2015年04月30日

4/30 「木星は宇宙ハイウェイのインターチェンジ」

今日も、JAXA宇宙科学研究所 教授の國中均さんをお迎えしました。
今日が最終日!
國中さんの個人的な希望は、木星に探査機を送り込むこと!
木星まで行ければ、そこから、木星の重力を使って、
更に遠く、もしくは、違う方向への航路が開けるそう。
木星は、宇宙ハイウェイのインターチェンジと語る國中さんですが、
その夢の実現は、予算的にもすこし先になりそうです。

まずは、目指すは火星を目指す宇宙開発。
アメリカは、2030年代には、第二の地球として火星に人を送ることを
目標としているそうで、
「宇宙」という働き口が待っている、という未来、
そんな夢の世界が、刻々と近づいていることを感じさせてくれました。

理系だけでなく、国際プロジェクトということで、
交渉系や地球からの操縦業、など、
様々な職種が誕生するという宇宙事業に
志を持ってチャレンジしてほしい、と、
若い世代へのメッセージもいただきました。

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One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月28日

4/28 「宇宙のことを考えたくない日もあった」

今日も、JAXA宇宙科学研究所 教授の國中均さんをお迎えしました。

はやぶさ2の打ち上げにもかなり苦労されたという國中さん。
宇宙のことを考えたくない日もあったそうですが、
たった1週間の打ち上げ可能期間に
完成させ、天候をみながら打ち上げるというミッションは、
かなり精神的にもハードだったようです。

趣味は、ほとんどない、という國中さん。
唯一、はやぶさ2プロジェクトが上手く行かない時に始めたのが、
トイヘリ。
はやぶさ2より思うように動いてくれるから、という理由から
ハマったそうですが、
そちらでも、操縦が難しいトイヘリに次々と挑戦されているよう。

工学者ならではの
超えるハードルがあると燃えるタイプのようです。

One And Only STAFF| 17:33 | カテゴリー:

2015年04月27日

4/27 「生命体の起源がわかるかもしれない

今週は、JAXA宇宙科学研究所教授の國中均さんをお迎えしました。
小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの開発者である國中さん。

はやぶさ1は、旅ができる事実を実証すること、
そして、はやぶさ2は、
決めた目的地へ行き、探査をするというミッション。
1999JU3というC型小惑星を目的地とし、
この地では、水や有機物を見つけられるかもしれないんだとか。

生命体の源がわかるかもしれないという旅、
2020年の年末に戻ってくる予定というはやぶさ2号
その帰還が楽しみです!
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One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月23日

4/23 「たまに危ない方にいかなきゃいけない」

映画監督の山崎貴さん、今日が最終日でした。

本当に映画が好きで、映画作りを楽しんでいらっしゃる山崎さん、
日本人ならではのじんとくる映画を作りたいそうで、
ハリウッドにも挑戦してみたいという気持ちもあるよう。

「予算があって、何でも作って良いといわれたら?」
というカビラさんのむちゃぶりに、
アン・ハサウェイと金城武主演で、VFX版「ローマの休日」を
作ってみたいと、お答えくださいました。

久しぶりにオリジナルも作ってみたいという山崎さん、
ですが、裏事情を知ってしまえば知るほど、
安全策をとって原作ものに走ってしまったり・・・
ですが、「たまに危ない方にいかなきゃいけない」と
戒めるようにお話される姿が印象的でした。

そんな山崎さんが、久々に危ない方に挑んだという映画「寄生獣 完結編」は
いよいよ、明後日、土曜日から全国公開となります!

