2017.10.14
渋谷を代表する銀座線
今日は、渋谷を代表する銀座線のお話。
乗り鉄や音鉄など聞かれるんですが、私は、「車両鉄」とお答えしています。
その面白さを伝えるときによく例に挙げるのが銀座線です。
実は日本の中で一番古い地下鉄。古いからこその特徴がいくつかありまして、
まずは浅いんですね。そして、当時の技術と予算の関係でトンネルが小さいため
銀座線は一回り小さいんですね。
でも、“そんな小さく感じないよ!”っていう人もいるのではないでしょうか?
そこは、色んな工夫が施されているからなんです。
まず席の一番端にボードみたいなものがあると思うんですが、
それが透明になっているんですね。
あとは、車両と車両の間のドアも透明になっています。
上の荷物を置く棚も透明で、できるだけ開放感のある空間を演出しているんですよ。
ただ、開放感ありすぎると、人と目が合って気になりますよね。
なので、そこを考慮して、ちょうど席に座っていると車両のドアにテンテンテンと
ちょうど目線の高さにデザインが施されていて、
人と目線が合わないように工夫がされています。
さらに、そのテンテンテンを近くで見ると、
路線沿いの名所などを表すシンボルが入っています。
例えば、ハチ公とか、上野のパンダとか、浅草の雷門などが描かれています。
乗る機会がある人、次乗るときはそういう視点で乗ってみてはいかがでしょうか?
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