2015年05月27日

5/27 「新しくないけれど、永続的なものがある」

今日もイラストレーターの松尾たいこさんをお迎えしました。

ご主人はジャーナリストの佐々木俊尚さんで、
料理本も出すほどの料理好き。
日々の仕事を司る左脳ではなく、右脳を使うことから、
料理がいいリフレッシュ法になっているという佐々木さん。
ご自宅でも料理は全て佐々木さんが担当しているそうです。

お仕事でも千年陶画プロジェクトに佐々木さんが参加し、
タイトルをつけたり、物語を作ったりされていますが、
松尾さんの絵について、
新しくないけれど、永続的なものがあると表現される佐々木さん、
今日はたっぷりおしどり夫婦ぶり、伺いました。

★松尾たいこ陶画展 ★
ETERNAL HAPPINESS色あせない幸せ

2015.5.21(木)〜31(日)  Open 12:00〜21:00
場所:音と言葉"ヘイデンブックス"

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2015年05月26日

5/26「見る人に不快感を与えたくない」

今週は、イラストレーターの松尾たいこさんをお迎えしています。

浮世絵っぽいと言われる松尾さんの絵画、
フラットな画風は独特のもので、
これは、美大に行ってないからこそなのだとか。

絵について、見る人に不快感を与えたくない
というのが、一番のこだわりという松尾さん、
個展は新しい自分を見せるもので、集大成ではないそう。

現在取り組んでいらっしゃる「千年陶画プロジェクト」は、
日本のことを知らない自分に愕然として、
日本文化を学び始めたことから始まったプロジェクト。
陶板に特殊な絵の具で絵を描き、焼き付けるという作品は、
松尾さんの世界がより身近になる作品です。

☆松尾たいこ陶画展 ETERNAL HAPPINESS色あせない幸せ☆
2015.5.21(木)〜31(日)  Open 12:00〜21:00
場所:音と言葉"ヘイデンブックス"

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2015年05月25日

5/25 「イラストレーターって普通の仕事なんだな、と思った」

今週は、イラストレーターの松尾たいこさんをお迎えしています。
今や、250冊以上の本の表紙を手掛ける松尾さんですが、
遅咲きのイラストレーター。

30歳を過ぎたところで、自動車関連会社を辞め、
好きなことを1年だけやってみよう、と思った松尾さん。
まさか自分がイラストレーターになるとは思っていなかったそうですが、
セツモードセミナーに入学後、1週間後には、
絶対イラストレーターになる!と心に決めたそう。

広島では、なかなか身近になかった「イラストレーター」という職業が
上京することでぐっと近くなった松尾さん。
ちょっと懐かしくて、ポップで、美味しそうな色、というのが、
松尾さんならではの「色」のようです。

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2015年05月21日

5/21 「体験をデザインするのがこれからの時代」

プロダクトデザイナーの深澤直人さん、今日が最終日でした。

現在は、都市のデザインにも関わっていらっしゃるという深澤さん、
未来に向けて、高齢者が楽に移動できる手段などを考え、
オリンピックとの連携も視野に入れていらっしゃると言います。

縦移動のスムーズさが盲点という日本の街。
デザインと都市をどう組み合わせて、人が生きて行くかを
考えていらっしゃるそうです。

いつまでもデザインを続けていきたいという深澤さんですが、
プライベートでは小屋まで建てたので、
これからは、家や森、周辺環境まで考えて
その中に深澤さんのデザインしたものが施されている、
そんな街をデザインしてみたいのだとか。

体験をデザインするのがこれからの時代!という
深澤さんがデザインする
心地よい、デザインホテル、実現を楽しみに待ちましょう!

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2015年05月20日

5/20 「経験なしに色々言っちゃいけないな、と」

今日もプロダクトデザイナーの深澤直人さんをお迎えしました。

オフの時は、自分の手で小屋を建てるのが楽しいという深澤さん、
図面、基礎、コンクリートと、すべてほぼ一人でという作業、
水だけが混ざっていない、砂状のコンクリートを
無謀にも軽トラで買いにく、という笑い話のようなお話を
してくださいました。

軽トラのタイヤが沈むぐらいのコンクリートを購入するも、
下ろす頃には固まってしまっていた、という珍事件。
その後は、削岩機をレンタルしたり、と、
毎週、ヘトヘトになっていたそう。

すべてがデザインにつながるという深澤さん
経験なしに色々言っちゃいけないな、と思われたそうですが、
「僕は実践型デザイナーですから」と語る笑顔は
まるで少年のようでした。

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2015年05月19日

5/19 「アプリは民藝」

今日もプロダクト・デザイナーの深澤直人さんにお話伺いました。
日本民藝館の館長も務めている深澤さん、
アメリカに渡る際に、日本民藝館を訪れ、
初めて民藝について考えたといいます。

プロダクト・デザイナーの柳宗理さんのお父様の
柳宗悦さんが作りだした「民藝」という言葉。

愛でるもの、献上する文化の「工芸」に対して、
焼物、織物など、生活の中で使われていたものを表す「民藝」は
デザインそのものだと言います。

住宅環境や設備も整い、
綺麗になったデスクやテーブルの上に何か置きたい、そう考える時代、
自分を豊かにしてくれるものとしての民藝があり、
若い人も民藝が好きという人が多いのだとか。

民藝は必要に応じて素朴に作られたもの、
そんな謙虚な美の方がすごいのではないかと考えられたそう。

かつては自分の個性を表す手段だったデザインですが、
現在は、同じデザインをシェアする時代。
皆が好きなことを形にしたものが民藝だとするなら、
アプリも民藝なのでは?との驚きの言葉も飛び出しました。

