2014年12月31日

12/31 「あの頃の孤独が懐かしい」

今年最後の放送は、
作家の平野啓一郎さんにお話を伺う最終日。
今日はプライベートのお話、伺いました。

昔は夜しか書けなかったという平野さん、
最近はお子さん中心の生活だそうで、
執筆活動もお子さんのペースに合わせていると、
かなり子煩悩な様子。

また、ギターがお好きなことでも有名ですが、
現在は、小説の題材としてクラシックのギターに挑戦中。
かなりの時間、没頭されているようです。

元々は、3日ぐらい誰とも話さなくても平気だったという平野さん、
「あの頃の孤独が懐かしい」とおっしゃってましたが、
今は、まったく違う生活の中で、
訪れる機会を大切にしながら、
自分がやってきたことを振り返りつつ、
その二つが結びついた時に、新しい展開を迎えるのではないかと、
お話されていました。

平野さんの最新刊「透明な迷宮」は新潮社より発売中!

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2014年12月30日

12/30 「読書時間をどれだけ分けてもらえるかの勝負」

今日も、作家の平野啓一郎さんをお迎えしました。

今後作品がどんどん電子化されると、
ライバルは同時代の作家だけでなく、
プルーストなど、世界を代表する作家になってくる、という平野さん、
読者の読書時間をどれだけ分けてもらえるかの勝負となり、
また、小説家は日本語を作っていく役目もあることから、
いかに今よりも日本語を豊かにしていくか
表現のギリギリのところを狙っているという
こだわりも伺えました。

月に2、3回は仕事もかねて展覧会にいくということですが、
日々、自分を高見に上げてくれる物に触れ、
緊張感を持つという平野さんの意識の高さには、
お話を伺っているこちら側も身が引き締まる思いでした。

平野啓一郎さんの最新刊「透明な迷宮」は新潮社より発売中です!

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2014年12月29日

12/29 「イメージの領域が広すぎてもダメ」

今週は、作家の平野啓一郎さんをお迎えしています。

京都大学在学中に芥川賞を受賞された平野さん、
15世紀のヨーロッパのキリスト教をベースに書かれた
デビュー作の「日蝕」は、大学時代、暇だったことから、
本をかくこと、読む事に徹底していた時代に生まれたものなんだそう。

執筆の際には、自分自信が感じている違和感が出発点となり、
自分が気になり続けていることが、何なのかを
掘り下げる作業をするという平野さん。
過去に呼んだ本などもヒントにしながら、
読者の経験値の中のイメージと、経験したことのない領域を
うまく繋ぐブリッジをしっかり描くことも重要とお話されていました。

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2014年12月25日

12/25 「ミドリムシには夢があるんですよ」

株式会社ユーグレナ代表取締役社長 出雲充さん、
今日が最終日でした。

ミドリムシのことを考えない日がないという出雲さん。
工場のある石垣島には100回以上足を運んでいながら、
観光地や海を回ったことは一度もないんだそう・・・

とはいえ、燃料としての可能性もあるというミドリムシ。
今後、ジェット燃料として使われるようになるそうで、
更に注目が集まることになりそう。

培養には巨大なプールが必要ということで、
これからは水田から、ミドリ田になるという未来。
日本の田園にミドリムシの培養プールが広がる、
そんな風景を夢見ている出雲さんでした。

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2014年12月24日

12/24 「美味しくて健康なんて、今までと全く違う」

株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲充さんをお迎えしています。

地球を救うといわれているミドリムシですが、
2年間、まったく売れなかったんだそう。
好きすぎるが故に、売り方を間違ってしまったという出雲さん、
もっとミドリムシの魅力を知らない方に
丁寧に説明しなければならなかった、
と、当時を振り返ります。

試食させていただいた「ユーグレナファームのきなこねじり」は
きなこの香りと、抹茶のような風味で、
食べやすく、美味しい一品。
これで、59種類の栄養素というのは、画期的です。

今までの「良薬口に苦しではなく」
美味しくて、健康に良いと言うミドリムシ。
最新技術のバイオテクノロジーが生み出した
科学技術の進歩も感じられるところも魅力と
お話されていました。

