2017.10.28 ON AIR
【Mr.Children Part2】凛として時雨のドラムス ピエール中野さん、女優でタレントの豊田エリーさん登場

今週のレジェンド・ミュージシャンは先週に引き続き『Mr.Children』のPart2。ゲストには凛として時雨のドラムス ピエール中野さん、女優でタレントの豊田エリーさんをお迎えしました。

今週は、ドラマーのピエール中野さんから見たミスチルから。
“ミスチルのドラマーJENさんは、居るだけでぱっと全体が明るくなるんです。太陽みたいなひと。ひとつは歌心を凄く大事にしているから、どれだけ歌いやすくなるか、っていうドラムを心がけているのを感じる。桜井さんは自由に伸び伸び歌っていて、歌い方もその都度自在に変えていくじゃないですか。それって歌心のあるドラムじゃないと成立しないんです。だからメンバーに対して愛情があるんだと思うんです。一方ではドラマーらしい力強さだったり、ドラマーとしての格好いいスタイルっていうのを合わせ持っている。フィルインとかも凄く印象に残る叩き方をしてたり、その一発の説得力をちゃんと持ってるひとだからMr.Childrenというバンドに欠かせないドラマーだと思います”と。そんなJENさんのドラムが光る曲は「DANCE DANCE DANCE」

女優、豊田エリーさんが感じるMr.Childrenは「歌詞」。“中学ぐらいから仕事をはじめて、辞めたくなった時にまた頑張ろうと思える歌詞がたくさんある。中でも「蘇生」の詩にハッとさせられました。「想いは叶うよ、頑張れよ」じゃなく、発想の転換というか、考え方を変えさせられたんです”その他にも「パドル」の詩にも元気をもらったそう。“言葉が好きなので、心ない言葉にすぐ打撃を受けちゃうんです。そんな時にすごく助けてくれます”と仰っていました。

ピエール中野さんから見たミスチルのライヴの魅力は?
“ミスチルって歌がめちゃめちゃ上手いんですよ。テレビでもCDでもライヴでも、ちゃんとミスチルっていうのを届けてくれる。それって結構大変なことなんです。CDで聴いた感じと違うニュアンスになったりするひとが多いんです。でも桜井さんはちゃんと一定以上のクオリティを保って届けてくれる。ライヴで観ると、ここまでのクオリティを保ってる人ってあんまり見た事ないな、って圧倒されちゃうんです”と。

豊田エリーさんから見たミスチルのライヴの魅力は?
“桜井さんが全身で歌っている。ステージの端から端まで駆け回って、みんなに届けてくれる。客席の後ろのほうに居ても届くパワーがあって、みんな魔法にかかちゃう。だから帰るときに本当に元気をもらって「また頑張れる、明日から」みたいな元気チャージなんです”と。

お二人にMr.Childrenのキャッチ・コピーを考えていただきました。

ピエール中野さんの「Mr.Children」とは「ロックバンドの理想」
“いちばんやりたい事を表現できているバンドだと思う。それってロックバンドとして理想の形だと思う。”

豊田エリーさんの「Mr.Children」とは「心の友である」
“自分がどんな状況に居ても寄り添ってくれる曲が必ずある。いままでそれに出会ってきて、いつも支えてくれました。これからも聴き続けます。”

そして、今回の「Mr.Children」を象徴する最後の一曲は会議の結果「HERO」に決定しました。



■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。

PLAYLIST

DANCE DANCE DANCE / Mr.Children

蘇生 / Mr.Children

つよがり / Mr.Children

終わりなき旅 / Mr.Children

DIE meets HARD / 凛として時雨

HERO / Mr.Children



※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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次回のレジェンドミュージシャンは『NIRVANA』。ゲストにはMO'SOME TONEBENDERの百々和宏さん、そして当時、日本のディレクターを努めていたユニバーサル・ミュージックの安田秀明さんをお迎えします。お聴き逃しなく!