SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2022.09.23 ON AIR
先週に引き続き、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのベーシスト
山田貴洋さんをお迎えしました。
数多くいるベーシストのうち最初に憧れを感じたのは...

さまざまなベーシストから影響を受けて、
自身のプレイスタイルを確立してきた山田さんですが、
数多くのベーシストのうち最初に憧れを感じたのは、
BOOWYのベーシスト・松井常松さん。
「腰の高さで寡黙にダウンピッキングする姿に
 シビれてしまったというか、
 松井さんのスタイルにどうしても
 寄せていっている自分もいるんですよね。」とその影響の強さを語りました。

クリス・ペプラーが
「山田さんはスラップとかもやりますか?」と質問すると、山田さんは
「スラップはベースのポジションが低めだと難しいというか、
 もともとそんなにスラップが出来るタイプのベーシストではないので、
 時々取り入れていますが、そんなにやらないです。」と答えました。
クリス・ペプラーはレッド・ホット・チリペッパーズの
ベースシスト・フリーを話題に上げ、
「彼もポジションが低いから指を逆さにしてスラップするけど、
 ポジションが低いとどうしても逆さになりますよね?」とさらに質問。
山田さんは
「逆さのほうがやりやすい感じですね。
 でもフリーを見ていると限界がないなって思っちゃいます。」と反応しました。
ちなみにクリス・ペプラーは高いポジションでベースを弾くため、
旧知の中であるギタリスト・Charさんからは
「お前、高すぎてカッコ悪りぃんだよ。」と言われると明かしました。

コロナ禍になって、ベースという楽器と向き合う時間が増え、
その奥深さを再認識しているという山田さん。
「最近はベースの機材も良いものが増えたなって、
 ここ何年かで気がつきました。
 エフェクターやDIも本当に増えて、
 ベース仲間と機材の話をするようになりましたね。
 同世代だとストレイテナーの日向くんであったり、
 King Gnuの新井和輝くんなんかもめちゃくちゃ上手いプレイヤーなので、
 僕が聞きたいことを質問しちゃったりもします。」と話しました。
山田さんがベーシストとしてこだわっているのは、
”アンサンブルに溶け込みすぎない音”だそう。
「バンドの中でちょうど良い塩梅で、
 ベースの音を保てるかっていうのを本当に気にしていますね。」と語りました。

そんな山田さんが中高生の頃に衝撃を受けたアルバムは
BOOWYの『“GIGS” JUST A HERO TOUR 1986』。
このアルバムを聴いた時は、まだライブに行ったことがなかったそうで、
「何回も聴いて、ライブやコンサートっていうものに行ってみたい、
 見てみたいという衝動に駆られました。
 そういう意味では原体験だったのかもしれないです。」と話しました。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは2015年に
『Wonder Future』というアルバムをリリースしていますが、
こちらはフー・ファイターズのプライベートスタジオで
録音された作品だということで、クリス・ペプラーは
「やっぱりフー・ファイターズの機材を使っている感じというか、
 音圧がフー・ファイターズだ!って思いました。」と聴いた感想を述べました。
山田さんは
「アンプもフー・ファイターズのネイト・メンデルと
 同じモデルのものを使わせていただいて、
 すごく貴重な体験をさせていただきました。」と話しました。
しかし、日本のスタジオと比べて、ベースの録音が
あまり重要視されていないと感じたそうで、
「フー・ファイターズのスタジオはロサンゼルスで、
 他にもニューヨークとかロンドンで録音した機会もあるんですけど、
 ベースにあまり時間をかけさせてくれないというか、
 そういう思わぬ体験もありました。でもサウンドの乾いた感じは、
 日本とは違うなっていう感じがしましたね。」と振り返りました。

そんな山田さんがベースを務めるASIAN KUNG-FU GENERATIONは、
9/28にニューシングル『出町柳パラレルユニバース』をリリースします。
「出町柳って場所ですよね?」というクリス・ペプラーに山田さんは
「京都にある駅の名前なんですけど、
『四畳半タイムマシンブルース』っていうアニメの主題歌で、
 作品の舞台が京都なんです。」と解説しました。ニューシングルには
『柳小路パラレルユニバース』という曲も収録されており、
「柳小路は江ノ電の駅の名前なんです。僕ら江ノ電の駅をタイトルにした
『サーフ ブンガク カマクラ』というアルバムを2008年に出していまして、
 その時は全部の駅をタイトルに出来なかったんですね。
 今、その作品に向けて動いている中の1曲です。
 それとパラレルになっているのが
『出町柳パラレルユニバース』ですね。」と紹介しました。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは現在、
5月から続く全25公演のツアー
『Tour 2022「プラネットフォークス」』を行なっています。
10/27(木)横浜アリーナの公演には、ゲストとして
三船雅也(ROTH BART BARON)、塩塚モエカ(羊文学)、
Rachel(chelmico)、OMSB(SIMI LAB)の出演も決定しています。
詳しくはASIAN KUNG-FU GENERATIONのウェブサイトをチェックしてください。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONに関する情報はこちらから

さて、次週:9月30日&10月7日は、
ピアノスリーピースバンド・Ryu Matsuyamaの
ピアノ・ボーカルRyuさんをお迎えします。
Ryuさんはどんな音楽ヒストリーをお持ちなんでしょうか?
ぜひ、お聴きください!

OMIYA

CoCo壱番屋監修 さばカレー缶詰
大好きなココイチと、
よく買って食べていた宝幸のサバ缶が思わぬコラボ。
味わいまろやかなサバと濃厚でピリ辛なカレーが見事にマッチ。
ガッツリおつまみが欲しい時にぴったりです。(山田貴洋)

MUSIC

  • You To You(feat. ROTH BART BARON)
    / ASIAN KUNG-FU GENERATION

  • WORKING MAN / BOØWY

  • Higher Ground
    / Red Hot Chili Peppers

  • 新世紀のラブソング
    / ASIAN KUNG-FU GENERATION

  • Discography / ストレイテナー

  • Vinyl / King Gnu

  • それでは、また明日
    / ASIAN KUNG-FU GENERATION

  • IMAGE DOWN / BOØWY

  • Easter / 復活祭
    / ASIAN KUNG-FU GENERATION

  • フォーチュンテラー
    / NACHERRY

  • 10:36 / Beabadoobee

  • 出町柳パラレルユニバース
    / ASIAN KUNG-FU GENERATION

  • Are You Ready
    / Grand Funk Railroad

    山田貴洋さんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ1曲!

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