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2014年12月22日

12/22 「ミドリムシこそ究極の答え」

今週は、株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲充さんをお迎えしています。

植物と動物の両方のパワーを持っているというミドリムシ。
その可能性に魅せられた出雲さんは
日本中のミドリムシ研究者の総力により、人工培養に成功。
ミドリムシで地球を救うべく、活動されています。

元々、珍しい生き物を図鑑で見て、
採集したいと感じる子供だったという出雲さんですが、

生物は理由がない無駄なことはしない。
そんな生物って本当に面白い、

と、しみじみお話されていました。

学生時代にはグラミン銀行でのインターン経験もある出雲さんですが、
貧しい子供たちを救う栄養満点の食物として開発したミドリムシ。
会話の中に、常にミドリムシ愛の強さが感じられました。

次回の放送は12月24日(水)、どうぞお楽しみに!

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2014年12月18日

12/18 「今もその頃と同じ感覚で書いている」

今日は、脚本家の古沢良太さん、最終日でした。

趣味は仕事、という古沢さん。
「仕事している時が一番楽しいです」と笑いながらお話される姿は
本当に脚本家という仕事への愛情が感じられました。

売れっ子作家でありながら、今でも「上達することが楽しい」という古沢さん、
野望を伺うと・・・
「ドラマや映画の世界でも日本製が一番面白いと世界中の人に思わせたい」とのこと。

常に、お客さんを意識して作品を作るようにしているそうで、
上手く行っている時は、想像の中でお客さんが見えてくる時があるといいます。

商店街で育ち、年が離れた子供たちでも、
みんなが楽しめるルールを作るのが得意だったという少年時代。
今もその時と同じ感覚で脚本を書いているという古沢さんが綴る
日本人らしい繊細さと精密さを持つ、美しい脚本。
楽しみに待っていましょう!

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2014年12月17日

12/17 「脚本を面白く書いてしまえば勝ち!」

今日も脚本家の古沢良太さんをお迎えしました。

原作があるものについては、
皆の意見をなるべく多く聞くようにするという古沢さんですが、
面白く書いてしまえば勝ち!という世界。
色々な都合で出来ないことも出て来るので、
修正作業も多いそうですが、
直す作業が好きかどうかが脚本家としてのポイントなんだそう。
「これはできない!」と言われると、
できることで、より面白いものを作ろうと燃えると言います。

業界一の売れっ子脚本家でありながら、
自分の書いたものにいつも自信がなく、
ダメだしされる方が安心するという古沢さん。

作品のことを考え、登場人物の気持ちを考え抜くことで、
古沢さんならではの、素晴らしい作品が生まれているようです。

最新作「寄生獣」については
尊敬する監督の山崎貴さんがどんな映像を作るのか見てみたかった、という
純粋な気持ちから担当したというこの作品。

古沢さんご自身が気に入っているのは、弓を放つシーン。
まさにこの映画の見所のシーンの一つでもあるこの場面。
是非、劇場で「これか!」と観てみてください!

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2014年12月16日

12/16 「こんな仕事続けられないと思った」

今日も脚本家の古沢良太さんをお迎えしました。

今や、最も忙しい脚本家と言われる古沢さん。
ですが、駆け出し当時は、
辛くて辞めたいと思っていたそうなんですね。

今振り返ってみても
「あの時が一番大変だった」という古沢さん。
評論する目だけは肥えている自分にとって、
こんなものしか書けないなら辞めたい、という気持ちが
常にあったといいます。

「自分の作品がとにかく恥ずかしくて、情けなくて・・・」
と当時を振り返えっていらっしゃいましたが、
そんな中で、学んだことは、
自分ができる範囲でベストを目指す、ということ。

執筆作業は、まるで落語家のように
全員のセリフを言いながら作るそうで、
演じながら書いたり、思いつくまで街を歩いていたり。
ブツブツ言いながら歩いていたり、自分のセリフに
一人笑いながら歩いていたり、と、
かなり怪しい人になっているそうです。
「リーガル・ハイ」の古美門のセリフをブツブツ言いながら歩いていたら・・・
ちょっと怖いかも・・・

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2014年12月15日

12/15 「ジャッキー・チェンになりたかった」

今週のゲストは、脚本家の古沢良太さん。

映画「ALWAYS三丁目の夕日」、ドラマ「リーガル・ハイ」などを
手がけていらっしゃる古沢さんは、まさに今、一番人気の脚本家。

9時5時で執筆活動をしているという古沢さん。
ジャッキー・チェンとドリフターズが大好きだったという古沢さん、
コメディーも好きというところから、
やはり「リーガル・ハイ」などの作品にも反映されているのかもしれません。

そもそも漫画家を目指していたという古沢さんですが、
手塚治虫先生が、「漫画を書きたいなら、一流の映画を見ろ!」と
言っていたことから、名作を次々と見た学生時代。
そして図書館にあった脚本家の脚本集を見つけてから、
脚本を読むのが好きだった、と、
かなりマニアックな学生時代のお話をしてくださいました。

古沢さんが脚本を担当された映画「寄生獣」は絶賛公開中!!

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2014年12月11日

12/11 「デザインは間に入って、繋ぐこと」

今日はグラフィックデザイナーの佐藤卓さん、最終日でした。

第710回デザインギャラリー1953企画展
「美濃のラーメンどんぶり展」
世界で注目集めるラーメン。
寿司に続いて世界食となりつつあるこの料理の
新しい楽しみ方を提案してくれるこの展覧会。
横尾忠則さんや森田恭通さんなど、日本のデザイン界を代表する
デザイナーたちの作品が見られるこの展覧会ですが、
佐藤さんも楽しんでいる様子が伝わって来ます。
ちなみに、4月以降、作品のどんぶりを購入可能になりそうなんだそう。
「食べ終わった後に現れるものとは?下がどうなってるんだ?」
そんなワクワク感で楽しめそうです。

また、今後は、どんなことに出会えるだろうか、という期待で
いっぱいという佐藤さん。
デザインは間に入って繋ぐこと。
これから出会った事がないものに出会えるんじゃないか、という期待、
そして、そこに出会った時の悩みが楽しみと、
ポジティブで、全力で仕事を楽しんでいる佐藤さん、
その姿勢に感服でした。

2014年12月27日(土)〜2015年1月26日(月)
最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

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2014年12月10日

12/10 「議論が楽しいんですよ」

今日もグラフィックデザイナーの佐藤卓さんをお迎えしました。

プレゼンでは、議論を大切にするという佐藤さん。
相手に否定的な意見を言われても、とにかく謙虚に捉え、
更にディスカッションを重ねていくのが佐藤流。

価値観の違いを浮き彫りにする、そんな作業が楽しいそう。

プライベートは、とにかくサーフィンが好きなんだそうで、
土曜日、朝4時に起きて2、3時間波乗りして、
午後は仕事という生活をされていたそう。
一人で、マイペースなサーフィンで、
大自然に身を委ねる瞬間を楽しんでいらっしゃるようです。

サーフィンのことを考えるだけで仕事にならなくなるという佐藤さん、
仕事も、そしてオフも常に楽しんでいる、
いきいきした表情が印象的でした。

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2014年12月09日

12/9 「自ずとデザインが見えてくる」

今日もグラフィックデザイナーの佐藤卓さんをお迎えしました。

子供の頃から、とにかくもの作りに興味があったという佐藤さん。
その仕事術は、徹底的にクライアントの話を聞く、というもの。
自分が何をしたいかではなく、そこにある状況を見ていくと、
自ずとデザインがみえてくるといいます。

どんな意味が込められているか、
その商品がどうやって置かれるか、まで考えるという細やかな心遣い。
「目立つ」とはどういうことなのか・・・
「買ってほしい!」という商品の気持ちを考えると、
テザインを常に哲学的な視点で見ている佐藤さん、
キラキラした眼差しでお話されていました。

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2014年12月08日

12/8 「LPジャケットが原点だった」

今週はデザイナーの佐藤卓さんをお迎えしています。

「ロッテキシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などの
パッケージ・デザインから、テレビ番組「デザインあ」などの監修も手がける佐藤さん、
毎日デザイン賞なども受賞されています。

そんな佐藤さんのデザインの原点は、レコードのLPジャケット。
音楽とグラフィックがレコードで繋がっていたそうで、
その中でもビートルズやピンクフロイドなどのジャケットに影響を受けたそう。
ロングヘアの当時を振り返るジョン・カビラと佐藤さん、
なんだかちょっぴり恥ずかしい思い出をシェアしているようでした。

グラフィックデザインのキャリアのスタートは、電通に入社したこと。
就職活動では、電通についてよく知らず、
商業デザインについてはまったく無知だったそうで、
ポスターも作ったことがなく、文様の研究を就職面接で発表したほど。
そのユニークさが良かったのか、見事、合格、と
入社当時を振り返ってくださいました。

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2014年12月04日

12/4 「優柔不断であり続ける」

今日は映画プロデューサーの川村元気さん、最終回でした。

仕事を楽しくするのは自分次第、という川村さん。
自分の力だけでなく、人の力を借りるのも必要なことで、
人間力がしっかりしすぎていると、
助けてあげようという気にならない、といいます。

そんな中で、「自分には圧倒的に何かが足りない」と
感じている部分も川村さんらしさのような気がします。

今後については、
「目標をもって進んでいく、という時代ではない。」と
感じていらっしゃるそうで、
時代がどこに向かっているのかを常に考えながら、
優柔不断であり続けることがポイントなんだとか。
エンターテイメントの世界で、いち早く行動を起こす人でありたい
という川村さん、
「チームアジアとして欧米に勝つ!」そんな目標も教えてくれました。

潜水艦のように虎視眈々と、という川村流仕事術。
これからも更なる活躍が楽しみです!

川村元気さんの最新刊「仕事。」は集英社から発売中です。


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2014年12月03日

12/3 「ピンチはチャンス!の裏を取りたかった」

今日も映画プロデューサーの川村元気さんをお迎えしました。

今日は、作家としての川村元気さんにフォーカス。
最新刊「仕事。」に関しては、
レジェンドたちの悪戦苦闘時代を見たかったということですが、
改めて人生の転機は狙い撃ちできないと感じたそう。
「人生ってホントに分からないなぁ」としみじみと語る川村さん
人生がドラスティックに切り替わる瞬間をいくつも目撃したようです。

昨日も、変化のない毎日が怖い、なんてお話されてましたが、
自分の息抜きとしては、年に1回はバックパッカーの旅を必ずするそう
東京でこだわってたことがバカバカしくなり、
家族のありがたみを僻地にいって改めて感じる、ということですが、
この度によって、川村さんのしなやかな感性が養われているようです。

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2014年12月02日

12/2 「設計図を書いてくれる仲間がいた」

今日も映画プロデューサーの川村元気さんをお迎えしました。

プロデュース業は、すべて一から先輩たちに
教えてもらいながらのスタートだったという川村さん。
常に自分の中にきちんと作りたいものがあったそうですが、
それを実現するための設計図を書いてくれる仲間がいた、というお話からも
恵まれた環境にいらっしゃったことが感じられます。

プロデューサーとして大事なことは、
プロフェッショナルになりきらないこと。

今でも毎週、映画館に通っているという川村さんですが、
一個人として、どんな映画が見たいかを考え
今のお客さんはこういうものが見たいんじゃないか、と
お客様に近い目線で考えることが重要だと言います。

現在は、作家としても執筆業にも取り組む川村さんですが、
10年プロデューサーをする中で、
改めて映画の良さを外から見る、中に入る、と繰り返すことで
新鮮さをキープしているよう。
自分を追い込むタイプということですが、
先行き見えないことにチャレンジする精神から
常に面白いものを作ろうという気負いが感じられました。

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2014年12月01日

12/1 「他の人が見ていないところを見よう」

今週のゲストは、映画プロデューサーの川村元気さん。

映画会社入社時には、大阪の劇場のチケットのもぎりを
2年間していたという川村さん、
映画、そして映画館自体に対する愛情も感じられるお話でした。
その経験があるからこそ、この人たちに向けて映画を作る、という
企画の仕事がしたかったので、企画書を出していたことがきっかけで、
3年目にしてプロデューサーに大抜擢されたという川村さん。
20代はコネなどもないからこそ、他の人が見てないところを見ようと、
ネットの世界を映画に持ち込むことを企画。

「一番偉いのは言い出しっぺの人」という
会社の気質にも助けられていたようです。

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