ゲスト

ゲスト|guest

2014.2.15
ときたまさん
飯沢耕太郎さん
おかどめぐり子さん

プロフィール|profile

ときたま
東京・恵比寿生まれ。 アーティスト。編集者、季刊写真誌『デジャ=ヴュ』発行人などを経て、1993年よりコトバを使った作品を発表する。めぐたまでは企画、イベントなどを担当。

飯沢耕太郎
1954年生まれ。写真評論家。きのこ文学研究家。筑波大学大学院芸術学研究科修了。主な著書=『写真美術館へようこそ』『ジャパニーズ・フォトグラファーズ』『写真を愉しむ』『増補 戦後写真史ノート』『きのこ文学大全』など。めぐたまの写真集は飯沢さんの蔵書。

おかどめぐり子
編集者など様々な職業に就いたあと、吉兆 東京 帝国ホテル店でサブマネージャーを務め、その後、赤坂の料亭の女将さんとなる。世界を3年間放浪したあと、2005年からオーガニックなご飯屋さん「上野広小路めぐり」のオーナーに。2014年2月からめぐたまの料理担当を務める。

URL

写真集食堂 めぐたま
https://www.facebook.com/megutama

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写真集食堂 めぐたま〜何かを生みだす場所になる。

恵比寿駅から徒歩10分。
明治通りの渋谷橋を越えて、坂を登った左手に、ガラス張りのお洒落な食堂の灯りがともる。

<番組内から抜粋>

恵比寿が「写真の街」と呼ばれているとするならば、その原点は東京都写真美術館ができたことでしょう。
必然的にその周りにギャラリーが出来て、写真専門の本屋さんや、関連施設が増えました。
その恵比寿に写真集食堂がオープンします。
発案者のコミュニケーションアーティストのときたまさんにきっかけを伺いました。

もともと私は人が集まってワイワイするのが好きで、どこかに自分たちの場所が持てたら良いなと思ってたんですね。
それでここは私の実家の敷地なんですが、父が死んで今後どうしようかなってときに、そういう場所が持てたら良いなぁと思って始めることにしました。
私は、集まるときはご飯を付けるのが好きで、例えば7時ぐらいからトークがありますっていうと、仕事終わっていくと、私なんかお腹空いちゃうわけ、すると落ち着いて聴いてられなくなるんです(笑)。
会ってトークだけ聴いて帰っちゃうだけより、ごはんを一緒に食べると「同じ釜の飯を食べる」ということでコミュニケーションが深まるじゃないですか。
そういう場所がほしいなと思って、それじゃぁいっそのこと食堂にしてしまい、そこで催しをしたら良いなということになったんですね。


ときたまさん




<番組内から抜粋>

写真集を提供する写真評論家の飯沢さんはときたまさんの旦那様です。ということは写真の街に写真集食堂がオープンするのは偶然だった?!飯沢さんは学生時代から活動していらっしゃって35年間で溜まった写真集を数えてみたら約1万冊があったそうです。
その中の4500冊がお店に並ぶ予定です!写真に関しては飯沢さんに伺いました。

並べ方は図書館では”あいうえお順”とか”ABC順”とかあると思うんですけど、僕は評論家であると同時に大学では写真の歴史を専攻してたので古いほうから新しいほうへ並べたいんです。
ざっくりと日本と外国に分けて日本の古い方から新しい方へ。
外国の古い方から新しい方へ。
そして作家別にまとめようと思っています。
たぶん世界で一番写真集を出しているのは、荒木経惟さん=アラーキーですよ。
彼は多分500冊近くだしてるよ。
そのうちの約半分がうちにあると思うので、それはかなりのスペースを取ることになるでしょうね。
アラーキーさんに限らず、1960年代〜1980年代ぐらいの日本の写真家が出した写真集は非常にクオリティが高いので、今や世界中で注目されていますから、その辺りが今回の目玉になると思いますね。

あとは森山大道さんという写真家も良い写真家ですけど、彼のデビュー作も含めて、その辺りも並べるつもりではありますね。
写真集って大きいのと小さいのがあるのよねっ!それが悩みの種で、小さい写真集は豆本ぐらいのがあったりとか、デカイのは1m近い、何十センチあったりとか、そこら辺の写真集っていう媒体の多様性、バラエティを楽しんでいただけたらいいと思っているんです。
どの作品が良いとか、どの人が良いってここで言っちゃうと、その人が聴いてるとまずいところもあるので、とにかく来てください(笑)、来ていただいて、棚にある写真集を自由に見てください。
食事しているところで写真集が汚れたらどうするんですか?とか言われるけど、実は僕は、案外それは気にしてないのよね。
写真集なんていうのは見て楽しむものだから、ちょっと汚れたぐらいがカッコイイと思ってるのよ。
手垢が付いたりワインの染みが付いたりするぐらいがカッコイイと思ってるから、そこら辺はあまり気にせず、、と言ってもちょっと気にしてほしい、なるべく綺麗に見てほしいけども(笑)、とにかく写真集の面白さを味わいつくす!食べ物と同じように写真集も美味しい写真集がたくさんあるから、それを食べていただく。
それがコンセプトですね(笑)。


飯沢耕太郎さん



<番組内から抜粋>

最後は料理についてです。
調理担当のおかどめぐみ子さんに伺いました。

出すものは日本のおうちのご飯です。
日本のおうちごはんというのは、和食もあれば、洋食もあれば、中華もあればエスニックもあるという、懐深く幅広いと思うんですね。
ちゃんとしたご飯を食べると、ちゃんとした体になって、ちゃんとした心が育つと思ってて、凝った料理じゃないですけど、毎日手をかけて、ちゃんとしたものを皆に食べて元気になってもらいたいなぁと思っています。
豚の塩麹焼きとか、鶏のハーブ焼きとか、あとカレーも作ります。
茶粥もあります。
お酒も出しますよ。
恵比寿なんでエビスビールを(笑)。
それからお酒はオーガニックワインもあるし、「めぐたま」ってお酒を独自のブランドのを作りました。
特別純米酒。
広島の杜氏が醸したものです。
それと名物はソフトクリームですね。
みるくの黄金率という八王子の磯沼牧場という所の限定ミルクがあるんですけど、それで作るソフトクリーム、それを食べたら他のは食べられないというぐらい美味しいです。
皆さんお楽しみに!


おかどめぐみ子さん