2010年10月24日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : スピッツ


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ニューアルバムを「引っさげ」て、spitzがひさびさに登場!

クリス:3年間の制作期間で作られたのが今回のニューアルバムの「とげまる」。いい名前ですね。
草野:そうですか。最近、自分の中で平仮名がちょっといいなぁと思っていたので。
クリス:これは尖っているのに丸いという意味ですよね。
草野:そうですね。
クリス:それはやっぱり今回のアルバムの中に象徴されているんですか?
草野:思い返せば結成当初からそういうものを目指していたという気がするんですけど、今回浮かんだので使ってみました。
クリス:メロディに対して歌詞が尖っていたりとか、曲自体尖っていたり、この曲は丸く行こうとか?
草野:全曲両方の要素が入っていると思います。甘いだけのバラードみたいな曲もないですし、激しいだけのゴリゴリな曲も無いですし。全曲両方を内包してると思います。
クリス:そしてアルバムジャケットは最近話題のキャンドル・ジュンさん。
草野:そうなんですよね。話題にね。
クリス:最近なっちゃって。
草野:自分はお会いしてないんですけど。
クリス:ちょうど夕暮れ時なんでしょうかね。ロウソクが芝の上にパーッと置かれて。
草野:なかなか幻想的ですよね。モデルの子もドラマで頑張っているみたいですね。
田村:(笑)他力本願だよね。
クリス:タイミングよかったですよね。

クリス:今年は春から全国ツアーをやっていて、今度のニューアルバムに収録される新曲もツアーでけっこう披露してきたそうですが、リリース前にお客さんに聴かせるっていうのはどうでしたか?
草野:そうですね、間違ってもわからないですしね(笑)。CDで予習されてないので、いってみれば包丁の実演販売みたいな。先に聴いていただいて、よろしかったらCDをご購入いただいてって感じで。
クリス:損はさせませんってね。でもボクはファンであればあるほど会場で新曲が聴けるのは新鮮で得した感じがすると思うんですよ。
草野:そうですね。オレもたぶん好きなバンドを観に行ったらそういう感じだと思います。
田村:でもさ、ヒット曲もやってほしくない?
草野:ヒット曲もやって欲しいよ。そこはバランスじゃないかな。
クリス:まあ草野さんいわく、「ニューアルバムを引っさげないツアー」をやったということですが。
草野:「引っさげて」ってよくいいますよね(笑)。今回は「引っさげないで」。
クリス:「引っさげて」っていうと背負ってる感じがしますよね。
草野:家出してるみたいでね。
クリス:お客さんの反応はどうでした?
草野:お客さんの反応は、思いのほか盛り上がっていただいてよかったです。
田村:いつもだと新曲を「聴かれる」感じになっちゃうから。
草野:構えてね。静かに聴かれちゃうことが多いんですけど。
田村:今回は新曲の位置を効果的になるように考えたりしたんで最初から反応は良かったですね。
草野:ノリのいい曲で挟んでみたりね(笑)。

クリス:先行シングルには20年近く前、1992年の「ナイフ」のライヴ音源も収録されているんですが、これはなぜ「ナイフ」にしたんですか?
草野:ずっとライヴでやってなかったんですよね。埋もれた曲だったんで、久々にライヴでやってみたらなかなかいい感じだったんで。40すぎてからやるべき曲だったのかなって。
クリス:なんでですか?
草野:当時、上手くできなかったですよね。
田村:こういう間のあいた曲が。表現できなかったんですよ。
草野:ライヴで盛り下がるからやめとかない?って。
田村:ホントはシューゲイザーのつもりで演奏してたんだけど、みんなから見ると「なに下むいてつまんなそうに演奏してんだよ」って。
クリス:「なに靴ばっか見てんだよ」って?なるほどね。でも歳を取るごとによくなる曲ってありますよね。そういう曲はほかにもあるんですか?
草野:そうですね。レコーディングでできたのにライヴでは緊張しちゃってできないっていう曲もあったんですけど、最近は徐々に改善されてますね。
田村:草野も昔の曲を嫌がらなくなったよね。
草野:うーん、嫌な曲もあるけど(笑)。嫌って言うかやってもあんまり面白味ないしなって曲も正直なくなはいんですけど、基本的には古い曲もやるようになってますね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎歳を取るにつれて感じることは?
田村:ライヴの疲れが前は次の日に出てたんですけど、最近は3日後ぐらいにどっと出ますね。
クリス:どういうことなんですかね?
田村:反応が鈍くなってるんですかね?
クリス:どこに出ますか?
田村:背中とかにきますね。ベースが重く感じるようになってるのかな?(笑)やだなこんな話するの。
草野:楽器が重く感じるのかもしれないですね。最近、楽器屋さんに行くと「◯キロ」って書いてあるけど、昔なかったよね。たぶん年配の人も楽器買うようになってなるべく軽いのってこちになってるのかな?

