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STORY

2018.05.05

マンガ家、アニメーター、アニメーション監督の安彦良和さん

++ Introduction ++
安彦さんは、5月5日から公開の
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤い彗星」で監督をしています。
元々は2001年から安彦さんが漫画として描いたものですが
THE ORIGINは最初、乗り気ではなかったんだとか。
ですがファーストガンダムという作品が古くなり、
人に見せられないと社長から言われ、
作画の責任者だったので渋々引き受けたといいます。
「THE ORIGIN」はフォースとガンダムの過去編を描いていますが、
それはシャア・アズナブルという不可解な登場人物を理解させるためには
生い立ちを描かなきゃならないと映像化することになりました。


++ Until now ++
アニメーターとしてのスタートは手塚治虫氏が立ち上げた
「虫プロダクション」の養成所。
この道を選んだ理由は、高校生ぐらいまで自作で漫画を描いていたということで、
絵は得意だったそうですが漫画家になるまでの才能はないと思い、
アニメーターだったら大きい工場で大勢で絵を描く作業に
『そのくらいならできるかなー』と思ったとのこと。
その後、虫プロダクションを退社し、フリーになり「宇宙戦艦ヤマト」や
「無敵超人ザンボット3」、「勇者ライディーン」に携わり
その後に「機動戦士ガンダム」の
アニメーションディレクター、キャラクターデザインを務めました。
ですが、当時は人に言えない恥ずかしい仕事をしていると思っていたそうです。
89年からは漫画家に専念します。
「ナムジ」や「虹色のトロツキー」などの作品を描きました。
ノンフィクションの方が好きで、自分にあっていると感じたのと
想像力があんまりないなと思い歴史物を描き始めたそうです。

++ Right now ++
趣味は仕事になってしまう幸せな人生で
「いつも聞かれると困ってしまう」といいます。
ですが、長期で休みがあるとしたら旅行に行きたいとのことで、
それも仕事に引っ掛けて行きたいそうです。
例えば、舞台となった場所へ行ったり、
取材など理由をつけないとなかなか行く気になれないのだそう。
また、あまり他の漫画やアニメなど作品は見ないということで、
ストーリなどは前作の過去を書いてみようなど繋がりで考えているとのこと。


++ From now on ++
THE ORIGINの最終章「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤い彗星」が公開ということで、
安彦さんが総監督を務めるのが25年ぶり。
その間アニメ界のスタイルなどが変わってきていますが、
あまりギャップは感じなかったそうです。むしろデジタルになり撮影や仕上げなどが
早くて楽になったので万々歳だと話す安彦さん。
日本のアニメの良さは、、、

『「リミテッドアニメ」という風に言うんだけども、
簡単にいうと手抜きアニメなんですよね日本のアニメは。
手をいかに上手に抜くかというところが非常に難しく、
下手に手を抜くと単なる手抜きになるんだけど、
高畑勲さんの「アルプスの少女ハイジ」や「母をたずねて三千里」を
見てショックを受けたんですね昔。
「あぁ、ここまで出来るんだ」って。手抜きアニメでもね。
我々が作ってたものよりもはワンランク上質なものだったんだけど、
それでも何万枚もセルを使うという膨大な予算で、ここまで出来るんだ、
感情が込められるんだ…っていうのは当時非常に衝撃的でしたね。』

そのほかにも「この世界の片隅に」や新海誠さんの「君の名は。」も
リミテッドで、でも見ていて違和感なくクオリティが高いと感じたそうです。

これからのアニメや漫画の次代を担う作り手と受け手へ、、、

『ちょっと気がかりなのは昔と違ってアニメがもてはやされているんですね。
今は、日本が世界に誇るアニメとか色んな言われ方をして。
それを真に受けてはいけないと思いますね。手抜きですから基本。
いかに上手に手抜きの技術を身に付けて表現者になるかということですから。
それが何か高尚な事やっていると勘違いするとえらい目にあうと思いますから。』

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  • NIGHT TIME / SUPERORGANISM
  • BREAK FREE / ARIANA GRANDE
  • 破線の涙/ 山崎まさよし
  • TIK TOCK / TOM MISCH

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