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One And Only STAFF| 16:25 | カテゴリー:

2015年04月22日

4/22 「VFXが人の心を動かすことはもうできない」

映画監督の山崎貴さんを今日もお迎えしました。

日本のVFXの第一人者、山崎さんですが、ハリウッドのような
最先端のVFXを望んではいない、というお言葉、驚きでした。

あまり大きな予算となると、
どんどん一般的な内容になってしまうと指摘する山崎さん。
尖っている部分などは、削がれ、
5分に1回、クライマックスを入れなければならなかったり、
ハリウッド大作は、製作がとにかく大変なようです。

そんな、山崎さんの原点は「スターウォーズ」。
今年の新作も楽しみにされているようですが、
スターウォーズシリーズ4,5,6の良さは、
知らない俳優ばかりだったこと、なんだそう。
そこにリアルさが溢れ、ドキュメンタリーのような一面も見られた
というのが、山崎さんのスターウォーズ論でした

「VFXが人の心を動かすことはもうできない」と語る山崎監督ですが
映画「インターステラ―」は大絶賛。
CGやVFXよりも、人はドラマに感動するとお話されていました。

山崎監督の最新作映画「寄生獣 完結編」は、今週土曜日公開!

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月21日

4/21 「妥協ではなく、尺の選択」

今日も映画監督の山崎貴さんをお迎えしました。

映画「寄生獣 完結編」については、
「そのドラマを見て欲しい」という山崎さん。
壮大な物語、内容の深いものだからこそ、
好き嫌いで選ぶと歪んでしまうと言います。

そこで、今回の「寄生獣」に関しては、
主人公を孤独にすることをテーマとし、
撮影中は、嫌いになる、客観視することを課していたそうで、
「面倒くさいな」とわざと思うようにしたり、
好きになり過ぎないように
ご自分をコントロールされていたようです。

kiseiju.jpg 映画「寄生獣 完結編」は4月25日公開!

遠慮なく意見してくれるスタッフや
一般的な意見を持っている人を周りに置くことも重要で
その意見を取り入れるようにしているという山崎さん。
「それは妥協では?」との質問に、
きっぱりと「妥協ではなく、尺の選択」との答えが帰ってきました。

バランスを取りながら、より多くの人の心を掴む作品作りを目指すという
山崎監督。その柔軟さがたっぷり感じられるお話でした。

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One And Only STAFF| 16:34 | カテゴリー:

2015年04月20日

4/20 「SFは人間を表現していなければならない」

今週は映画監督の山崎貴さんをお迎えしています。

映画「寄生獣」がいよいよ公開間近の山崎さん、
もともと原作が大好きで、長年この作品を手がけたいと
思っていたそう。

名作「ブレードランナー」に通じる深さがあるという
漫画「寄生獣」。
「SFは、人間を表現していなければ意味がない、
その技術でしか表現できないものを扱っていなければならない」、
と考える山崎さんにとって、
まさに、ぴったりの作品だったようです。

ですが・・・遠くから憧れているのと、実際はかなり違うもの。
「なんでこの仕事を受けたんだろう」・・・と思ったこともあったそう
一番大変だったのはミギーの撮影だそうで、
実は、ド派手な柄の靴下を手にはめて、
俳優の方に演技してもらったという映画「寄生獣」、
裏話を伺って観ると、更に面白いはず!

映画「寄生獣」は、4月25日から全国公開予定!

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One And Only STAFF| 16:31 | カテゴリー:

2015年04月16日

4/16 「そこに何が見えるかはこっちにかかっている

今日も画家の井上直久さんをお迎えしました。

絵以外も多趣味な井上さん、クラフトワーク、デペッシュモード、スパークスなど
次々とバンド名が挙がって来ました。

キーボードとギターが置かれているアトリエで描かれるイバラードの世界、
描くものを決めて書いているわけではなく、
カンバスに散った色、模様を描いているもので、
そこに何が見えるかはこっちにかかっている。
観たいと思う気持ちが重要なんだとか。

「耳をすませば」の原題と同じく、「心の囁きを聞く」ことを
ずっと続けてきたという井上さん、
ドアの前に立てば、おのずと、そのドアを開けるべきか、
いつ開けるべきががわかるもの、とお話されていました。

「何を描こう」ではなく、カンバスの前に座った時に現れる情景、
それを映し出しているのが井上さんのイバラードの世界のようです。

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月15日

4/15 「若いうちに自分の画風は決めなくていい」

今日も画家の井上直久さんをお迎えしました。

「若いうちに自分の画風は決めなくていい
自分が本当に何を描きたいか見つけることが大切」という井上さん、
高校や大学で教える中で、絵を描くこと以前に
生きて行くことに悩んでいる学生が多いことを嘆いていらっしゃいました。

