東京事変から椎名林檎嬢とギターの浮雲さんが登場！

クリス：浮雲さんは、東京事変の二代目ギタリストですが、林檎さんとはずいぶん長い付き合いなんですよね。
椎名：そうです。
クリス：なれ初めはなんだったんですか？
椎名：私のアニが椎名純平という名で私と同業者なんですが、彼のバンドでギターを弾いていたんですよね。
クリス：それで浮雲という名前をつけたのが林檎さんなんですよね？
浮雲：そうなんですよ。なんで浮雲にしたんですか？
椎名：ホワッホワッしてるからよ！（笑）
浮雲：ありがとうございます。
クリス：掴みどころがない感じ？
椎名：なに、心外みたいな顔して、いまさら。
クリス：浮雲さんは温和な方なんですか？
椎名：いやいや、尖った人間です。
クリス：尖った人間！尖っているけど、フワフワしてるんですね。
椎名：そうですね。
クリス：知りあって何年ぐらい？
椎名：8〜9年ぐらい経ってるかもね？
浮雲：そうですね。そうかもしれないです。
クリス：浮雲さんのどこに惹かれたんですか？
椎名：ギターのプレイもオモシロかったんですけど、私が最初にお願いしたのはボーカルなんです。
浮雲：歌ってなかったんですけどね。
椎名：声がいいと思って。普段の話し声とか、口ずさんでる声とか。だから今でもボーカルの曲をいっぱい持っていくんです。
クリス：なるほどね。

クリス：『三文ゴシップ』を出したとき、事変用の曲も書いてたんですか？
椎名：そうですね、だいたい同時進行ですね。
クリス：どうやって使い分けるんですか？ソロとバンド、けっこう混ざっちゃわない？
椎名：この5人でこそやりたいってものっていうのは、はっきりしている気がして。
クリス：浮雲さんは椎名さんのソロの作品にも参加してますけど、時変名義と椎名林檎名義ではどう違いますか？
浮雲：どうでしょうね。事変は５人の力が本当に均衡しているので、一人でやってるって感じじゃないですね。なんていったらいいんだろう。もうちょっと民主的っていうか。わかんないわかんない。
クリス：林檎さんはどう思う？民主主義の中にいる？
椎名：そういう気がしました。
クリス：じゃあなにかを決めるときは、みんなで議論して決めんるんですか？
椎名：そうですね。よほどどうでもいいこと以外、音楽のこととか、あとビデオのことはちゃんと話しあいますね。

クリス：アルバム全体が『ペットサウンズ』っぽいなって思ったんですよね。一番力を入れたのはどこですか？今回のアルバムで。
椎名：どうでしょう？
浮雲：どこかといわれると難しいですね。
椎名：難しいですね。
浮雲：バンドで演奏したものを記録しただけじゃなくて、もうちょっと全体的に、曲になにが必要か考えて、「５人以上の音」が入ってることが多いですね。
椎名：今まではタブーにしてたよね。ライヴで再現出きないからだっけ？
浮雲：でしたっけ？
椎名：わからないけど。
クリス：なるほどね。それで浮雲さん、今回、作詞作曲で大いに頑張ってますよね。
浮雲：はい。ありがとうございます。
クリス：事変でのソングライティングはどうですか？
浮雲：みんな演奏もすごくうまいっていうか凄腕なので、なにを持っていっても大丈夫な人たちなので、林檎さんが唄うことを想像して、とりあえず投げかけてみんながどう反応するかっていうのがオモシロイですね。
クリス：すごい完成度高いですよね。
椎名：エンジニアが凄腕だからですよ。
浮雲：そのとおり。


番組恒例☆ピンポンボックス

◎ 苦手な異性のタイプは？
浮雲：うわー。
クリス：女性は答えやすいけど、男性は答えづらいよね。
浮雲：そうですね。でも「私が私が」っていうタイプの人はイヤですね。
クリス：なるほど。常に自分の話しばっか。
浮雲：あとそういうのを隠し持っている人とか。
クリス：なるほどね。

◎自分の性格でなおしたいところは？
椎名：これは外してもらえばよかったなぁ（笑）。生真面目っていえば聞こえはいいんですが、堅物なところ？
クリス：完璧主義？
椎名：こうじゃなきゃいけない！っていういろんなものに対する理想がありすぎて、自分の中だけで完結すればいいんだけど。ある意味、それが私の商売じゃないですか。だからどこまで商売が通用するのか境目が見極められなくなっちゃうことがありますよね。
クリス：理想が高いのかもしれないね。
椎名：なんでしょうね。それで堅物ですよ！


