日本で活躍する大道芸人はおよそ1000人。でも、TOMIさんのように、 大道芸人の仕事だけで生活している人は、日本にはまだ多くないそうです。
ジャグリングは、ボウリングのピンみたいな形をした棒や、ボール、 ナイフなどを次々に空中に投げて、キャッチする曲芸。 お手玉も、ジャグリングのひとつです。
「大道芸の場合は最初からお客さんがいるわけではないので、立ち止まって もらうことが一番最初なんです。たまたま通りかかった時に“なんだろう?” と思うものがないといけないんですね。 まずどういうお客さんがいるのか把握して、どうしたら楽しんでもらえるのか というのを考えて…ということを瞬時にやる。 それプラス、音楽をどの曲がいいのか、どのボリュームがいいのか、 スピーカーの向きがどうがいいとか、自分の立ち位置がここがいいとか、 あと、安全のためにロープを、お客さんと僕の間に引いているのですが、 その引き方もすごくこだわって引いています。 僕らはそれを「ローピング」っていうんですけど… 英語だとサークルアクトって呼んだりして。ロープまでは来ていいですよ、 という安全範囲を作ることでロープぎりぎりまで寄っていただいて、 そうすると人垣が簡単にできやすい。それが無いと、近くで見る人と遠くで 見る人がバラバラになってしまって、見せたい角度で演技ができないんですね。 多いパターンでは僕は奥行き4メートル、幅7メートルくらいです。 まわりに木が一本立っているからこういう風にロープを引いた方がいいとか、 ちょうどいいラインを探さなきゃいけないんです。 床がレンガのところで、オレンジのラインを引いても目立たないですよね、 アスファルトに黒いロープを引いても目立たないです。 その空間で目立つロープじゃなきゃいけないし…。 あれがないと困ります。」
☆☆☆☆☆☆ 子ども達へメッセージ ☆☆☆☆☆☆
「大道芸人になりたいなと思ったら、思ったきっかけの人がいると 思うので、その人を見つけて声をかけてください。 学校があるわけではないし、資格があるわけでもないので、大道芸って 誰でもできるんです。 ただ、習う先輩がいる方が上達も早いと思うので一番近道じゃないかと 思います。
街で大道芸人さんを見かけ、何か始まりそうだなと思ったら、急いでなけ れば足を止めていただいて、ちょっとでもたのしいな、凄いなと思ったら 拍手をして頂いて、体を使って参加して下さい。 日本ってまだまだ大道芸の文化って根付いていないので、見るだけ見て 帰ってしまう方とか、こんなところで何をやっているのと思っている方と かいるんですが、ほとんどの大道芸人はみなさんに楽しんでもらいたくて やっているだけですから、楽しかったら入れていただいて、楽しくなかっ たら入れなくても結構です。評価してください。」
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