2008年03月23日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : TERIYAKI BOYZ


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NIGO(R) & RYO-Z登場!焼きたての新曲持ってきます!


クリス:クリス・ペプラーがお送りしているサッポロビールTOKIO HOT 100、それではここで本日のお客様、お迎えしています。自己紹介お願いします。
RYO-Z:TERIYAKI BOYZからやって参りました、RYO-Zでございます。よろしくお願いします。
NIGO&(R):同じくNIGO(R)です。よろしくお願いします。
クリス:TERIYAKIの活動はNIGO(R)さんの号令で始まるんですか?
NIGO(R):僕の号令かなぁ?リーダーがILMARI君なんで…。でもミッションは僕か。
RYO-Z:そうですね、常日頃、トラックがあがり次第なんで、トラックがあがってくるとみんな「はいはい、やります!」みたいな感じで、みんなで集まるみたいな。
クリス:みんな忙しいのに、よくスケジュール合いますね。
RYO-Z:そうなんですけど、各々のワークスがありながら、「TERIYAKIのこんなトラックがきた!」ってことになると、みんなワーッと集まって、そのときの集中力で、ワッと作っちゃうんですよ。ダビングもサクッとやって。そういうムードなんです。
NIGO(R):なんか忙しいときに限って、トラックが必ずくるんです。
クリス:それじゃトラックはルーズな感じでお願いしてるんですか?デッドラインとか決めずに。
NIGO(R):あまり決めてなくて、できた段階でって感じなんですけど、今回の曲なんかは、結構前から頼んでたんですよ。でもなかなか送ってきてくれなくて…、それにはちょっと訳があったんですけど。
クリス:その訳は言えることですか?
NIGO(R):言えますけど。
クリス:(笑)なんなんですか?
NIGO(R):ファレルがマドンナのレコーディングに入ってたんですよ。で、音楽的に自分の変わり目だったそうで、けっこう悩んでいて、で、マドンナがひと段落して、「できた」って連絡が来て。
RYO-Z:すごいんですよ、今回のビートもマドンナをやってるプロデュースの感じで、なんかバケツでビートを録るっていうのがファレルさんの中でトレンドらしくて、マドンナも全部それだからって。
クリス:ほう!バケツビート。
RYO-Z:それをリリース的には、マドンナよりも先、僕らが最初に(笑)。
クリス:なるほど、マドンナよりも先のバケットビート!これは口にしただけで「来るな!」って感じがしますね。
RYO-Z:ヤバいっすね。

クリス:トラックはファレルですが、ファレル、日本語でラップもしてますよね。「ゾッコン」と「ギガント」って言ってますよね。これはしょこたんのリリース日と同じだから入れたんですか?
RYO-Z:これはファレル大先輩からのリクエストで、ラップとかフックラインとかを日本語でパフォーマンスしたいから、日本語で当ててくれって言われて、いろいろ当ててたんですよ。それで実際にレコーディングスタジオに入ったときに、ファレルが「こういうことじゃないんだよなぁ」ってキーワードだけ拾っていって、いろんなキーワードがあったんですけど、「ギガント」と「かわいいベイビー」っていうのを拾って、それでスケッチを進めていって。
クリス:ってことは、これは消去法でファレルが作っていったということ?
RYO-Z:そうです。僕らが出したキーワードをファレルが選んだってことです。
クリス:レコーディングはどうだったんですか?ファレルは忙しかったんでしょ?
RYO-Z:そうですね、スタジオに2時間いなかったですね。でもすごい集中力でカーッと録っていって、ヤバいだろうって。
クリス:あと、バスタライムスといったら、RYO-Zにとっては憧れの人なんでしょ?
RYO-Z:そうなんですよ、あの人とできるなんて、とんでもないですね。95年ぐらいに初来日したときも観に行ったし…、非常に光栄ですって、スタッフがNYにいったときに本人にその思いを伝えてもらったら、「こちらこそだよ」っていってくれて、ありがたいですよ。やっぱり素敵!
クリス:バスタライムスの魅力ってどんなところ?
RYO-Z:キャラです!

クリス:TERIYAKI、アメリカでライヴをやったそうですね。
RYO-Z:はい、やってきました。
クリス:どこでやったんですか?
RYO-Z:セントラルパークです。
クリス:セントラルパーク!野外ですか?
RYO-Z:野外です!「ニューヨーク・東京フェス」というイベントで、前はフリーだったんですけど、僕らが出る年ぐらいから有料になって、お客さんもシビアになってきてたんですよ。で、けっこうお客さんも固いところでやらなきゃならなくて、怖いなぁと思ってたんですけど…、けっこうプロップスあって、声援にも応えながら。
NIGO(R):盛り上がりましたね。心配は心配だったんですけど。
RYO-Z:盛り上がりましたね。楽しかったです。
クリス:けっこう緊張してたの?
RYO-Z:ガチガチでしたよ。まぁ、東京でもそうですけど、未だに(笑)。
クリス:その模様がDVD「ワールドツアー」に収められているんですよね。
RYO-Z:そうです。パックとそこは(笑)。

番組恒例☆ピンポンボックス!

◎ こうみえて、人から意外と思われるところは?
RYO-Z:なんすかね…えっと、僕、こんなわがままボディなんですけど、体脂肪もだいぶあるんですけど、意外と少食なんです。
クリス:あっ、そうなんですか?
RYO-Z:そうなんですよ、少食の巨漢って言われてるんです。
クリス:それは効率がいいのか悪いのかわからないですね。
RYO-Z:わからないですね(笑)。だからクリスさんを見習って、水泳やらなきゃなって(笑)。

◎ 最近泣いたのはいつどこで?
NIGO(R):あのですね、さっきなんですけど、ここまで歩いてきたら花粉症になったっぽいんですよ。涙が出てきて。
クリス:最近デビューの人多いですよね。私も目薬は欠かせないんですけど、目にきてますか?
NIGO(R):目にもきましたけど、さっきまで鼻水を垂らしてましたね。
クリス:地球環境が変わってますからね。あとほかに花粉以外にウルッてきたことは?
NIGO(R):あんまり泣かないですね。
クリス:泣いたことはない?
NIGO(R):泣いたことはありますけど。
クリス:それは泣かない体質?それとも堪える方?
NIGO(R):体質ですね。
クリス:じゃ映画やテレビをみても泣きそうにならないんですね。
NIGO(R):映画とテレビはほとんど見ないんですよ。
クリス:見ない?なんで?
NIGO(R):時間がもったいないんで。
クリス:それじゃその時間はなにやってるんですか?
NIGO(R):なんですかね、仕事にまつわることですね。


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Guest : 宇多田ヒカル


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ニューアルバムを持ってクリスとガチンコ対談!
宇多田、イントロに挑戦!ラジオとの関係とは?


クリス:クリス・ペプラーがお届けしている J-WAVEサッポロビールTOKIO HOT 100。この時間はゲストをお迎えしております。ニューアルバムをリリースしたばかりの、この方です!
宇多田:宇多田ヒカルで〜す!こんにちは!
クリス:こんにちは。TOKIO HOT 100には、一昨年の6月以来、二年ぶりということなんですが。
宇多田:ですね。
クリス:7回目の登場ということで。
宇多田:そんなにやってますか、もう。
クリス:やってます。で、ヒッキーは今年デビュー10周年。
宇多田:はい。
クリス:デビュー間もない頃からウチの番組に来てくれて…、はやいですね。
宇多田:はやいです、はやいです。
クリス:でもね、この年にデビューしたアーティストは非常に多いんですよ。
宇多田:あー、確かにそうですね。
クリス:花の98年組。椎名林檎でしょ、aiko、MISIA、浜崎あゆみ、Double、キリンジ、Kiroro、モーニング娘。、波田陽区と、みんな同期ですよ!
宇多田:わぁ、すごい。まぁ、すごい。
クリス:同期の中で仲良くしている人はいます?
宇多田:えーっと、aikoさんとは、テレビで一緒になると、すっごい喋っちゃうんですよ。後ろでずっと映ってるから、「ウルサい」と、視聴者から苦情が…。
クリス:わかるわかる。人の話をちゃんと真剣に真剣に聞けと。
宇多田:そうそうそう。番組の人たちは「ぜんぜん好きな話してていいんですよ」って言ってくれるんだけど、そういう風に言ってくる人がいると。
クリス:うん。
宇多田:そういう感じで、あとは、林檎ちゃんは昔、一緒に飲みに行ったり、この間は事変を見に行ったり。
クリス:そうか。で振り返ってみてこの10年、はやかった?
宇多田:はやかった…っていうか、あんま記憶ないんですよ。なんかね、デビューした最初の2、3年っていうのが、ほとんど記憶になくて、環境が変わっちゃって、慌ただしいというか…。
クリス:あまりにも情報がインプットされすぎて、まとめられなかったんでしょうね。
宇多田:そうそうそう。
クリス:でも最近はけっこうゆとりある…あっ、今は忙しいよね。
宇多田:今はプロモーションやってるけども、一時期よりは今はだいぶ楽なので、まぁ休みもいっぱいあるし。
クリス:で、時代劇にハマってると。
宇多田:時代劇チャンネルにも加入したし!
クリス:そうですか。
(♪鬼平犯科帳のテーマ)
宇多田:あっ、キター!キター!うわっヤバい、泣くかも。これ聞くと、もーー。
クリス:なんでなんで?
宇多田:これ、「鬼平犯科帳」っていう私のいちばん好きな時代劇のエンディングテーマで、ジプシーキングスの「インスピレーション」。
クリス:ほー、ジプキンですか。
宇多田:時代劇のエンディングでコレなの。すごい選曲じゃない?
クリス:斬新かもしれない。
宇多田:奇跡の選曲だと思う。
クリス:私は時代劇は完璧にスルーなんですが、時代劇の魅力ってなんですか?
宇多田:あのー、母がすごい時代劇好きで、子供の頃からよく見てたっていうのもあるんだけど、最近急に、ホントに好きになっちゃって。
クリス:なんで?
宇多田:なんか…、どう考えてもやっぱり笑えるんですよね。
クリス:あっ、いわゆるパロディで見ている?
宇多田:というか、すごく話に、まあ池波正太郎の話もすごくいいので、必ずエンディングで悪党が鬼平の情けで泣いて終わったりとか。それでこの曲が流れてきて、私も、「悲しぃー泣けるー」って泣いちゃうんだけど、細かく突っ込んでいうと、やっぱり現代の日本人が、昔の着物を着て、ちょんまげのカツラをしてるっていうのが、やっぱりもう…。志村けんさんのバカ殿とどう違うんだみたいな。
クリス:わかります。僕も某NHKにだいたい週二回ぐらい行くんですけど、時代劇撮ってるじゃん。で、今、タバコ部屋っていうのがあるのよ。タバコ部屋に…。
宇多田:隔離されてる!(笑)
クリス:みんなちょんまげでタバコ吸いながら、「そうだよね〜」って。
宇多田:そうそうそう、それを想像すると楽しいの(笑)。
クリス:それで時代劇って動きが堅いじゃん。それがタバコ部屋に入ると、みんなもう。
宇多田:普段の格好だ!
クリス:「どうなのよ〜、今度うまい焼き肉屋あるからさ〜」
宇多田:「え〜、まじで〜」とか言ってるんだ。
クリス:なんかそのノリがさぁ、「あー、すごい世界だなぁ」って感じはしますよね。
宇多田:そういうのを考えるのも好き。あとコスプレもするのも好きで、ちょんまげのカツラとか。
クリス:ヒッキーがするの?
宇多田:私が。あと十手買ってきたり、刀買ってきたり、小判とか持って、「へっへ、お主も悪よのう」とか言ってみたり。
クリス:誰とやるの?コスプレ。
宇多田:ク、クマちゃん(笑)。
クリス:クマちゃん!あなたのクマね。
宇多田:そうですね。
クリス:そうですか。そういうのは写真撮ってブログに載っけたりするんですか?
宇多田:してますね。人生、切り売りしてますよ。
クリス:(笑)そうなんですか?あなた切り売りする必要ないじゃないですか。もう十分余裕ぶっかましてさぁ。
宇多田:いやぁ、もう10年もやってるとねぇ。
クリス:そうですか。プロですね。心の底までプロになりましたね。すばらしい。

クリス:新曲の「HEART STATION」、これはラジオのことを歌ってくれているんですか?
宇多田:そうですね、いちおうモチーフとして。あの、ラジオって発想が、私にとってすごくロマンチックな、ちょっとノスタルジーとかも、懐かしい感じがしてくるイメージがあって…、テレビなんかに比べたら。
クリス:もう原始的な媒体ですよ。
宇多田:だから、なんていうんだろう。情報量がテレビなんかよりも少ない分、その分ロマンチックなもので、歌詞の中で「車の中では、カーナビで、テレビが流れてた」っていったらぜんぜん歌にならないけど、「ラジオが」っていったら、「あー、なんかわかる」みたいなドキドキしてくる感じがあって…。
クリス:切ない媒体ですよね。
宇多田:で、歌手として、ミュージシャンとして、作品を作って、実際にライヴに行くっていうこと以外で、遠くにいる人が買ってくれて聴くのって、ラジオで電波飛ばして、相手が受信してくれるっていうことに近いなって思って、この曲のモチーフにもできるし、アルバム全体のモチーフにもなるなぁと思って、タイトルに。
クリス:それでTOKIO HOT 100でもナンバーワン。2月10日にナンバーワンですよ。
宇多田:全国初。
クリス:そうそうそう、リリース一ヶ月前にナンバーワンになったと。
宇多田:すご〜い!
クリス:我々が一番乗りでしたよ。で、J-WAVEバージョンも、ヒッキー作ってくれまして。
宇多田:はいはい、「ボンジュール!」ってやつ。
クリス:そうそうそう、で、ぜひヒッキーに、イントロのせをやってもらいたいということなんですけど、いいですか?
宇多田:…久しぶりっすね〜。自分のラジオ番組をやってた頃以来っすね。
クリス:そうだよ、何年ぶりぐらい?
宇多田:8年ぶりぐらいとか?
クリス:ではいちおうここにストップウォッチが。
宇多田:はい、ちなみにイントロ何秒ですか?
クリス:イントロは…。
宇多田:26秒ですね。
クリス:26秒です。
宇多田:わかりましたぁ。あー、久しぶりにやってみようかなぁ。
クリス:それでは、逆キューをディレクターに向かって。
宇多田:よろしくお願いします。
(イントロのせ)「Hey!You’re listening to SAPPORO BEER TOKIO HOT 100.さあ、今日お送りするのは、3月19日にリリースされた、宇多田ヒカル、通算5枚目のアルバムから、この一曲なんですけれども、今年でデビュー10周年を迎える宇多田さん、最近はどんな感じで過ごしているんでしょうか。あっ、あー、ですよねー、はい。それではお聴き(キ)ください。かんじゃった!Here comes Utada Hikaru,“HEART STATION”on 81.3 J-WAVE!」
って、ウワァーできねえよ!ちっきしょう、乗らねえよ!
クリス:やったじゃん(笑)。

クリス:”HEART STATION”ですが、この曲は、初めて、自分と同じ思いや感覚を持っている人に聴いてほしい曲だったということなんですけど。
宇多田:わりと、なんていうんだろう。作詞家っていう感じではなく、わりと実体験的なところから、ネタをスルスルスルスルと書いていった感じで…、だからすごく共感しやすいんじゃないかなって。
クリス:うん、そうだね。
宇多田:ちょっとパーソナルなんだけど、だからこそ、みんなのパーソナルな部分にリンクできるかなって。
クリス:間口が広いよね。一時期なんていうのかな、すごく考え抜いた世界っていう展開もあったじゃん?でもこれはホントに間口が広いっていうか、入り口がでかいみたいなさぁ。
宇多田:そういう感じに今回、全体をしたかったんですよ、アルバムの。
クリス:そうだね、だからVIP席にいくっていうよりも、一般席にいくという、そんな感じの…。
宇多田:そうそうそうそうそう。ラジオで流れてきたのを、お掃除しながら聴いてるとか、そんな感じ。
クリス:そんな感じしますよね。で今回は、未発表曲が、1、2、3、4…5曲か。
宇多田:はい。
クリス:なかなか今回、なんだろうね…。
宇多田:なにかしら?
クリス:僕はね、「Celebrate」がすごく好きだったんですよ。
宇多田:あーありがとう、私も超好き!
クリス:私の妹がね、数年前にギリシャで結婚しまして、なんかそれを思い出しましたね。
宇多田:あのね、イメージがイビザ!
クリス:そうなんだ。俺、サントリーニ島ってところに行ってさぁ、いいところでさぁ、夕焼けのところでDJがやってるんだけど、けっこうウルってホロってくるようなね、いいんですよ!
宇多田:私もイビザとか地中海の、白い壁と、青いトルコ石みたいな海っていうのをイメージで。
クリス:そうそうそう、それです。それをすごく感じましたね。あとは飛行機に乗ってるときに聴いても気持ちいいかもしれないね。
宇多田:わりと軽やかな感じにしたくて、重くてねっとりした部分とかもういらないっ!て思って、楽しく聴けるとか…。
クリス:そうだね、あとはちょっとブレインマッサージじゃないけど、そういうのはあるよね。
宇多田:癒し?
クリス:そうそうそう。アロマじゃないんだけど、ちょっと揉んでもらってる系って感じっていうのがね。
宇多田:おっ、癒し系?癒し系?まさか私がいわれるとは!
クリス:そう?癒し系じゃん、全体的に。
宇多田:っていうか、私、人間的に、まあ女としてっていうの?「私は癒し系でしょ?」とかいうと、みんなに大笑いされるけどね。「そりゃねぇだろ!」みたいな。
クリス:そうなんだ。でも作っている作品は…、私は「マッサージ系」だと思いますよ。
宇多田:よかった。リラックス系な?
クリス:あんまり痛くない、ツボをグーじゃなくて…。
宇多田:オイルマッサージ?
クリス:オイルマッサージ、そうそうそう。「そんなんで効くんですか?」「これで大丈夫です」「あっ、本当だ!疲れとれる!」みたいなそんな感じの。
宇多田:魔法みたい。
クリス:仕上がってますね。で、そっか。前作では「人間として進化した」と言ってましたが、今回はどうですか?
宇多田:そんな大それたことをまた私は言っていたんですか!
クリス:言ってましたね。
宇多田:えーっと、いや(笑)、今回の方が、ちょっと大人になったかなって思った。肩の力がすごく抜けてて、柔らかい感じ。
クリス:丸くなったみたいな感じ?
宇多田:そう、なんか、気負っちゃうと、どうにかしてやるとか、やってやるとか思ってると、どうしても堅くなっちゃうけど、動きがどうしても。なんか、力すごい抜いて、「あー、やってみますかねぇ、こんなんでどうですかねぇ、あー、いいんじゃないですかねぇ」って感じで作業も進んでいき…。
クリス:左脳から右脳よりになったってこと?やっぱりロジカルに考えちゃって、ドグマ的に考えることもあれば、ちょっとエモーション的に、「セラヴィ」みたいなさ、あっ、セラヴィ感覚があるのかもしれないね?
宇多田:そうかも。
クリス:さっきいってた地中海ってとことかさ。
宇多田:そうそう、基本的に楽しけりゃいいなっていう人生観なので…。
クリス:それは伝わってますね。
宇多田:やったぁ!


番組恒例☆ピンポンボックス

◎ お菓子大好き!最近お気に入りのお菓子は?
宇多田:お菓子?…ハバネロが最近…、暴君?ハバネロ?と、魔王ジョロキア。
クリス:ほー、じゃあけっこう辛め系で。
宇多田:そう。でもそんなに辛いとは思わなくて、好きですね。
クリス:やっぱり辛いものが…。
宇多田:大好き。
クリス:お菓子は、甘いものよりも辛いものに行く?
宇多田:うん、甘いのってなんか、あんまり食べられなくないっすか?
クリス:うん、俺もダメ。
宇多田:なんかひと口ぐらいあったら、まあ、みたいな感じで。
クリス:私はみそ汁にタバスコ入れますからね。
宇多田:あっ、私も何でも入れちゃう!
クリス:あれ美味いよね。お酢が入ってるから、まろやかなんだよね。
宇多田:そうそう。コーンスープとかにも入れちゃう、私。ポタージュ系に入れると、けっこう美味い。
クリス:わかります。私もクラムチャウダーに入れますよ。
宇多田:そうそうそうそう。
クリス:ガッツリ入れますよ!

◎ 糸目は付けません!ここ最近のいちばんの出資は?

宇多田:えっとー、着ぐるみを…。
クリス:(笑)着ぐるみ買ったの?
宇多田:自分の仲良しのクマちゃんのヌイグルミをまんま再現してもらって、私の入れるサイズで着ぐるみを作ってもらい、割引してもらってると思うんだけど、それでも100万円して、ちょっとビックリ!みたいな。もうウチにいるぬいぐるみのクマそっくりに作ってもらって、写真とかもすごいいっぱい撮って、資料で送ったり、本物見ていいかっていうから、見せたりとかしながら、私の身体ぴったりに…。
クリス:それは顔が出るわけ?
宇多田:出ない!
クリス:出ないんだ!完璧に中に入ってるわけ?
宇多田:最初、どこから見るんだろうと思って、入ってみたら目玉のところが、外から見ると真っ黒なんだけど、中からだとうっすら外が見えるの。
クリス:へぇー。
宇多田:でもうっすらで、足下のちょっと前ぐらいまでしか見えないの。
クリス:ふーん。
宇多田:それを着て、死ぬような思いをしながら、EMIのレコード会社の本社の中を練り歩いたりして、動画を撮ってもらったりして。
クリス:へぇー、それは…、なに用なの?
宇多田:えーっと、遊び用?(笑)でもいちおう、ホームページにアップして、みんな見れるようにして。
クリス:そうですか。それでその気ぐるみの名前はなんていうんですか?
宇多田:いちおう「ギガント」って呼んでるんですけど。
クリス:ギガント!
宇多田:でかいということで。ずっとクマちゃん着ぐるみって言ってて、ギガントっていうのは家の中だけであくまで呼んでたんで、初めて言ってしまったみたいな。
クリス:すばらしい。ということで、ありがとうございました。


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