SAPPORO BEER OTOAJITO

SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2023.12.09 ON AIR
今週は、民謡クルセイダーズの
リーダー/ギタリスト、
田中克海さんをお迎えしました。
田中さんにとって1番印象深い
海外公演は...

東京西部、福生在住の田中さん。
大瀧詠一さんや忌野清志郎さんなどが
住んでいた福生に憧れ、友人から
米軍ハウスを紹介してもらったことを
きっかけに、25年ほど前から
福生で暮らしているそうです。

はっぴいえんどをはじめとする
黎明期の日本語ロックやヘヴィ・メタル、
ブルースやルーツミュージックなど、
様々な音楽に触れてきた田中さんが
最初に買ったレコードは、
カルチャー・クラブの
『カーマは気まぐれ』だったそう。
「当時のビルボードとか、
 そういうのを見ていると
 トップ10に入ってくるのが、
 カルチャー・クラブとかカジャグーグー、
 デュラン・デュランみたいな
 ニューロマンティックって呼ばれる音楽が
 多かったんですよね。
 その中でも、カルチャー・クラブは
 カラフルで楽しかったんです。」
と最初の一枚に選んだ理由を話しました。

田中さんが聴く音楽ジャンルが
広がったのは中学生の頃。
「同じクラスになったオバタくんが
 切れ者でして、モトリー・クルーや
 アイアン・メイデンのような
 当時流行っていたヘヴィ・メタルや、
 遠藤ミチロウやINUみたいな
 日本のパンクを教えてくれたんですよ。
 ませたお兄さんタイプの同級生で、
 ひねているけど頭も良くて、
 彼にやられた部分はあります。」
と語りました。

自ら音楽を始めたのも中学生の頃で、
こちらも友人の影響だったそう。
「小学校からの友達で、
 同じ中学校に上がったアンザイくんが
 一緒にバンドやろうよって
 声をかけてくれたんですよね。
 『じゃあ、僕ギターやろうかな!』
 って言ったら、もうギター
 は決まっていたみたいで、
 結局ベースを選びました。」
そのバンドでは横浜銀蝿とTHE MODSの
コピーをしていたそうですが、
「1〜2年くらい経った頃に、
アンザイくんがカシオペアを聴き始めて、
技巧派の音楽の演奏に移行したんです。
ドラムもブラスバンドの人を加入させたり、
ベースも難しくなったりして、
グレードが上がったんですよ。
俺ついていけねえぞって思って、
バンド活動も休止ぎみになり、
僕はまたヘヴィ・メタルを
聴くようになっていきました。」
と田中さんにとって最初の
バンド活動について振り返りました。

中学以降も音楽への興味が
尽きなかった田中さんは、
どんどんとルーツ音楽へ接近し、
20代から30代の間は
ラテンやアフリカ、カリブ音楽などを
掘って聴いていたそうです。そんな中、
東日本大震災が発生し、
その時を機に日本のルーツ音楽を
知りたいと思うようになったそう。
「自分がラテン音楽とかに愛情を持って
 掘り下げているように、
 日本の音楽を掘り下げている
 シーンってあまり無いなと思って、
 探してみようと考えたのが
 きっかけですかね。」
と民謡を聴き始めた
経緯について語りました。
「江利チエミさんとか
 美空ひばりさんとかが、
 民謡のアルバムを出していて、
 それがジャズとかラテンの
 アレンジなんですよ。
 これちょっと面白いなと思って、
 そのスタイルを今の自分たちの
 音楽に重ね合わせて、
 何か出来ないかなって思ったのが
 民クルに繋がっていきました。」

初期は民謡とジャズのミックスに
挑戦していたという田中さんですが、
なかなか民謡の土着性や
力強さが出なかったとのこと。
その時にコロンビアの
「クンビア」という音楽を知り、
和歌山県の民謡
「串本節」を合わせたところ
バッチリと組み合わさったんだとか。
「民謡の力強さとか生命力を残したまま、
ダンス音楽に
昇華出来た瞬間がありました。
ラテンやクンビアもそうですけど、
1拍、3拍でリズムを取ることが多くて、
そういう意味でも民謡と
グルーヴが合うんですよね。」
と話しました。民謡クルセイダーズでは、
歌唱は民謡本来の歌い方にし、
リズムはラテン音楽などのマナーに
従っているそうで、聞き手が踊りやすく、
小節が裏返らないように
アレンジすることもあると語りました。

