デビュー10周年を迎えるUAがニューアルバムを持って「けやき坂スタジオ」に登場！

クリス：４月になりましたが、ここ最近はどんな感じですか？すっきりして一段とオキレイになりましたけど（笑）。
UA：あらやだ（笑）。でも今まで花粉症だったんですけど、突然、大丈夫になったんですよ。今年はなぜかマスクいらずになりましたね。
クリス：いいですね。僕は今まで大丈夫だったんですけど、今年からちょっと出てますね。生活習慣とかなにか変えたんですか？食生活を自然食に変えたとか。
UA：あー、自然食は長いですね。それですかね。そういえば昨日、ふきのとうを食べましたよ。ああいう灰汁の強いものを食べると、アクが押さえられるんですよ。春は灰汁の強いものがいいんです。ウドとか。
クリス：そうなんですか？それじゃさっそく私も食べてみますよ。それから自然食がらみだと、先日、自然農業を体験したそうだけど、自然農業ってどういうものなの？
UA：すごく面白いんですよ。まったく耕さないで、肥料もやらない。そこにある自然だけで野菜を作るんです。普通の農業から考えればプラクティカルじゃないんですけど……、要は新しい時代の農業なんですよ。
クリス：耕さない！それは土がよくないと始まらないですよね。
UA：そうですね。もともと良くないと始まらないんでしょうね。
クリス：でもUAが農作業をやっているっていうのは、私の中でパーフェクトなイメージが浮かびますね。
UA：でしょ？モンペとか似合うんですよ。あのラインが（笑）。

クリス：ニューアルバム「Breathe」、気持ちいい作品ですね。とても良くできたアルバムです。エレクトロっぽい部分もあれば、アジア・アフリカ系の打楽器の音もあるし、子供の声もサンプリングされてて、凄く緻密で、かつ緩くてフワッとした仕上がりですよね。
UA：あれ打楽器の音に聴こえるでしょ。でもタイコはぜんぜん使ってないんですよ。
クリス：ホントに？
UA：あれはサックスとか管楽器をパッティングした音で、いろいろと凝って作った音なんですよ。
クリス：そうなんですか、てっきり打楽器だと思いました。あとメロディも普遍で、民族とか文化とかの違いのないものに感じられたんですけど、某放送局で歌ってた童謡の影響って強かったんですか？
UA：すごくありましたね。普遍的ってこと、スタンダードの強さって凄いなぁって。だから私も自分の中のスタンダードを探しているところです。
クリス：すごくグローバルな感じがするから、ヨーロッパとかで受けるんじゃないですか？やりましょうよ。
UA：いいですね。ヨーロッパの方、よろしくお願いします。

番組恒例・ピンポンボックス
◎最近、ハマっている人物は？
UA：うちの息子かな？ダジャレが好きで、「コーディネートはこーでねーと」とか言ってるんですよ。
◎最近、ムカついたことは？
UA：クルマの運転のときですかね、ムカつくことがあるのは。ものすごく意地悪な人いますよね。

クリス：昨年もやった日比谷野音でライブやりますね。昨年は大雨と落雷に見舞われたそうですけど。
UA：みんな「死ぬんじゃないか」っていってたけど、ものすごくキレイでした（笑）。
クリス：それじゃ7月16日、また稲妻を呼んでください。
UA：稲妻ですか？いや、今年は晴れますって。蝉といっしょに歌んです。ミーン（笑）。