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2015年05月18日

5/18 「アイコンがない所に一石を投じる」

今週はプロダクト・デザイナーの深澤直人さんをお迎えしています。

日本のデザイン界を代表するデザイナー、深澤直人さんですが、
MUJIのCDプレーヤー、auのインフォバー、プラスマイナス0の加湿器など
大ヒット商品を生み出していらっしゃいますが、
現在は、企業のブレインとしてビジュアライズする仕事も多いそう。

家電という領域にデザイン性を入れる、など、
様々な要求がある中、
思い描く形がないものを考え、
ブランドの中心となるアイコンを考える深澤さん。
そのひとつがプラスマイナスゼロの加湿器なのだとか。

「一番デザインされていないものをデザインすると人は驚く」という深澤さん、
これ!といったデザインがなかった加湿器の新しい形を生み出すことで、
ブランドの知名度が上がるというもの。

アイコンがない所に一石を投じるのが面白いと、お話されていました。
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2015年05月14日

5/14 「デジタルであっても、映画ならではの空間性をつくりたい」

今日も美術監督の種田陽平さんをお迎えしました。
今日が最終回でした。

今後は、SF映画などもやってみたいという種田さんですが、
フィルムからデジタルに移行した今、
CGなどでも映画的な温もりが出せるかどうかがポイントだと言います。
デジタルでもフィルムのような温かさを持っている映画を
作ろうとこだわる少数派は、
蕎麦が機械化される中で、手打ちにこだわるようなもの、とお話されていました。

映画美術を作る際、色にこだわる種田さん、
その色は空間に取り込まれた、役者などの奥にある色だといいます。

見ていると切なくなるような色を求めて、
描き続ける日々。
これからの野望は?と伺うと、
「未来の黒沢明に出会うこと」というお答えが帰ってきました。

映画の中にはB級な香りを求めてしまう、という種田さん、
「すべては出会いですから」と笑う笑顔が素敵でした。
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2015年05月13日

5/13 「20世紀の手法による手作業の良さがある」

今日も美術監督の種田陽平さんにお話を伺いました。

職人さんたちとの仕事が中心になるという実写映画の現場。
それは、海外でも同じで、
プライドやこだわりがある人と仕事がしたい、という種田さん。
裏方的なことも若い頃によくやっていたり、
お爺様が庭師だったこともあり、
職人に対する憧れのようなものを持ち続けているよう。
職人さんたちとものづくりをしていることに喜びを感じると
おっしゃっていました。

都会のデザインと言う仕事では感じられない
手作業の良さがあるという映画美術の世界。
20世紀の手法で、人の手の作り出すものを残していくことも
自分の役目だと感じられているようです。

28歳で美術監督となり、走り続けてきた種田さん、
代表作の「スワロウテイル」については、
「自分がやるべき映画がきたな」と思われたそうです。
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2015年05月12日

5/12 「予想できない面白さにワクワクする」

今日も美術監督の種田陽平さんをお迎えしました。

実写映画は偶然性が多く、
アニメは、偶然性がない、という種田さん。
ですが、職人さんたちなどとのコラボによって
全然違うものに変化することを楽しんでいる、と言います。

予算や材料、職人の腕、そして、現場の照明などによっても
違うという美術の仕事、せっかく作っても映らないときもあるそうです。

予想できない面白さは、ワクワク感がたっぷり。
反対にドキドキするときりがないと言いますが、
偶然性がないアニメの仕事は、描いたことが全て。

自然を描写するという実写では体験しない作業も
大変だったようです。
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2015年05月11日

5/11 「映画作りに対してポジティブな姿勢がある」

先週に引き続き、今週も美術監督の種田陽平さんにお話を伺っています。

クエンティン・タランティーノ最新作にも参加している種田さんですが、
タランティーノ組の現場は、とにかくアナログ。
システマチックな日本映画の撮影に対し、
海外は取り直しが頻繁にあると言いますが、
ドアノブ一つにもこだわり
駅馬車のステップの撮影に5時間をかけるほど。

大きさ、しなり具合、厚さなどなど、徹底的にこだわり、
より良い絵を撮るためには、努力も時間も惜しまず、
右往左往している時間が映画作りの贅沢な時間だと
喜びさえ感じるというスタッフたち。

自分たちが作っているのは、テレビではなく「映画」なんだ!
無駄があって当然だ!というプライドが、
スタッフ全員に染み渡っているところも
タランティーノ組の凄さのようです。

大変な部分もあるけれど、喜びもある、と
笑顔で話されていた種田さん、
国境を越えた、映画に対する愛情が
スタッフたちの共通言語になっているようです。
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One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年05月07日

5/7 「誰もタランティーノに逆らうことはできない」

今日は美術監督の種田陽平さんをお迎えしました。

「スワロウテイル」「思い出のマーニー」「キル・ビルvol.1」などなど
数多くの美術を担当されている種田さん。
今日はたっぷりとタランティーノ監督について伺いました。

他のハリウッドの現場とはちょっと違うと言う
タランティーノ監督の現場。
普通のハリウッドの現場には、
監督をコントロールしようとする立場の人が
いるのが通常なところ、タランティーノ組では、
あくまでも監督が神のような存在で、
スタッフは信者のような感覚。

コンピューターを絶対に使わないというタランティーノ監督、
脚本はタイプライターで、と、驚きの現場の様子が伺えました。

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One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー: