絢香:毎回やってて、もう逆にやらないと怖いってなっちゃってることは、ステージに出る直前に目を閉じて空に向かって手を伸ばすんです。
クリス:どのくらい伸ばすの?
絢香:もう、ピーンっと。
クリス:片手だけ?
絢香:片手だけです。で、深呼吸して、気持ち的なものなんですけど何か「入った!」って確認してから目を開けてステージに出て行く様にしてます。
クリス:緊張はする方ですか?
絢香:その瞬間までは緊張してるんですけど、それをやるともう大丈夫、って気持ちで出れるんです。

◎今チャレンジしたいこと、勉強したいことは?
絢香:ゴルフをやってみたいんですよ。空気のいい所で、空が見えて、たくさん歩けて、いくつになっても続けられるスポーツのような気がするのでやってみたいんですよね。
クリス:スポーツは他に何かやってます?
絢香:まあ家でストレッチしたりとか、歩いたりとか、無理なく続けられる運動っていうのはちょこちょこやってますね。
クリス:ゴルフねぇ。一度やったらみんなハマるっていうもんね。だから僕は、この人生ではやらないことにしてるんです。来世ではやるかもしれないけど(笑)。

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Guest : チャットモンチー


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2人体制になって再出発!チャットモンチーの橋本絵莉子さんと福岡晃子さんが登場

クリス:二人になっちゃいましたけど、ぶっちゃけどんな感じですか?
橋本:いや、楽しくやってます(笑)。
クリス:昨年の9月にドラムスの高橋久美子さんが脱退しちゃった訳ですが、なんで脱退したの?
橋本:「チャットモンチー、これからどうしよう?」っていう話し合いの時に、久美子が脱退を決めて、今は詩を書いたり小説を書いたりと作家として活動しています。
クリス:じゃあどっちかというと彼女は文筆の方に行きたかったんだ。でも3人って学校のときからのお友達ですもんね?
福岡:そうですね。高校の同級生は私とえっちゃん(橋本)なんですけど、大学からは3人一緒でしたね。なんかえっちゃんがバンドとしてもうひと花咲かせたいというか、もうひと花火をあげたいっていう話をしたい時に、彼女はそっちの方向に行きたかったと思うんですよ。
クリス:じゃあ、3人の間に亀裂が生じたとかではないんだ?
二人:それはないです(笑)。
クリス:高橋さんが脱退されてから、二人でどんなことを話しました?
橋本:やっぱり「ドラムどうしようか?」ってことを最初はずっと話してまして、十日くらい経ってからあっこちゃん(福岡)が「私がドラムやるのはどうかな?」って言ってくれたんですよ。
クリス:でもバッチリ叩けてるじゃないですか。どのくらい練習したんですか?
福岡:ドラムやるって言ってから次のライブまでが3ヶ月くらいだったので、そのくらいですね。週5くらいで、長い時は一日10時間くらいスタジオに入ってたりしましたね。
クリス:難しかったですか?
福岡:難しいです。未だに難しいですけど、合わせる人がえっちゃん一人なので、まだマシかなと(笑)。
クリス:右手と左手で違うリズムを叩かないといけないわけだもんね。
福岡:手だけじゃなくて足もあるんで、4本バラバラに動かさなくちゃいけないんですよ。ビックリしました。
クリス:ベーシストって結構ドラムって向いてるのかな?どう思います?
福岡:ボーカリストが一番向いてると思います。
クリス:なんで?
福岡:歌に合わせられるから:
クリス:そうなの?
福岡:ベースはやっぱりドラムあってのベースだったんだなっていうのがすごく分かりましたけど、歌う人は自分がこういうタイミングで来て欲しいっていうのが分かるから、えっちゃんもこの前ライブでドラム叩いたんですけど、ライブの2日前から練習始めたんですよ。
クリス:2日前!?それまでは叩いたことなかったの?
橋本:遊びでは叩いたこともあったんですけど、人前で出来る様に練習するって意味ではそのとき初めて叩きました。
福岡:2日前に「一曲だけえっちゃん叩いたら?」って言ってやってみたら、全然普通に出来るから、やっぱりそういうもんなんやなと思いました。
クリス:でもドラムスやってると今度はベースがうまくなりません?
福岡:あー、でもそうかも知れないですね。 最近はあんまりベースを弾いてないのでまだあまり分からないですけど(笑)。
クリス:なんかこう、左手でタッピングが出来たりとか。打楽器的にベースが弾ける様になるかもしれませんよ?
福岡:スラップ、超上手くなったりして(笑)。
クリス:ちなみにドラムセットを割り勘で買ったって聞きましたけど(笑)?高橋さんは譲ってくれなかったんですか?
福岡:そうですね(笑)。なんか心機一転で明るい色のドラムが欲しくて、自分で選んで買うってなった時にえっちゃんが「私も半分出す」って言ってくれたんで、「じゃあ、お願いします」って(笑)。

