2011年09月11日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : DadaD


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モットーは“ユルく!”、期待の新人バンドDadaDが番組初登場!

クリス:結成のキッカケについて聞きたいんですが、DadaDはいつ頃結成したの?
Kate:最初は2004、5年くらいに下北沢のライブハウスで出会ったんですよ。そこでShigeが別のバンドでベースボーカルで演奏してて、すごいかっこ良かったので私が声をかけたのがキッカケです。
クリス:なるほど。逆ナンしたわけですね。
Kate:はい。厳密に言うと私の友達が間に入ってくれて。
クリス:それでShigeはどうしたの?もう最初からバンド組もうっていう話?それともまずはお友達からみたいな感じだったの?
Shige:そのKateの友達っていう人から「私の友達にすごいシンガーの子がいるんだけど、あんた才能あるから曲書いてみない?」ってなんか上からバッとこられて(笑)。
クリス:それは先輩かなんかだったの?
Shige:いや、後々知ったら同い年くらいだったんですけど、とにかく上からだったんで「すげー、業界の人だ」って思ってたんですけど、結果的に本当にただの友達だったっていう(笑)。
クリス:元々バンドをやろうと思ったの?それとも最初から二人で?
Kate:バンドでした。
Shige:まあ、最初は二人でスタジオに入ってたんですけど、すぐにギターとかドラムとかの友達を呼んでバンドにしようと思ったんですけど。
クリス:その時は名前はDadaDだったの?それとも違う名前?
Shige:最初はいろいろと違う名前だったんですよ。
Kate:”Crazy Cherry”とか”Spicy Captain”とか(笑)。
クリス:あんまりパッとしないね(笑)。
Shige:最初、Kateが”Spicy Captain”推しだったんで、「この子、何言ってんだろう?」って思ってましたけど(笑)。
クリス:”Crazy Cherry”は誰のアイディアだったの?
Shige:それもKateですね。
クリス:あんまり彼女のいう事聞かない方が良いね(笑)。
Shige:でもいう事聞かないと怒るんで(笑)。
Kate:ははは(笑)。

クリス:でもKateは日本語、英語、中国語が喋れるんでしょ?
Kate:そうですね。全部メチャクチャですけど(笑)。
クリス:中国語は何語なんですか?
Kate:北京語です。
クリス:いいですね。これからの国際社会で中国語は必要になってきますからね。それで、なんで最終的にDadaDになったの?
Kate:一応アートムーヴメントの“ダダイズム”からインスパイアされたって言ってるんですけど。
クリス:これは誰が考えたの?
Kate:これは一緒に考えました。
クリス:最初“ダダド”って読むと思ってたんだけどね。”a”が一個抜けてんじゃん。これは何か意味があるの?
Shige:いや、見た目的にかっこいいかなと思って(笑)。まあ、読みやすければ“ダダド”でも何でも良いんですけど(笑)。
クリス:あ、そうなの(笑)?なんか意志があるようで優柔不断だよね(笑)。
Shige:まあ、なんでも適当に(笑)。

クリス:9/7(水)にはニューアルバム『Touch Touch Touch』がリリースされましたけど、基本的にどの曲もKateが作詞してShigeちゃんが作曲してるんだよね?どっちが先に作るの?
Shige:基本的に僕が先に曲を持ってきて、それをKateに渡して歌詞を考えてる間にバックの色んな音とかを作って、歌詞があがってきた頃に全部合わせて、じゃあ録ろうかっていう感じですね。
クリス:チャートインしている『SING WITH ME』は独特な空気感がありまして、リラックスした日の照ったリビングで聴きたいような曲だし、なかにはロッキッシュな曲もありますね。どんな感じで曲は録音するの?
Kate:基本的にこのアルバムの曲は全部Shigeか私の家かで録ってます。
クリス:そうなんだ。じゃあ、いわゆるちゃんとしたスタジオには行ってないんだ?
Kate:全然行ってないですね。
クリス:どんな部屋で録音するの?
Kate:もうホント、普通の部屋。
Shige:サウンドチェックとかもしてないですね(笑)。
クリス:ホント!?でもその割には均一した音になってるけど、全部同じ部屋で録音したの?
Shige:いや、それも特に考えてなくて、寒いなと思ったら温かい部屋に移動して。
クリス:じゃあ、音の為にどうのこうのってことでは無かったんだ?
Shige:ああ、それは考えなかったなぁ。
クリス:考えなかった!?そうなんだ。じゃあ、声もいじったりとかしてないの?
Kate:特にしてないですね。サッと歌って。
クリス:もうあんまりこだわらないっていう所が、こだわりなのかもしれないよね。気楽にっていう(笑)。 

番組恒例★ピンポンボックス

◎カラオケに行ったらよく歌う曲は?
Kate:あんまり行かないんですけど、行ったら宇多田ヒカルさんの曲歌いますね。
クリス:どの曲ですか?
Kate:『Traveling』が大好きですね。
クリス:ああ、良い曲ですよね。カラオケあんまり行かないんだ。なんで?
Kate: あんまり得意じゃない(笑)。普段から歌 ってるから、カラオケで歌って盛り上がるっていうのがあんまり(笑)。

◎最近読んだ本、または見た映画でお勧めは?
Shige:水木しげるさんの人生を描いてるマンガは面白かったですね。
クリス:ああ、『ゲゲゲの女房』のマンガ版みたいなやつだ?
Shige:そうですね。やっぱりこう、生命力にあふれる、ユルいんだけど絶対にあきらめないっていうか。
クリス:ああ、それはありますよね。水木さんの世界観というか、ユルくてもぶれない、そういったところが音楽的にも二人の目指してる所なのかもね。
Shige:ああ、それが一番良いですね。

◎子供の頃の夢は?
Kate:歌手になりたいと思ってました。おもちゃのマイクとか離しませんでしたね。
クリス:ご両親は音楽関係なんですか?
Kate:全然。
クリス:好きなアーティストは誰だったんですか?
Kate:父がよく聴いていて好きになったダイアナ・ロスとか、ビートルズとかサイモン&ガーファンクルとかを聴いて育った感じですね。
クリス:じゃあ、いわゆるお父さん・お母さんポップスを聴いて育ったんだ?自分で今音楽やっててそのルーツって感じます?
Kate:感じますね。

◎一番最初に買ったCDもしくはレコードは?
Shige:ガンズ・アンド・ローゼズの『Appetite For Destruction』ですね。
クリス:じゃあハード・ロックが好きなんだ?
Shige:いや、実は当時僕自身は全く音楽に興味がなくて、ギターをやってた兄貴が「お前はロクでもないから、こういう音楽を聴いてまともになれ」て言ってきたんですよ。
クリス:ガンズを聴いてまともになれ!?名言だね、それは(笑)。面白い兄貴だね!
Shige;まあ、そうなんですよね(笑)。まあでも結構年も離れてて、上からこうバッと言われて「お前買わねーと殴るぞ」ぐらいの勢いで言ってきたんで。
クリス:兄貴は怖いの?
Shige:やっぱり怖かったですよね。今は仲いいですけど。
クリス:兄貴はデビューした事になんて言ってるの?
Shige:なんか「結構、癒し系でいいね」って(笑)。
クリス:兄貴も丸くなったんだね(笑)。

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