ご自身は、セザンヌの存在感、モネの色彩、北斎の構図、と
様々な画家の好きなところが全部揃った絵が欲しいと思い、
描き続けている、と言います。

悩み、苦しみ、生み出される絵ではなく、
作っている時、描いている時が何よりも楽しいという気持ちが
井上さんの絵をより魅力的にしているのかもしれません。

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イバラードへの旅 第18回井上直久絵画展
4/30〜5/6 池袋東武 6F 1番地美術画廊にて

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One And Only STAFF| 16:28 | カテゴリー:

2015年04月14日

4/14 「理屈はあとから、見る事が先」

今日も画家の井上直久さんをお迎えしました。

今日は、宮崎駿さんとの出会いについてのお話。

最初は、出版社気付で、宮崎駿さんへ
個展の案内を送ったことがきっかけだったそうですが、
たまたま宮崎監督も「耳をすませば」の
背景を悩んでいたことから、
井上さんの作風に惚れ込み、映画の背景に使われることになったそう。

幻想的な風景を30年以上に渡って描き続けている井上さんですが、
いい絵というのは、理屈があとから付いてくると言います。

宮崎駿監督が惚れ込んだ「上昇気流」という作品も
飛んでる女の子が描かれていたからこそ、
監督の目に止まることになったわけで、
なぜ、その子が飛んでいるかは考えずとも、
後から、その訳は後から繋がってくるという
顕著な例なのかもしれません。

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「上昇気流」

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月13日

4/13 「ある瞬間、幻想的に見えることがある」

今週は画家の井上直久さんをお迎えしています。

幻想的な架空都市「イバラード」を描き続けている井上さん、
イバラードは、故郷の茨木市をモチーフにしたもの。
宮崎駿さんの映画「耳をすませば」でも背景として
採用されていますが、
どんなに慣れ親しんだ場所でも、
ある瞬間、幻想的に見えることがあるという井上さん、
その情景を描いたのが、「イバラード」なんだそう。

色をまき散らしてランダムな模様ができるようにして
そこから見えてくるものがあるという制作作業は、
驚くべきもの。
表面に重ねることで、光の当たり方が変わり、
右目と左目で見えるものが違うことから、
蛍光色のような効果を生むという井上さんの作品。
宮崎駿監督も感動したという、
その鮮やかさ、そして幻想的な風景は、
井上さんの目に日々映っている、
遠い昔、もしくは近い未来のような風景のようです。

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One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月09日

4/9 「伝統を壊すつもりの方が面白い」

今日も西陣織の老舗、株式会社細尾の細尾真孝さんにお話を伺いました。

京都を中心に伝統工芸に携わる若手集団『GO ON」など、
様々なプロジェクトでも活動されている細尾さん。

伝統の強みは、壊そうとしても壊れない強さがあるところ。
だからこそ、様々なチャレンジをしていきたいとお話されていました。

昔、子供の細尾さんが聞いていた機織りの音。
町が鼓動しているようだったという西陣の風景を復活させ、
更に日本の染色文化を世界に伝えたいと
日々奮闘されている細尾さんの言葉には、
伝統工芸の美しさ、素晴らしさを信じる熱い心が感じられました。

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月08日

4/8 「見たことの無い織物を作って新しい価値を作る」

今日も西陣織の老舗、株式会社細尾の
細尾真孝さんをお迎えしました。

様々なデザイナーやクリエイターとコラボレーションしている細尾の西陣織。
なんとあのファレル・ウィリアムスも細尾さんの会社を訪れたそうです。

西陣織1200年の伝統を受け継ぎつつ、今しかできない西陣織を…と
様々なことに取り組んでいらっしゃいます。

生地作りについては、今は、波の水面を写真で撮影して、
そのテクスチャーを生地にしていくなど、
これまでの、図面を作ってからの生地作りとは違う作り方にも取り組んでいます。

