2006年06月18日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 平井堅


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堅ちゃんは泳ぐときに足は使わない?作曲するときピアノは絶対に使わない?
平井堅の秘密を次々に暴露!本当の平井堅のことがわかる貴重なインタビュー

クリス:今日のゲストにご登場いただきましょう。2006年第一弾シングルのリリース直後、平井堅さんです。どうもご無沙汰です。
平井堅:ご無沙汰しております。よろしくお願いします。
クリス:前回番組に来てくれたのが、2年前の4月で「瞳をとじて」のときだったんですよね。
平井堅:凄い前ですね。…でもクリスさんとはよく会いますよね。いろんなところで。
クリス:ですね(笑)。最近泳いでますか?
平井堅:…泳いでます。
クリス:同じジムですからね。
平井堅:ぶっちゃけね。
クリス:堅ちゃんはいつも泳いでますよね。
平井堅:ボクはもう、泳ぎ専門なんで。クリスさんはマシン?
クリス:そうですね。クールダウンのときに泳いだりとかしますけど。
平井堅:そうですか。プールではお会いしないですよね。
クリス:でも窓があるじゃないですか。あそこからたまに堅ちゃんが泳いでいるの見えますよ。
平井堅:そうなんですか?
クリス:堅ちゃん、泳ぐとき足使わないでしょ。
平井堅:そうそう、使わない(笑)。上半身しか使わないんで、足が沈んでるんですよね。そんなに滑稽でした?
クリス:いやいや、ボクも足使わない方なんですよ。なるべく意識して動かしているんですけど。
平井堅:足使わない方が、上半身が鍛えられるのかなぁって。
クリス:いや足も使った方がいいらしいですよ。ストロークが長くなるから。
平井堅:何回か試みたことがあるんですけど、足に神経がいくと、手が変になるんですよね。溺れてるみたいになるんですよね。
クリス:なるほどね。やっぱりレッスン受けた方がいいですね。
平井堅:頑張ります。
クリス:一日、どのくらい泳ぐんですか?
平井堅:一日ね、3キロ。
クリス:3キロ!すごい!
平井堅:でもゆっくりですけどね。ホント1時間半ぐらいかけて。
クリス:スゴいなぁ。ボクはマックス1キロですね。
平井堅:行けるときだけですけどね。行けるときは3キロ。それ以外にはやりません。ヘトヘトですよ。
クリス:痩せるでしょ?
平井堅:それがねぇ、水泳ってあまり筋力がつかないじゃないですか。逆に浮力脂肪とかついちゃったりして、あんまりマッチョにはならないですね。あっ、肩にはつきますけどね。ボクはクロールなんですけど、あれだけ手を回してるとね。
クリス:そっか。でもゴーグルとかキャップを被ってるから、変装にもなってるんだよね。
平井堅:そうそう。しかもお年寄りが多いからすごいラク。
クリス:多いよね。ボクのお友達もみんなお年寄りですからね。
平井堅:ボクも70歳ぐらいのおじいちゃんのお友達三人ぐらいできました。
クリス:プールで?
平井堅:毎回、終わった後に「飲みに行こう」って誘われるんですけど、毎回、断ってるんですよ。バーカウンターあるじゃないですか。あそこで飲んで待ってるんですよね。で、やっぱり鞄の中にCDしのばせてて、サイン書かされるんですけど。
クリス:でもあのおじいちゃん達、いい連中ですよ。
平井堅:(笑)そう。手書きの年賀状を手渡しでくれたりね。富士山の絵が書いてあったりして。
クリス:ボクもね、おばちゃんのお友達がいるんですけど、中国のお土産もらったりして物々交換してますよ。この前もアロエの木とかもらったりして(笑)。
平井堅:いいですね。

クリス:新曲「バイ・マイ・メロディ」の「バイ」は、「スタンド・バイ・ミー」みたいな「バイ」と、さよならって意味のグッバイの「バイ」がかかっているってことなんだけど。
平井堅:で、最近ネタで、「BUY」の「バイ」。「ワシのCD買え」という意味もあってトリプルミーニングですね。
クリス:なるほどね。「バイ・マイ・メロディ」で「オレのメロディを買えよ」と(笑)。で、この曲はまた「POP STAR」路線というか、アゲ目の曲だけど。
平井堅:そうですね。それで「バラードじゃなくてゴメンネ」というポスターを作ったんですけど、スタッフも次はバラードだろうと思ってたみたいで、なんか申し訳ないって気持ちでゴメンナサイ。
クリス:プロモーションビデオも前回同様、不思議系ですよね。
平井堅:そうですね。変態ですよね。
クリス:でも今回の変態度はまたおもしろいですね。ボクは結構好きなんですけど。
平井堅:ありがとうございます。スゴく良くできていて、若い監督さんなんですけど、基本的に合成が得意な方なんですけど、今回は合成はやめて全部セットでやろうってことで、人形から涙が出るシーンも「ニュル〜」って液体を出してみたりして、そういった生感は気に入ってますね。
クリス:なるほどね。色もとても鮮明でシャープなんだけど、変態チックな感じですよね。
平井堅:ちょっとお洒落。気に入ってます。
クリス:カッコいいですよ。
平井堅:ありがとうございます。

クリス:曲は鼻歌で作るっていうことですけど、この「バイ・マイ・メロディ」もふっと湧いてきたんですか?
平井堅:そうですね。Aメロからフニャフニャフニャフニャと作ってたら出来たって感じなんですけど。
クリス:この曲はどこで湧いてきたんですか?
平井堅:…………なんでしょうね。…………あんまり覚えてないですね。
クリス:そういうの覚えてないんだ。コンビニに行ってすれ違った人に誘発されて出来たとかそういうのはないんだ。
平井堅:ありがちなのは、好きな曲を聴いたときに、それに触発されて出来ることはありますけど、この曲は自然に出来ましたね。
クリス:それじゃ誕生の瞬間はいつかわからない。
平井堅:わからないですね。それで、ボクの好みをぶっちゃけていっちゃうと、ようするに半音進行、半音メロディが個人的にすごく好きなんですよ。……とにかく、半音オタクなんですね。ひとりでフニャフニャ歌っているときは必ず半音を使いながら歌ってるんですよ。そうしているうちに好きなメロディが出てきて、だからPOP STARもこの曲も半音進行が多いんですけど。
クリス:それをボイスレコーダーに録音して。今も持ってます?
平井堅:鞄の中にあります。あと、一昨日テレビで宇多田ヒカルちゃんに会ったんですけど、彼女もそういうのあるみたいで、彼女は「9th」オタクなんですって。コードの「9th」に行きたくなるそうなんですけど、そういう個人個人のツボがあるんでしょうね。
クリス:堅ちゃんはピアノは弾けるんだけど、ピアノの前では作曲しないってことですね。
平井堅:絶対にしないようにしてますね。
クリス:半音オタクだけど、コードや手癖にしばられたくないと。
平井堅:半音オタクなのは、のど仏が半音が好きなんですよ。
クリス:(笑)なるほどね。のど仏がね。
平井堅:街で流れているJ-POPとかでも、半音がなると「ウワッ!」ってなりますもん。
クリス:のど仏が喜ぶんですか?
平井堅:「ウレシィ!」って反応しちゃうんです(笑)。


番組恒例★ピンポンボックス

◎自分が甘えん坊だなぁと思うときはどんなとき?
平井堅:……やっぱり恋したとき?(笑)
クリス:恋したときは甘えちゃうわけですか。
平井堅:甘えるのも好きですし、甘えられるのも好きですね。
クリス:甘えるときってどういう感じで甘えるんですかね。
平井堅:今回のカップリングの曲が「ハグ」って曲なんですけど、後ろからハグしてるシチュエーションを歌ってるんですけど、ま、そういうのとかね。
クリス:まあ、でもみんなそうですけどね。
平井堅:ていうか、逆に恋愛以外で、どうやって甘えるんですか?そういう女の子もいますけどね。社長の膝に乗っかるとかありますけど、あんまりそういうのもないし、仕事で甘える…甘えることもあるか?
クリス:まあわかりますよ。恋愛じゃないと「ボク、コレ食べたい!」とか言わないですもんね。
平井堅:「ママ〜」とかいわないですよね。マザコンでもないですから。


◎ズバリ言うわよ!最近ムカついたことは?
クリス:堅ちゃん、あんまりムカつかないでしょ。
平井堅:そうですね。腹の中でイラッとしてます。……なんでしょうね。……街中で「あっ平井堅だ!」ってコソッて言われるのはいいんですけど、ワザと大きい声でいわれるとちょっとイラッとしますね。「あー平井堅、平井堅、平井堅、平井堅、平井堅、平井堅、平井堅、平井堅……」ってみんなに聴こえるように大きな声で言う人たまにいるんですよ。
クリス:そういうときは小走りで走り去る?
平井堅:まあそうですね。競歩ぐらいの速さで歩きますね。
クリス:なるほどね。街でみかけても、大きな声で話しかけちゃダメってことですね。
平井堅:そうですね。だいたい関西出身の人が多いですね。「アー平井堅や!」って。
クリス:堅ちゃんも関西出身ですけどね(笑)。


◎ズバリ、アナタにとって怖いことは?
平井堅:ありすぎてね。人生が怖い。生きることが怖い。
クリス:(笑)なんで?なんでそんな急に(笑)
平井堅:だって大変じゃないですか、人生って。
クリス:それはそうだけど、堅ちゃんは恵まれてるじゃないですか。
平井堅:光と影ですよ。ボク、仕事のときは元気に振る舞っちゃうんですよ。自分で言うのもなんですけど、サービス精神旺盛なんですけど、ホントは超ネガティブですから、家に帰るとドーンと落ちちゃうんですよ。ちょっとしたヨン様みたいな(笑)
クリス:(笑)そっか。サービス精神旺盛過ぎるから疲れちゃうんだ。
平井堅:疲れるし、サービスしようとして喋りすぎて後で落ち込むことが多いですね。だからマイペースなアーティストとかってすごく羨ましいですね。中島美嘉ちゃんとか。
クリス:やっぱスタイルを最初に確立しちゃったもんが勝ちですよね。
平井堅:ボクも笑わない歌手、とかそういうキャッチフレーズがあればよかったですよね。もう遅いですけどね。
クリス:でもそれが堅ちゃんじゃないですか。しかたないですよ、エンターテイナーなんですから。
平井堅:はい、頑張ります。



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