民謡クルセイダーズは国内のみならず、
海外のフェスへの出演も多く、
注目を集めていますが、
その理由を
クリス・ペプラーに訊かれると、
田中さんは
「ワールドミュージック関係の
 フェスが多いんです。これまでも
 アジアのそういったバンドが
 求められていたと思うんですが、
 あまりいないんですよね。
 民クルみたいにビッグバンド編成なのも
 珍しいのかなと思います。」と答えました。
観客の反応も様々なようで、
同じ楽曲でもヘッドバンキングをしながら
楽しむ人もいれば、
ラテンダンスを踊る人もいるんだそう。
「自分なりのバックボーンに、
 民クルを重ね合わせて
 楽しんでくれているのがよく分かります。
 形式ばって聴くより、
 どう楽しんでもいいんだ!っていう風に
 聴いてくれているとしたら、
 これが1番良いことな気がします。」
と話しました。

田中さんにとって1番印象深い
海外公演は、ドイツの山奥にある
中世の城の跡地でおこなった
ライブだそうです。
「照明もないし、真っ暗だったんですけど、
 結局お客さんは100人くらい
 集まってくれました。ライブが終わったら、
 主催者のヒッピーのおじさんが
 DJでクンビアとかワールドミュージックを
 爆音で流し始めて、最後朝方に
 マイルス・デイビスのアルバムを
 みんなで聴いて帰ったっていう、
 なかなかパンチの効いた
 ライブでしたね。」と振り返りました。

さて、番組では
「大人の☆生 サッポロ生ビール黒ラベル」
で乾杯していることにちなんで、
ゲストの皆さんに
「大人になったと感じる曲」を
お聞きしていますが、
田中さんが挙げたのは、
ダークダックスや
マヒナスターズなどの
日本のコーラスグループの曲。
「本当にこんな大人の世界って
 あるのかな、みたいな。銀座の夜、
 街灯の下で雨の中、トレンチコートの
 襟を立てるみたいな、
 そういう永遠に辿り着けない
 大人の領域みたいな感じですよね。
 マヒナスターズの曲だと、
 「ウナ・セラ・ディ東京」ですかね。」
と紹介しました。

そんな田中さん率いる
民謡クルセイダーズは11/24に、
6年ぶりのニューアルバム
『日本民謡珍道中』をリリースしました。
今作では旅をコンセプトにして、
「貝殻節」、「ソーラン節」、
「佐渡おけさ」などを収録しています。
そして、バンド初となる
ドキュメンタリー映画
『ブリング・ミンヨー・バック!』も公開中。
詳しい情報は、民謡クルセイダーズ、
または「ブリング・ミンヨー・バック!」の
ホームページをチェックしてください。

民謡クルセイダーズの情報はこちらから

次回は、King Gnuのベーシスト、
新井和輝さんをお迎えします。
先日リリースされたニューアルバム
『THE GREATEST UNKNOWN』が
各所で絶賛されているKing Gnuですが、
新井さんはこれまでどんな音楽に
影響を受けてきたのでしょうか。
最初に買ったCDや
尊敬するミュージシャンなど、
詳しくお話を伺います。
みなさんもぜひ、
黒ラベルを飲みながらお楽しみください。

OMIYA

福生で購入したスナック菓子
こちらは田中さんが暮らす福生の
繁華街で購入したスナック類
見たことないものばかりで
それぞれ味見しながら
クリス・ペプラーと盛り上がりました。

MUSIC

  • 福生ストラット(パートII)
    / 大瀧詠一

  • 抱きしめたい
    / はっぴいえんど

  • Karma Chameleon
    / Culture Club

  • Live Wire
    / Mötley Crüe

  • 取り消し自由
    / ザ・スターリン

  • 激しい雨が
    / THE MODS

  • Misty Lady
    / カシオペア

  • 奴さん / 江利チエミ

  • 串本節
    会津磐梯山
    / 民謡クルセイダーズ

  • Bitches Brew / Miles Davis

  • ウナ・セラ・ディ東京
    / 和田弘とマヒナスターズ

  • 大漁唄い込み
    貝殻節
    ソーラン節
    / 民謡クルセイダーズ

  • Game Song / SsingSsing

    田中さんとの
    トークを受けて
    クリス・ペプラーが
    選んだ一曲はこちら!

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