◎一日だけ20歳に戻れたらなにをしますか？
浮雲：ハタチ……あー、んー。
クリス：は難しい？じゃあ、何歳のころがいいですか？もし戻れるんだったら。
浮雲：あー、ムスカシいなぁ。今が一番いいんだよな。
クリス：いい答えですね。なんで今がいちばんいい？
浮雲：だんだん自分、垢抜けてきたって思うんですよね。
椎名：（笑）自分でよくいうよ。
浮雲：（笑）まだぜんぜんあか抜けてないんですけど、心の垢がね。
クリス：こんなこといってますよ。
椎名：あーそうなんだね。どんどんすれてきてるんじゃないの？


◎一ヶ月休みがもらえたらどうする？
椎名：あー、それは食っちゃ寝しますよ。誰にも見つからないようにして食っちゃ寝します。
クリス：お休みは海外とかいかないんですか？
椎名：ぜんぜんそういうことをしてないので、1ヶ月もあったら行きますね。
クリス：海外はどこがいですか？
椎名：香港！行ったことないですけど。
クリス：あんまりヨーロッパには興味ない？
椎名：行ってみたいです。イタリアにも行ってみたい。
クリス：グリースいいですよ！
椎名：ああいいなぁ。行けたことないよ。

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1年ぶりの新曲をもってaikoがご無沙汰登場！

クリス：NHKの「ウェルかめ」と日テレの「曲げられない女」というふたつのテレビドラマの主題歌を掛け持っていますが、二股じゃないですか。よく許されますね（笑）。
aiko：いやいやいや、私もビックリです。こういう主題歌のお話とか、スタッフから聞いてもあんまり意識しないんです。気にしてると「実はあの話なくなったんだよね」ってときに落ち込むので、あんまり聞いてないふりしてるんですよ。そしたら今回はほんとに決まったよって。、
クリス：前代未聞じゃないですか？当然ウラではないですが、同じ時期にやってるなんて、ほんとにもう「ひっぱりあいこ」って感じで。
aiko：（笑）ありがとうございます。

クリス：「一緒に見たいの、戻れない明日を」…ちょっと、なぞかけみたいな歌詞ですけど？
aiko：心構えして、後悔しない明日を迎えるって気持ちを言葉にしたら、「戻れない明日」って出てきたんです。
クリス：なるほどね。尊い日を大事にってことですよね。で、セールスはオリコンでナンバーワンじゃないですか！
aiko：はい、ありがとうございます。ほんとに嬉しいです。
クリス：でも素敵な歌詞ですよね。勇気づけるんだけど、あんまり押し付けがましくなっていうか。
aiko：すごい嬉しいです。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎寝る前に必ずすることは？
aiko：必ずすることは、脱出ゲーム。パソコンで！
クリス：はいはいはい。僕もエスケープゲームにはまってるんでしょ。
aiko：楽しいですよね。
クリス：けっこうただでもすごいのあるよね。
aiko：そうですね。私がよくいくサイトは、難易度が出ているので、簡単なやつからやってって、行き詰まって寝るという。
クリス：なるほどね。僕は怖いのが好きですね。不気味なのが。
aiko：あーありますね。

◎苦手な男性のタイプは？
aiko：えっと、お酒に飲まれる人。
クリス：あー、のんべえ。どの程度？
aiko：記憶がなくなるような人。
クリス：あー、なるほどね。いたたたた。そういう人は、だらしない？
aiko：怖い。
クリス：怖い？怖いっていうのは、心配なの？
aiko：心配になる。
クリス：そういうのを見たら別れちゃう？
aiko：厳しいと想いますね。ウチの家系がお酒が好きで、法事とかお正月とかいつも酔っ払って喧嘩してるのをみてて、怖いイメージがあるんですよ。
クリス：なるほどね。じゃあどういうお酒は好き？
aiko：ほどよく楽しく、ゲラゲラ笑うお酒はいいですね。

◎最近泣いたのはいつ？
aiko：あっ、最近、テレビ観てて泣きましたね。
クリス：ナニ観てたの？
aiko：「ムツゴロウ王国」のDVD。持ってたんですけど、もう一回観てて。
クリス：なにに泣いたの？
aiko：シベリアンハスキーのテツって犬がいるんですけど、王国の中で波乱万丈の人生を送るんですけど、凶暴になっちゃって、ソリをやらせて、アラスカに行かせるんですけど、それを観て。
クリス：感極まってね。
aiko：アッハッハッハ。

ニューアルバムのリリースは3月31日！
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