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STORY

2017.10.07

明和電機の代表取締役社長、土佐信道さん

++ Introduction ++
昔懐かしい電気屋さんの制服が基本スタイルの明和電機。
でも実はアートユニットとして活動しています。
というのも、出発点にあったのは父親のやっていた「明和電機」という
実在の電気部品加工工場。
信道さんはこの会社を継ぐ気はさらさらなく、小さいころ会社は潰れてしまいました。
ただ、1階が工場で2階が住居といった場所で育ったため、
エンジニアの感覚は自分の中に備わっていたそう。
一方で、将来は“絵描きになりたい”とずっと思っていたため、
芸術に向かいたい思いとエンジニアをやりたいという両方の気持ちが募って、
今の明和電機の形になったそう。

そんな、明和電機の現在の主力製品、
電子楽器オモチャの「オタマトーン」をお持ちいただきました!

オタマトーンに顔をつけたのは、古代の楽器は動物の絵が描いてあったり
顔が付いていたけど、近代楽器になるにつれてそういった要素がなくなって、
電子楽器になるとキャラクターがゼロに。
でも、昔の楽器の顔があったのが面白かったと思い、顔をつけたそう。
アートの量産って一般的には版画とかはあるけど
アートそのものを量産するってあまりない・・・。
なぜ、明和電機が量産できるかというと、
アートなんだけど一方で機能がある、ファンクションがある。
それが面白いからオモチャになる。


++ Until now ++
子どもの頃はどちらかというと文系で、
姉の影響でカルチャーは少女漫画から入った信道さん。
「絵描きになりたい」という夢はずっと持ち続け、
大学受験は日本画で東京藝術大学を受けました。しかし結果は落ちてしまったそう。
そんな中、筑波大学に芸術科があることを知り、総合造形というコースに入りました。
その大学内にあった工場を見たときに、父親の職場と同じものがいっぱいあって、
昔の感覚が戻り、機械を作ることに目覚めたそう。

最初に作ったのは、自動人形(オートマタ)。
今の明和電機でも、ロボットを作ったりするそうですが、
なぜそれが面白かったかと言うと、自分で命を作っている感覚・・・
自分で生命を作りたい欲求があったからだそう。

『いつも思うのは、「ナンセンスマシーン」と呼んでいて、
つまり、ナンセンスなものを作っている。
常識を超えるナンセンスを作るには、すごく常識がいるんですね。
となると、おかしなものを作るには、おかしくないものをよく知っていないと
ダメだと思いますね。
だから、僕が作りたいものは、<すごく綿密に計算された支離滅裂>なんですよ。
特にオモチャのようなものは人とコミュニケーションをとれないと作れないですね。
それがとても大事だと思います。』

++ Until now ++
子どもの頃はどちらかというと文系で、
姉の影響でカルチャーは少女漫画から入った信道さん。
「絵描きになりたい」という夢はずっと持ち続け、
大学受験は日本画で東京藝術大学を受けました。しかし結果は落ちてしまったそう。
そんな中、筑波大学に芸術科があることを知り、総合造形というコースに入りました。
その大学内にあった工場を見たときに、父親の職場と同じものがいっぱいあって、
昔の感覚が戻り機械を作ることに目覚めたそう。

最初に作ったのは、自動人形(オートマタ)。
今の明和電機でもロボットを作ったりするそうですが、なぜそれが面白かったかと言うと
自分で命を作っている感覚・・・自分で生命を作りたい欲求があったからだそう。

『いつも思うのは、「ナンセンスマシーン」と呼んでいて、
つまり、ナンセンスなものを作っている。
常識を超えるナンセンスを作るには、すごく常識がいるんですね。
となると、おかしなものを作るには、おかしくないものをよく知っていないと
ダメだと思いますね。
だから、僕が作りたいものは、<すごく綿密に計算された支離滅裂>なんですよ。
特にオモチャのようなものは人とコミュニケーションをとれないと作れないですね。
それがとても大事だと思います。』


++ Right now ++
この間、自分用に浴衣を手縫いで作ったのが面白かったという信道さん。
キッカケは明和電機の浴衣の反物を作って、作ったなら自分で浴衣を作りたいと思って
明和電機の元スタッフに着物デザイナーがいたため、習いに行ったそう。
そこで衝撃だったのは、和裁は道具が針1本だったこと。
普段、機械をガンガン使ってモノを作っているのに和裁は道具一つでできる・・・。
これが難しく、出来るようになった時には感動したんだとか。

オン・オフのスイッチを切ることがどういうことなのかわからない。
毎日作っていることが営みになってしまっているので、苦でもない。

アイディアは、とにかくメモしまくる。
今までのスケッチは全て取っていて、8000枚ぐらいあるといいます。
スケッチの良いところは、ライフログになっていて、
スケッチは、書いたときの感情や生々しさが残るので、あとで見返したときに、
その時の感情が戻ってくるので良い。


++ From now on ++
今後、描いている展望・野望は、、、
『とにかく仕組みが大好きなので一番興味あるのは、“自分という機械”。
「自分の仕組みはなんだろう?」という問いかけはずっと続くと思うので、
それを探求し続けることが夢ですかね。』

実用化されていないテクノロジーで取り込みたいのは、「プラスティック」。
生態プラスティックとか、軟らかいプラスティックとか、
自分で自分を修復するプラスティックとか、今まで使ってきたことのない素材が
出てくるのが楽しみなんだとか。

『今、50歳なんですが、ここからどうするかというときに、
25年間、明和電機をやってきたノウハウが沢山あるので、それを次、
どう世界に展開するかっていうのを考えますね。』

***
●『岡本太郎とメディアアート 山口勝弘―受け継がれるもの』
川崎市岡本太郎美術館
11月3日-1月28日
岡本太郎とメディアアート 山口勝弘―受け継がれるもの

●『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017』
9月9日-11月23日
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017

ぜひ、お出かけの際は、チェックしてみてください!


++ 土佐信道さん(明和電機・代表取締役社長)++
1967年兵庫県生まれ。筑波大学大学院芸術研究課程修了後、
93年に兄・正道とともに明和電機結成。青い作業服を着用し作品を「製品」、
ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、
日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、
さまざなナンセンスマシーンを開発。
明和電機ウェブサイト

ON AIR LIST

  • DEAR LIFE / BECK
  • WHERE DO I BEGIN / CHEMICAL BROTHERS
  • VEKTOR / トクマルシューゴ feat. 明和電機
  • WHEN THE LEVEE BREAKS / LED ZEPPELIN

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