EVERY SATURDAY
8:00 - 12:00

TOKYO GAS
LIFE IS A GIFT

10:10 - 10:40

この番組は、毎週、ある一人の人間の人生にフォーカス。誰もが知っている有名な
ワンシーンの裏にあったストーリーから、知る人ぞ知る隠された感動の出来事にも
クローズアップし、さまざまなエピソードや音楽とともに綴る30分間のプログラムです。

BACK NUMBER

2016.12.31

高木史郎

日本美術に関する展覧会やトピックスの数々が注目を集めた2016年。
今日は、今年2度目のご登場!雑誌『和楽』の高木史郎さんに、今年の日本美術シーンを振り返っていただきつつ、来たる2017年の注目トピックスを伺います。

「妖怪展もそうでしたし、国芳国貞展もそうだったんですけど、展覧会自体もただ作品を並べるだけじゃなくてすごくキュレーションが効いているというか、編集が効いている面白い展覧会が増えたなって印象に残ってます。展覧会を見せる方も見る方も楽しみ方が大きく変わってるんじゃないかなっていうふうには強く感じます。以前は展覧会っていうとなんとなくただ作品を並べただけのものが多かった気がするんですけど、妖怪展は本当に編集が効いていたなと思いました。ただただ妖怪の絵を見せるだけじゃなくて今の子供達にも楽しんでいただけるように、妖怪ウォッチの絵と比べたりとか、あるいは妖怪と言いながら縄文の土器だったり土偶を出したりっていうことで、おっ、と驚くような展示の方法があったりとか展開があったりするので、すごく勉強になりました。それはもう来年に向けてこの流れってますます加速するんじゃないかなって思います。

私たちは2017年という年を「国宝イヤー」と位置づけているんですね。というのも、国宝に関する大きな展覧会が3つ、東京と大阪であるんですね。まず春に東京国立博物館で「茶の湯展」という展覧会がありまして、これは国宝の茶碗のお宝がザクザクと出る展覧会なんですけれども、秋には同じトーハクで「運慶展」運慶快慶の、運慶展があって、一番の本命は、2017年の10月3日から京都国立博物館で開催される「国宝展」。これは間違いなく史上最高の国宝展と言われていますので、2017年は本当に国宝イヤーになると思ってます。」

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