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SATURADAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!! メッセージを送る ARCHIVE FACEBOOK TWITTER INSTAGRAM

SAPPORO BEER OTOAJITO SATURDAY 18:00-18:54 ON AIR クリス・ペプラーがミュージシャンをゲストに迎え、おいしいお酒を片手に音楽ヒストリーを紐解く54分!!

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2022.11.25 ON AIR
今週はラッパー/プロデューサーの
PUNPEEさんをお迎えしました。
PUNPEEさんがリアルタイムで活躍を見ながら、
大きな影響を受けてきたミュージシャンは...

東京都生まれのPUNPEEさん。父親がレコード好きだったこともあり、
身近に音楽がある環境で育ったそうで、
ビートルズやボブ・マーリーに触れるのも早かったんだとか。
「何も分からずに聴いてましたね。大人になってから、
 どこかのお店に入って曲流れていると、ほぼ全部知ってるみたいな。
 新しいものが好きな父で、ヒップホップとかメロコアとかが流行った時も、
 タワレコとかで買ってくるんですよ。」と父親からの影響について語りました。

PUNPEEさんが中学、高校の頃は周囲で、
オフスプリングやグリーン・デイなどのバンドが流行っていたそうで、
自身もバンドでベースを演奏していたそうです。
クリス・ペプラーにその頃好きだったベーシストを訊かれると、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや
コーンのフィールディを挙げました。
当時レコード店では、先ほどのオフスプリングや
ビースティ・ボーイズ、ジェイ・Zなどが大まかに
“ストリート系”としてカテゴライズされていたそうで、
PUNPEEさんは同時期にヒップホップもチェックしたそう。
「その中間ぐらいでリンプ・ビズキットが当時流行っていて、
 そこからターンテーブルをいじるようになりましたね。
 リンプのDJがDJリーサルっていう人で、
 その人はハウス・オブ・ペインのDJもやっていて、
 そこからサイプレス・ヒルに辿り着きました。」
と自らの音楽ヒストリーを語りました。

安価なサンプラーを購入して
トラックメイキングをやり始めたPUNPEEさんですが、
サンプリングに使用していたのは、父親のレコードだったそう。
「もともとある曲が次の展開に進まずにループしていて、
 親父は何をやっているか全く分からないから、
 『ここにラップを乗せるんだよ。』みたいな。
 世代別のレコードの使い方じゃないですけど、
 そういうのを話した記憶があります。」と語りました。
続けてクリス・ペプラーがサンプリングについて、
「引っかかるネタ、面白いなって思うネタって
 どういうものですか?」と質問すると、PUNPEEさんは
「単純にループさせてカッコいいフレーズというか、面白さですね。
 その楽器、空気感やその時のコンプでしか成立しない感じの、
 歪なものを自然と選んでいる気がします。」と答えました。

そんなPUNPEEさんがリアルタイムで活躍を見ながら、
大きな影響を受けてきたミュージシャンは宇多田ヒカルさん。
PUNPEEさんがR&Bやヒップホップにハマった時期に、
それらを日本語でカッコよく披露していたのが宇多田さん。
PUNPEEさんがヒップホップ以外の表現を模索し始めた頃に、
宇多田さんがそれまでの路線から変化を見せたアルバム
『DEEP RIVER』をリリースするなど、
同世代として同じ時代の雰囲気を感じながら、
自然と影響を受けてきたんだとか。

宇多田さんの楽曲を始め、
数多くのリミックスも手がけているPUNPEEさんですが、
クリス・ペプラーにリミックス制作のアプローチについて尋ねられると、
「その人の作品を一通り聴いたり、見たりしますね。
 例えば加山雄三さんの「お嫁においで」のリミックスをした時も、
 加山が当時出ていた映画も観たし、
 背景やヒストリーも一通り調べました。」と答えました。
「お嫁においで」のリミックスでは、当時の結婚観を現在の雰囲気にして
アウトプットすることを工夫して制作されたそうです。

PUNPEEさんは今年8月に、
レーベルメイトであるBIMさんとのコラボレーション作品
『焦年時代』をリリースしました。収録曲「Night Rider」には、
なんとクリス・ペプラーも参加しています。
PUNPEEさんはこの曲について、
「疾走感のあるビートが出来てから、
 ”夜の車”っていうイメージが出て来て、
 間奏には自然とクリスさんの声が浮かんだんですよね。
 それでマネみたいな感じで自分が声を入れてBIMに送ったら、
『めちゃくちゃいいっすね!』ってなったんです。
 ダメ元でオファーしたら快く受けてくださって、
 っていう流れでした。」とクリス・ペプラーへ
オファーに至る制作秘話を明かしました。

そんなPUNPEEさんですが、12月から全国ツアーが始まります。
12月2日の札幌公演を皮切りに、
来年1月11日の中野サンプラザホールでのファイナルまで続きます。
詳しくはPUNPEEさんのSNS等をチェックしてください。

PUNPEEさんのレーベルウェブサイトはこちらから

さて、PUNPEEさんとのトークは次週:12月2日に続きます。
クリス・ペプラーとPUNPEEさんの夜を使い果たす濃密な音楽トーク、
黒ラベルを飲みながらお楽しみください!

OMIYA

Tajín(タヒン)チリシーズニング
PUNPEEさんのおみやは
メキシコ料理などに使われるスパイス・タヒン。
チリとライムが混ざった酸っぱ辛い味がクセになります。

MUSIC

  • タイムマシーンにのって / PUNPEE

  • Get Back / The Beatles

  • People Funny Boy
    / Lee ”Scratch” Perry

  • Pretty Fly (For A White Guy)
    / The Offspring

  • Super Disco Breakin'
    / Beastie Boys

  • Nookie / Limp Bizkit

  • Jump Around / House of Pain

  • Haitian Divorce / Steely Dan

  • 山手通り feat. 仙人掌
    / SEEDA

  • Automatic / 宇多田ヒカル

  • 光 / 宇多田ヒカル

  • 光 -Ray Of Hope MIX-
    / 宇多田ヒカル

  • お嫁においで 2015
    / 加山雄三 feat. PUNPEE

  • Night Rider / PUNPEE,BIM

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