毛糸を使ったユニークな展示を2つご紹介。最初は、中目黒にあるギャラリー「Kakitsubata」で現在開催中の「Black Sheep」展。毛糸を使った2人のオランダ人女性アーティストによるものです。クリスティン・メインデルツマは、羊1頭から取れる毛糸でセーターを編む作家で、真っ白いセーター1枚1枚に「IDタグ」を使用することが特徴。タグには原料の毛糸となった羊の名前と住所が写真付きで記載されています。
クラウディ・ヨングストラは、フェルトを使ったブランケットや、タペストリーを作るデザイナーで、毛糸をちぎり、重ねて、洗って縮ませる、というフェルト作りのプロセスの中で、シルクやオーガンジーを一緒に織り込みます。美しさの中に強いメッセージが編みこまれた「Black Sheep展」は、2月25日までの開催。女性作家ならではのやさしさと鋭い感性を感じてください。
もうひとつ、MODAISTAが注目するニットアートは、日本人グラフィックデザイナーのトキトモコさんが立ち上げたブランド、mokely。画家が様々な絵具を使ってペインティングするように、数ある毛糸の中から素材や色を選んで、「編み棒で絵を描く」作家です。編むだけではなく、毛糸そのものをデザインするのがmokelyの特徴。「ニッティング=編みもの」という行為が楽しくなるような毛糸をプロデュースしています。この冬、1本の毛糸から広がる無限の遊び心に触れてみてはいかが? |
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クリスティン・メインデルツマの作品。右側に掛かっている大きなニット・ラグは、羊8頭分の毛糸で編まれた大作。

11月30日(木)まで、銀座松坂屋の地下1階、インテリアショップfinerefineで、展示中の2006年秋冬の新作。 会場で一番最初に目をひくのが、カラフルな毛糸を編み繋いだ温かなシャンデリア。。 |