| |
|
2006年、世界的にヒットしたGnarls Barkley、Lily Allenを世界のどこよりも早くラジオでオンエアし世に広めたことでも知られ、もはやイギリスのみならず世界の音楽シーンのトレンドを作り出していると言っても過言ではないラジオプレゼンター/クラブDJ:Gilles Petersonの看板番組「WORLDWIDE」。イギリス国営放送局BBC Radio 1で5年以上に渡り放送されているこの番組は、イギリスの音楽チャートに多大な影響を及ぼしています。この「WORLDWIDE」が毎年行う音楽授賞式「WORLDWIDE AWARDS」が先週土曜日、1月13日にロンドンのベニューCARGOで開催。当日の模様をMODAISTAが世界最速でお伝えします!
|
 |
当日のCARGOは、沢山の関係者と音楽ファンで一晩中フルハウス状態。フロアーで動けばアーティストにぶつかる・・・というほど多数のアーティストも参加していました。
ざっと見回しても、、Patrick Forge、Bugz in the Atticクルー、Paul Murphy、Bonobo、Marc Mac、Simbad、元ガリアーノのメンバー、音楽誌Straight No ChaserのPaul Bradshow、グラフィックアーティストSWIFTY、 Nicole Willisなどなど、シーンの重要人物が多く見られ、ステージのみならぬフロア全体が華やかな顔ぶれに彩られたイベントとなりました。
|
<授賞式>
授賞式では、BBC Radio 1「WORLDWIDE」のリスナー達の投票で決定した「2006年を象徴したアーティストと音楽」がGilles Petersonによって発表されました。
今年のハイライトもやはり、「John Peel Play More Jazz Award」。昨年、日本が誇るデス・ジャズ・バンド、Soil & "Pimp" Sessionsが受賞を遂げた、最も革新的でインスピレーションを与えたアーティスト/プロデューサーに送られる賞です。今年は、ダンスフロア・シーンの創始者とも言われているロンドンのDJ/プロデューサー、Paul Murphyが受賞。Gilles Petersonが「Paul MurphyというDJに憧れてクラブに通っていた」と明言し、そして今日のクラブシーンにおけるジャズは浸透していなかったであろうキーパーソンへのリスペクトが、正式に授与されようとしていたその瞬間のこと・・・
肝心の本人がバックステージでのんきにシャンパンを飲んでいて、なかなか出てこない(笑)というハプニングもありましたが、誰もがPaul MurphyのPlay More Jazz Award受賞に納得し、温かい拍手をステージに向けました。この他の全受賞結果は下記のリストをチェック!
|
<ライブ&DJ>
UKのダンスレーベルNinja Tuneを代表し、「Album of the year」を受賞したBonobo、新人シンガーソングライターのJamie Woon、そしてJ-WAVEでもおなじみ、As OneのKirk Degirogiのニュープロジェクト、The Beauty Roomのライブがクラウドの心を温め、4HeroのMarc MacによるJames Brownを偲ぶトリビュートDJタイム、そして新星ハウスDJ KarizmaのDJセットがダンスフロアを熱くしました。
そして、番組リスナーの投票によって決まるTrack Of The Yearを受賞したNicole Willisのサプライズ・パフォーマンスで、会場すべてが笑顔で溢れる一幕もあり、一晩中音楽に酔いしれる人達がCARGOに溢れました。
|

|
|
Jamie Woon : ロンドン在住の新人シンガーソングライター
ステージにいるのは、Jamie Woonだけ。
マイクに向かって歌うアカペラのフレーズを膝においたサンプラーで何層にも重ねていくそのパフォーマンスは、まさに、POWER OF VOICE!
若干23歳の才能ある新人。すでに、数人のプロデューサーによるRemixプロジェクトの話もあり、これからが楽しみなアーティストは、授賞式のオープニングを飾りました。 |

|
|
Bonobo:
2006年、ジャイルス・ピーターソンが「正直びっくりさせられた!!」と絶賛したBonoboのニューアルバム『DAYS TO COME』よりリードトラックをアコースティックセットで披露。
Bajkaのエキゾチックな歌声と、中東を思わすようなジェントルでスピリチュアルな演奏が、会場を静かにさせる程のbreath takingなステージでした。 |
The Beauty Room:
Kirk Degiorgioのハートにしみるメロディーを歌うSimon Jinaduの甘いソウルフルなヴォーカルは勿論絶品。さらにステージでは、教会の聖歌隊から引き抜いたという3人のブラックヴォーカリストをバックボーカルに迎え、美しく歌い上げられたハーモニーが聴く人をうっとりさせました。
アーティストも音楽ファンもフロアで音楽に感謝する・・・。
シーンを作り上げているアーティスト達と音楽ファン、そしてこのふたつを繋げるGilles Peterson全員の力が作り上げたWORLDWIDE AWARDS 2006。ロンドンの音楽シーンのエネルギーと音楽に対する愛情で溢れた一晩は、イギリス音楽シーンの歴史にまた新たな1ページを加え、世界へ発信されたのでした。
|
 |
○ Jazz Album Of The Year : ジャズアルバム賞
5) Finn Peters − ‘Su-Ling’ (Babel)
4) Soweto Kinch − ‘A Life in the Day of B19: Tales of the Towerblock’ (Dune)
3) The Elizabeth Sheperd Trio − ‘Start To Move’ (Do Right)
2) Sleepwalker − ‘The Voyage’ (Village Again)
★Winner: Nostalgia 77 − ‘Borderlands’ (Tru Thoughts)

○ Radio 1 Session of the Year : Radio 1セッション賞
5) Bugz in The Attic
4) Spanky Wilson and The Quantic Soul Orchestra
3) The Beauty Room
2) Nostalgia 77
★Winner: Seu Jorge Live from Sao Paulo, Brazil

○ Club Night of the Year : クラブナイト賞
5)New Bohemia, The Faversham, Leeds
4)Electric Chair, The Music Box, Manchester
3)CDR, Plastic People, London
2 ) DMZ, Mass, London
★Winner: Co-op, Plastic People, London

○ Record Label of the Year : レコードレーベル賞
5) Ninja Tune
4) Sonar Kollektiv
3) Stones Throw
2) Ubiquity
★
Winner: bbe

○ Album of the Year : アルバム賞
5) Marc Mac Presents the Visioneers − ‘Dirty Old Hip Hop’ (bbe)
4) Paul Murphy − ‘The Trip’ (Afro Art)
3)Bugz in the Attic − ‘Back in the Doghouse’ (Nurture/V2)
2) J Dilla − ‘The Shining’ (bbe)
★Winner: Bonobo − ‘Days To Come’ (Ninja Tune)

○ John Peel ‘Play More Jazz’ Award
BBC伝説のDJ、故ジョン・ピールに捧げる「プレイ・モア・ジャズ」賞
★ Winner: Paul Murphy

○ Record Shop of the Year (Highstreet or Online) : レコード店賞
5) Fat City
4) If Music
3) Soul Jazz
2) Juno
★
Winner: Piccadilly Records

○ Track of the Year 2006 As voted for by Radio 1 listeners
Radio 1 リスナーの投票によるベストトラック賞
5) Gnarls Barkley − ‘Crazy’ (Wea Records)
4) J Dilla Ft. Pharaohe Monch − ‘Love’ (bbe)
3) Simbad Ft. Steelo − ‘Soul Fever’ (Raw Fusion)
2) Bugz in The Attic − ‘Sounds Like’ (Nurture/V2)
★ Winner: Nicole Willis & The Soul Investigators − ‘Feeling Free’ (Timmion)
|

|
|
|
|