SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2022.09.09 ON AIR
先週に引き続き、
シンガー・野宮真貴さんをお迎えしました。
おうち時間で
野宮さんがよく聴いていたのは...

コロナ禍になってからは
自宅で料理をする機会が増えたという野宮さん。
「料理が上手くなったのかは分からないですけど、
 レパートリーが増えましたね。この際だから、
 世界のいろんな料理を作ってみようとか、
 試行錯誤しながら楽しまなきゃってやっていました。」と話しました。

そんなおうち時間で
野宮さんがよく聴いていたのは、細野晴臣さんの音楽だそう。
「ホッとするっていうか癒される声で、
 細野さんってユーモアがあるじゃないですか。
 そういうところも救われたかな。」と話すと、クリス・ペプラーは
「分かります。あの人の声って、上質なカシミアですよね。
 音楽もそうだし、ゆったりとしていますよね。」と述べました。
ピチカート・ファイヴの3代目のボーカルを務めた野宮さんですが、
ピチカート・ファイヴの最初のプロデュースを務めたのが細野さんで、
のちに野宮さんがボーカルを務めるようになった際には、
細野さんの楽曲「パーティ」をカバーし、その時に
「細野さんにもベースとコーラスで参加していただいたんです。
 スタジオのコントロールルームでみんなで曲を聴く時に、
 私の隣に細野さんが座って、一言、二言お話したんですけど、
 その低音の美声が
 ゾクっとするくらい良い声だったんですよ。」と当時を振り返りました。

番組ではゲストの皆さんに事前にアンケートにお答えいただいていますが、
野宮さんが今までに観て、特に印象に残っているコンサートが
ビルボードライブで行われたバート・バカラックさんの来日公演。
「素晴らしい楽曲に包まれていたら、
 もしかしたら天国があるとしたら、ここなんじゃないか。
 って思うぐらい良かったです。天国にはバート・バカラックの音楽が
 流れていてほしいって思いました。」とその日の印象を話しました。
女性ボーカルを迎えた編成だったそうですが、
最後にはバート・バカラックさん本人によるピアノの弾き語りもあったそうで、
「もうそれだけで天国。“渋谷系”と呼ばれるアーティストは
 みんな尊敬しているし、ルーツにもなっています。」と話しました。

ピチカート・ファイヴではバート・バカラックさんのカバーもしており、
カバーした「ミー・ジャパニーズ・ボーイ」という曲が
アメリカのラジオで流れた際に、
バート・バカラックさんがたまたまそれを聴いており、
電話で話す機会があったそうです。
「電話の受話器越しに、同じ「ミー・ジャパニーズ・ボーイ」を
 弾き語りでプレゼントしてくれたんですよ。
 涙、涙の感動でした。」と野宮さんが話すと、クリス・ペプラーは
「寛容で優しい人ですね。世界が音楽で繋がっている感じで、
 素晴らしいな。財産ですね、これは。」と反応しました。

そんな野宮さんですが、現在デビュー40周年記念アルバム『New Beautiful』と、
野宮さんがボーカルを務めるバンド、PORTABLE ROCKの40周年アルバム
『PAST & FUTURE ?My Favorite Portable Rock』が発売中です。
PORTABLE ROCKの40周年アルバムについて野宮さんは
「『New Beautiful』の中には、
 PORTABLE ROCKに書いてもらった新曲が入っているんですけど、
 その時に『そういえば、私たち解散してなかったよね。』っていう話になって、
 40周年だし、ベスト盤出したいねっていうのが実現した形です。」と話しました。
先日東京で行われたライブでは過去の曲から、
ベストアルバムに収録されている新曲までを披露したそうで、
「昔からPORTABLE ROCKを聴いてくれている人も来てくれたし、
 今は配信で聴けるから、
 イギリスのケロ・ケロ・ボニトっていうバンドがいるんですけど、
 彼らもPORTABLE ROCKに影響を受けたって言ってくれたりとか、
 面白いなって思います。」と話しました。 

『New Beautiful』ではNight TempoやPhum Viphuritなど
 新世代のアーティストから、これまでのアーティスト活動で長く関わってきた、
 鈴木慶一さんや佐藤奈々子さん、CRAZY KEN BANDの横山健さんなど、
 ベテランのミュージシャンとも共演しています。
『New Beautiful』というタイトルについては、
「40周年のアルバムだからと言って、過去を振り返るばかりではなく、
 新しい人たちともやってみたり、
 ずっと関わりがある方々に新曲を書いてもらって、
 これから41年目の
 新しい野宮真貴が始まるっていう気持ちで付けました。」と解説しました。
 
野宮真貴さんに関する情報はこちらから

さて、次週:9月16日&9月23日は、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのベーシスト、山田貴洋さんをお迎えします。
山田さんは一体どんな音楽ルーツをお持ちなんでしょうか?ぜひ、お聴きください!

OMIYA

ケイジャンチキン
クリス・ペプラーが用意したおつまみは
奥様特製のケイジャンチキン。
スパイシーな味わいは黒ラベルの次の一口を誘います。

MUSIC

  • スウィート・ソウル・レヴュー / 野宮真貴

  • ろっかばいまいべいびい
    パーティ / 細野晴臣

  • パーティ / ピチカート・ファイヴ

  • Raindrops Keep Fallin' on My Head
    / Burt Bacharach

  • Alfie (Live in Sydney) / Burt Bacharach

  • ミー・ジャパニーズ・ボーイ
    / ピチカート・ファイヴ

  • 春して、恋して、見つめて、キスして
    / PORTABLE ROCK

  • Lonely Girl, Dreaming Girl
    / PORTABLE ROCK

  • Waking Up / Kero Kero Bonito

  • 陽の当たる大通り (feat. Phum Viphurit)
    CANDY MOON
    美しい鏡 / 野宮真貴

  • 東京は夜の七時 (feat. Night Tempo)
    / 野宮真貴

  • Hello New York / Silverhead

    野宮さんとのトークを受けて
    クリス・ペプラーが選んだ1曲!

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