◎最近しちゃった衝動買いは?
草野:衝動買い?あんましないんですよね。なにかある?
田村:オレ?オレはけっこう時計買ったり靴買ったりしちゃうけど。
草野:あー、あんまりないですね。自分にはケチですね。
クリス:自分にはケチ。じゃあお金はどこに使ってるんですかね?
草野:えっ?
クリス:(笑)ほら衝動買いはしない、買い物もしないって。ケチだっていうと気になりますよね。
田村:醤油とかじゃない?(笑)
草野:味醂とかね(笑)

◎好きな家事、得意な家事は?
田村:家事?苦手は掃除が苦手ですね。するけど雑だよね。どうしても直角にできなくて円になっちゃう。
ルンバみたいな?
自分の手の届く所を拭こうとすると円になるじゃないですか?そういう感じです。
効率よくするんじゃなくて同じようなところをね。やっぱり掃除慣れしてないですかね。
鳴れてないですね。

来年にはツアーも。spitzの最新情報はオフィシャルサイトでチェック!



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Guest : 斉藤和義


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あっという間につくり上げたニューアルバムを持って斉藤和義さん、登場!

クリス:今回、アルバム早かったですね。
斉藤:今回早かったですね。ホントは今年アルバムつくろうって話はなかったんですけど、6月ぐらいにお休みをもらったらやることないなって感じになって、酔っ払ってディレクターに「アルバム作る」っていっちゃったら、ほんとに進みだしちゃったんですね。
クリス:あー、いっちゃったら、ディレクターがシメシメと。
斉藤:そうですね。
クリス:それでお尻叩かれながら作ったんですか?それともスイスイいきました?
斉藤:半々ですかね。制作期間も短くて一ヶ月ないぐらいだったので。
クリス:今回の全曲、一ヶ月で?
斉藤:シングル以外はもうやるしかないって感じで、どーっと集中してやった感じですけど。。
クリス:一ヶ月でそんなにできるもんなんですね。
斉藤:できましたね。でも毎回できるとは思わないでくれよ、と。
クリス:今回できた理由はあるんですか?
斉藤:いや、特にはないです。ツアーもあるので新曲が欲しいなと思ってたのでスタジオ入ってたって感じですね。


番組恒例★ピンポンボックス

◎最近気になる女性のタイプは?
斉藤:女性のタイプ?しょっちゅう変わるからなぁ。
クリス:今はどうですか?
斉藤:今?えー…。さっき、ここに来るときに歩いてた二人組のお姉さんが、一番最近恋しましたかね(笑)。
クリス:どういうタイプですか?
斉藤:秋っぽくブーツはいて、ミニスカートはいて、栗毛色で。うしろからしか見てないんですけど、ふたりともおんなじような格好してて『あー秋だなぁ」って。
クリス:いくつぐらいですか?
斉藤:うしろから見る限り28歳ですね。
クリス:なるほど。香りだけは伝わってきました。

◎ジンクス・ライヴ前のおまじないは?
斉藤:この前、先輩のミュージシャンが言ってたんですけど、ライヴ前にあくびが出ると大丈夫かなって気になれるところがちょっとありますね。
クリス:それは余裕ってことですかね。
斉藤:余裕って言うか、どこか緊張しつつもリラックスできてるってことなんですかね。緊張はしないとダメですけど、緊張だけでもダメなので。
クリス:じゃあ無理にあくびしたり?
斉藤:無理に……、あーでも無理にすることもありますね。
クリス:深呼吸みたいなもんですもね。
斉藤:でも傍目に見るとダレてるってみられちゃいますけどね。

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