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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2023.08.11 ON AIR
今週はDJ/プロデューサーの
Night Tempoさんをお迎えしました。
もともとは日本の影響を
強く受けていたという
韓国の音楽シーンですが...

韓国・ソウル出身のNight Tempoさん。
幼少期は口数も少なく、外にもあまり出ず、
とにかく寝ていることが多かったそう。
「全部つまらなかったんです。」
と理由を述べたNight Tempoさんを
変えたのは、パソコンとの出会いでした。
「小学校2年生の終わりの頃に
 パソコンを買ってもらって、
 そこからハマりました。僕は5年前まで
 プログラマーとして会社で
 働いていたんですが、
 とにかく好きなパソコンで仕事をして、
 パソコンで出来る趣味を考えたら
 音楽があって、そこからたまたま
 音楽作りを始めたら、
 なぜか今ここにいるっていう感じです。」
と現在の活動にいたるきっかけを
明かしました。

そんなNight Tempoさんが
最初に手にしたCDはWinkの
『Twin Memories』というアルバム。
日本に出張で行くことが
多かったという父にお願いして、
買って来てもらったそうですが、
そもそもWinkを知ったのは
韓国の市場だったんだとか。
「たまに日本のCDが売っていて、
 そこで見かけたり、
あとは日本が好きな
 韓国のおじさんがいて
 教えてくれたりもしました。
 Winkと森高千里さんを
 教えてもらったのはよく覚えています。」

90年代の日本の音楽と韓国の音楽は
似ていたと話すNight Tempoさん。
「文化の断絶があったので、
 韓国に日本のものがちゃんと
 流れてこなかったから、日本の音楽に
 似せたものが多かったんです。」
これに対し、クリス・ペプラーは、
「僕は最近ストリーミングとかで
 K-POPをよく聴いたりするんだけど、
 R&Bっぽい音楽は日本より韓国のほうが
 多いような気がしています。
 ヒップホップもそうだけど、
 韓国語の響きはラップに
 向いていると思うんです。」
と分析しました。
Night Tempoさんは
「ロサンゼルスに住んでいる
 韓国人は多くて、
 ヒップホップをやっていた人たちが
 韓国でも活躍していたんです。
 だからアメリカの音に近くて、
 そこにアジア人のエッセンスが入って
オシャレになっていったんだと思います。
 今の韓国のヒップホップは
 LAのスタイルが多いんです。」
と語りました。

Night Tempoさんは、インターネット上で
音楽制作の情報交換をする中で、
中山美穂さんや角松敏生さんの
存在を知り、そこから山下達郎さん、
竹内まりやさんの楽曲に出会ったそう。
海外でも注目を集めたと言われ、
ここ日本でもブームが再燃した
シティポップですが、その魅力については、
「今聴いてみてもオシャレですよね。
 当時は皆さんにもロマンがあって、
 見て感じたものをそのまま表現している。
 言葉やトピックスに制限がある今よりも、
 当時の方が
 自由に表現出来たんだと思います。」
と語りました。

「シティポップも
 デイヴィッド・フォスターとか、
 その周辺の音楽に
 影響を受けてきたと思うけど、
 そのアメリカのウエスト・コーストの
 サウンドと、例えば山下達郎さんの
 サウンドの違いって何だと思いますか?
  歌詞なのかな?」とクリス・ペプラーが
 質問。これに対し、Night Tempoさんは
「歌詞もそうなんですけど、
 アジア人の身体に染み込んでるのが
 “悲しい”とか“寂しい”ですよね。
 向こうはフィーリングですよね。
 そこの差だと思います。
 Winkさんもそうですけど、向こうの曲を
 日本語で歌ったりしていましたが、
 それも元とは雰囲気が
 全然変わるんですよ。それがやはり、
 アジア人の独特のソウルだと思います。」
と答えました。

もともとは日本の影響を
強く受けていたという
韓国の音楽シーンですが、
少しずつ日本からアメリカの色へと変化し、
それが韓国内でも浸透し、いつの間にか
洋楽ベースの音楽へ変化していった
と語ったNight Tempoさん。
「最初にPSYがYouTubeや
 SNSでバズって、その後
 BTSとかがウケて、そうなると欧米にも
 馴染みが出来るから、
 そこから韓国の音楽を
 聴いてくれるようになった。」と解説。
さらに韓国はトレンドの変化が
早いとも指摘しました。
「去年流行ったものは、今年は終わりとか。
 日本の方々は一回好きになったら、
 ずっと好きなんですよ。
  シーンが長く持つことも大事で
 良いと思うんですが、
 韓国は変わるのが早いので、
 どんどん対応していくんですよね。
 そこが違うところなのかなって思います。」
と両国を行き来する
Night Tempoさんならではの
分析をしました。

そんなNight Tempoさんは11月4日に
J-WAVEとダッグを組んだ、
4人の豪華ゲストを迎える一
夜限りの歌謡ショー、
『祝・日比谷野音100周年
J-WAVE & Night Tempo present
ザ・ナイトテン 4』を開催します。
Night Tempoさんがホストとなり、
ゲストとして野宮真貴さん、早見優さん、
松本伊代さん、渡辺満里奈さんが登場し、
野音の歴史を辿りながら、
Night Tempoさんがゲストと共に
楽曲を披露します。
さらにNight Tempoさんが
プロデュースするレトロポップユニット
FANCYLABOの出演も決定しています。
詳しくはJ-WAVEの
ホームページをチェックしてください!

『ザ・ナイトテン 4』の情報はこちらから

Night Tempoさんの情報はこちらから

来週も引き続き、Night Tempoさんを
ゲストにお迎えします。
Night Tempoさんが仲良くする
日本のミュージシャンは
どなたなんでしょうか?
ぜひ後半回もお聴きください!

OMIYA

おしゃぶり梅昆布・品川巻き
黒ごま寒天もち

Night Tempoさんセレクトの
おつまみ3点セット。
酸っぱさとしょっぱさに
黒ごま寒天もちの甘さがマッチ。
黒ラベルもすすみます!

MUSIC

  • Wonderland feat. BONNIE PINK
    / Night Tempo

  • 淋しい熱帯魚
    (シングルバージョン)
    / Wink

  • Weird
    / Dumbfoundead

  • Takeuchi Mariya - Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)
    / Night Tempo

  • 赤いスイートピー
    / 松田聖子

  • WINDY SUMMER
    / 杏里

  • Butter / BTS

  • Tokyo Rouge feat. 野宮真貴
    / Night Tempo

  • Trouble Maker
    / FANCYLABO

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