また、生地にはループがあり、それはまるでリズムを刻むようだ…
という細尾さん。ご自身もかつて音楽をやられていたその経験が
とても生きているそうです。

更に、今は「クラフト・ミーツ・テクノロジー」。
細尾さんも今はバイオテクノロジーとコラボレーションした生地を開発中。

遺伝子組み換えのサンゴとクラゲの遺伝子を蚕に組み替えて、
光るシルクを生み出し織物にするプロジェクトが現在進行中とのことです。

まさに「見たことの無い織物を作って新しい価値を作る」。
強い意志とあふれる想いを伺いました。

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One And Only STAFF| 16:30 | カテゴリー:

2015年04月07日

4/7 「挑戦して変わり続けてきたから今の伝統がある」

今日も西陣織の老舗、株式会社細尾の
細尾真孝さんをお迎えしました。

ディオールやシャネルの店舗で使われているという
細尾の西陣織。

海外進出のきっかけは、
帯などだけでなく、ファブリックとして使えるように
1.5メートルの幅の西陣織を織れる機械を開発するところからスタートし、
今では、世界を代表する高級ホテルの内装にも
使われるようになっているそう。

ひたすら、美しいものを作り続けた西陣の職人は、
明治維新の際にも、時代の変化と共に、変わることを強いられ、
最先端のジャガード織の機械をフランスに仕入れにいったりと、
努力をを重ねてきたそう。
挑戦して変わり続けてきたからこそ、今の伝統があるという西陣織。
1200年の歴史に育まれた美しい織物の世界、
その裏には、隠された試練があったようです。

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One And Only STAFF| 16:38 | カテゴリー:

2015年04月06日

4/6 「結果が出てないもどかしさ、でもやるしかない」

西陣織の老舗、株式会社 細尾の取締役、細尾真孝さんをお迎えしています。
2009年から海外展開の新規事情を立ち上げ、
現在、一流ホテルやファッションブランドの店舗などに採用されている
細尾の西陣織。

こちらが、そのファブリック
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織物として1200年の歴史があるという西陣織は、
先染めの織物で、織るまでに20の工程を経て出来上がるというもの。
各工程にマスタークラフトマンがいる現場は、
まさにプロフェッショナル集団。
世界でも稀な、
立体的で、光によって見え方が変わってくる西陣織、
その可能性を広げ、高級ホテルや店舗の内装などに採用され、
ディオールやシャネルの店舗の壁面を彩り
世界を魅了しています。

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One And Only STAFF| 16:22 | カテゴリー:

2015年04月02日

4/2 「出ないもんは出ない」

今週は、映像ディレクターの関和亮さんをお迎えしました。

映像のヒントは、インターネットなどの動画だったり、
日々の電車の中で目にしたものなど、
色んなところに隠れているという関さん
スマホでメモったりすることもあるそうですが、
結局忘れてしまっていたり・・・

ひらめくタイプではなく、
理論立てて考えて作り上げていくタイプだそうですが、
出て来ない時は、ほっとくしかない、との言葉も。

出ないもんは出ない!として、
そういう時は、早く寝て、次の日考える、
そんな潔い関さんですが、
今後は、海外の仕事を更に広げていければと
考えていらっしゃるようです。

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー:

2015年04月01日

4/1 「見た通りのものにしかならない」

映像ディレクターの関和亮さんを今日もお迎えしました。

OK GOの「I want let you down」を手掛けた関さんですが、
PVもユニークで、画期的なユニットからのオファーに
かなりプレッシャーを感じたという関さん、
2か月に渡る延々打合せの日々の末に生まれた
巨大なマスゲームのようなPV、
ワンカットで撮る、ということだけが条件だったそうですが、
リハーサルは40回にも及ぶものだったそう。

よりシンプルに作ることを心がけ、
台車に乗っけて引っ張る、という超アナログな手法から
ドローンを使って上から撮る手法まで、
まさに、そこに見えるものを撮ったという映像。
見た通りのものにしかならない、とお話されていましたが、
雲をよぎるシーンなどは、奇跡的に撮れたという
必見のPVとなっています。

One And Only STAFF| 16:29 | カテゴリー: