2005年05月29日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : JACK JOHNSON


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ジャパンツアーで来日中。サーフミュージック界の最重要人物、ジャック・ジョンソン登場!

クリス:見たところエナリ君(渡る世間)よりも短い短髪なんですが、そんなことは置いといて、ジャック・ジョンソンさん、説明不要です。ハワイ生まれで、サーフィンをやりながら音楽を作って大ヒットしたという、まさにサーフミュージックブームの火付け役といったところなんですが、サーフィン、音楽を始めたきっかけはなんだったんでしょうか。
ジャック:オアフ島のノースショアに住んでいて、父親と兄がサーファーだったから、赤ん坊の頃からボードにのせられていたんだ。自分で波に乗ったのは5才の頃で、音楽の方は14歳のときにギターを始めて、サーフィンができない日やサーフィンのできない暇な夜に弾いていて、今にいたったんだ。

クリス:世界的なブレイクをして、今、ワールドツアーの最中ですけど、ツアーはどうですか?
ジャック:3月から4月にかけてオーストラリア、5月にヨーロッパを回ってきたんだけど、ツアーはとても楽しいよ。オーストラリアにはこれまでもサーフィンで10回ぐらい行ったことがあるんだけど、オーストラリアのライブは野外の大きな会場。一方でヨーロッパに行くとあんまり知名度がないから千人規模の小さなライブハウス。同じツアーでも会場のバリエーションやお客さんの反応も違うので、とても楽しいよ。今回の日本のツアーが終わったら、ハワイに戻って数ヶ月過ごす予定なんだ。

クリス:サーフィンとギターというスタイルは女性に持てるんじゃない?
ジャック:みんなそんな風にいうんだけど、今の嫁さんと12年も一緒だからなにもないよ。でもギターを始めた当時は、女性を誘惑するのにいいツールだよって教わったね。そんな不純な動機で始めたわけじゃないけどね。
クリス:今回のアルバムは前作とどう違うの?
ジャック:スタイルとしてはそんなに違いはなくて、フォークソングと同じようにアコギで曲を作ってるだけ。強いていえば、今回はハートウォーミングなアルバムを作りたかったんだ。家族を意識した曲、中には恋愛に関することや死についての曲もあるんだけど、テーマは家族のことなんだ。


番組恒例ピンポンボックス
◎ ジャックのムカツキ。ジャックが怒っていることは?
ジャック:……………あんまり思いつかないんだけど、……タバコの煙が多いクラブがイヤだね。アメリカだと今はどこにいっても禁煙なんだけど、ヨーロッパはまだみんな吸っているからね。
◎ ジャックパパ。昨年お子さんが生まれたそうですが、子育てで一番大事なことは?
ジャック:自分の息子には寛容な気持ちが大事だって教えてるよ。世界にはいろいろな文化や生き方があるからそれを知ってもらいたいし、一番危険なのは、自分の生き方がもっとも正しいと思うことで、そういうことが戦争に発展したりするわけだから、子供は「寛容」になってもらいたいね。





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