EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00

JBL
DIGGIN' THE ROOTS

11:00 - 11:10

今の日本の音楽シーンをリードするミュージシャンたちが影響を受けてきた、
音楽のルーツにフォーカスする10分間。
世代・時代を超えた音楽の結び付きをテーマに、音楽の魅力を紹介するプログラム。

2017.7.15

高城晶平(cero)「Talking Heads」

70年代、80年代のNYを代表するバンド、Talking Heads。リーダーのデヴィッド・バーンをはじめ、メンバーが名門美術大学の出身ということもあり、偏差値とセンスの高さでは同時代のバンドを圧倒する存在でした。特にアフロリズムを導入してからは、時代の一歩も、二歩も先を歩き、多くのアーティストに影響を与えました。そんな伝説のバンド、トーキング・ヘッズの魅力について語ってくれるのは、ceroのフロントマン、高城晶平さんです。

「バンドという在り方に窮屈さ、息苦しさを感じていた僕たちには、トーキング・ヘッズの存在はとても重要な道しるべとなりました。
バンドはあくまでも受け皿で、そこに何を載せようと、誰が出入りしようと自由なのだというスタンスに強く共感します。

都市生活とプリミティブな衝動とが交歓するポイントに、このバンドの特性があるように思います。

彼らとゆかりの深いスタジオ、コンパスポイントでレコーディングされた他のアーティストの楽曲の数々や、デヴィッド・バーンが設立したワールドミュージック専門のレーベル『ルアカ・バップ』など、トーキング・ヘッズから派生する全てにいまだに影響を受け続けています。」