クリス:リリースになった記念すべき新体制初のシングル『満月に吠えろ』はお二人の決意表明みたいな曲ですよね。
二人:そうですね。
クリス:曲の中で後ろで吠えてるのは誰なんですか?
福岡:これは私の友人たち、約20名くらいです(笑)。
クリス:これはちゃんと指示したんですか?
福岡:そうなんですよ。その日までは何をするのかを伝えずに、当日いきなり「今日、吠えてください」って言って、みんなも「えっ?」って感じだったんですけど(笑)。「大体、狼はこんな感じで吠えるのでお願いします。」って言って。
クリス:何テイク録ったんですか?
福岡:全部で4、5テイクくらいかな?

クリス:二人体制になって、お客さんの反応はどうですか?
橋本:なんかこう「え、大丈夫かな?」っていう目線とか、「わっ、なんかすごい!」っていう目線とか、久しぶりに色んな目線を感じながらライブをしています(笑)。
クリス:そういう目線の種類も分かる訳ですね?
橋本:分かりますね。「今までとは全然違う!」っていう。
クリス:3人体制の時はどんな目線だったんですか?
橋本:「あ、この曲知ってる!」とか「この曲やってくれて嬉しい!」みたいな喜びの目線を感じてたんですけど、今は、すごい生き物を見ているっていうか、嬉しそうにしている人もいるし、色んな人がいます。
クリス:なるほど。アーティストは敏感にそれを感じる訳ですね。
橋本:かなり。私もそういう人を捜しますしね、もう今は。
クリス:二人になっての初ライブはどこだったんですか?
福岡:新宿のMARZっていうところで、海外からCASIOKIDSっていうバンドが来てそこにシークレットで前座で出してもらったんですけど、それが初でしたね。
クリス:どうでした?
福岡:一週間前くらいから全然眠れなくて(笑)。
橋本:私はすごく楽しみでしたけど、やっぱり緊張してました。

番組恒例★ピンポンボックス

◎カラオケで歌う曲は?
福岡:LUNA SEAさんを歌います。
クリス:何を歌うんですか?
福岡:『ROSIER』とか。
クリス:前からファンなんですか?
福岡:好きですね(笑)。
クリス:たまにライブとか観に行ったりするんですか?
福岡:上京してから行けた機会がないんですけど、是非行きたいなと思ってます。
クリス:カラオケはよく行くんですか?
福岡:よく行きますね。

◎初対面の異性で思わず見ちゃう所は?
橋本:まずは目ですね。
クリス:目の次は?
橋本:次は、足元とか見ちゃいますね。
クリス:それは靴?
橋本:靴見てしまいますね。
クリス:なんで靴見ちゃうんですか?
橋本:なんか先尖ってるかなとか(笑)。まるっこいかなとか(笑)。なんか心を表しているような気がしちゃって。
クリス:私の靴はどうですか(笑)?
橋本:すごいオシャレです(笑)。

◎一番最初に観に行ったライブは?
福岡:THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんですね。
クリス:それはいつ頃?
福岡:中1、2の頃に友達のお父さんに友達と一緒に連れて行ってもらって。
クリス:その友達のお父さんがミッシェルのファンだったの?
福岡:いや、ただ乗せてってくれただけです(笑)。徳島までは来なかったので香川県まで保護者付きってことで連れてってくれたんです。
クリス:どうでした、ミッシェルは?
福岡:めっちゃくちゃカッコ良かったんですけど、なんせ初めてのライブで、押しつぶされすぎて、二度とライブ行きたくないって思うくらい死にそうな思いしましたね(笑)。
クリス:いつも思うんだけど、身長の低い人とか女の子用に台とか用意してあげればいいんだよね。小さくて見えないっていう子結構いるじゃない。不公平だよね。

◎最近読んだ本、または見た映画でお勧めは?
橋本:「宇宙兄弟」っていうマンガが面白いです。
クリス:どんなマンガなんですか?
橋本:宇宙飛行士をめざす兄弟の話で、弟が先に宇宙飛行士になっちゃうんですよ。そのお兄ちゃんの方が、後を追いかけていくっていう兄弟の物語と、宇宙の話とが一緒になっていて面白いです。
クリス:なんか「ガタカ」みたいなストーリーですね。
橋本:「ガタカ」?
クリス:そういう宇宙を題材にした映画があるんですよ。それも兄弟の話で、お兄ちゃんは普通に生まれたんですけど、弟は遺伝子操作されて生まれてきた完璧な人間なんですよ。そのお兄ちゃんが宇宙飛行士になりたいと思ってるんだけど、なかなかなれなくて自分の遺伝子を偽って宇宙に行くっていう話なんですよ。面白いんで是非見てください。
橋本:はい。
クリス:なんで俺、自分の話してるんだろうね(笑)?

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