2011.09.24
しゃっくりが止まらないと危険なのは本当? 森ノ宮医療学園専門学校 朝倉智仁先生
しゃっくりがなかなか止まらなくて困った、という体験はありませんか?
「しゃっくりが止まらないと危険」とか「100回続いたら死ぬ」なんて話、
時々耳にしますが、あれは本当なのでしょうか?
今朝は、森ノ宮医療学園専門学校の朝倉智仁先生に伺いました。
しゃっくりの別名が横隔膜の痙攣と言われています。
胸と腹腔の境にある横隔膜という筋肉の痙攣により起こるのがしゃっくりなのです。
それが何故起きるのか、はっきりとした原因は未だわかっていないのだそうです。
ただ、一般的によくあるしゃっくりは、大声で笑った後、一生懸命話をした後、
食事で食べ過ぎた後などに起きやすいようです。
ところで大人より子供のしゃっくりが多いイメージですが、
実際に子供は横隔膜が未発達のため、
しゃっくりが大人に比べて起こりやすいと言われます。
また、乳幼児期でオムツがおしっこで濡れていると
赤ちゃんの体温が下がって横隔膜が刺激され、
それが原因でしゃっくりが起きやすくなるとも言われています。
「しゃっくりが止まらないと危険」とか「100回続いたら死ぬ」という話ですが、
100回では危険ということはほぼなくて、
ほとんどが数秒から数分で止まるので問題はないそうです。
しかししゃっくりが長く続いていると、
まれに怖い病気が原因になっていることもあるとのこと。
ひとつの基準としては、一般的には48時間以上続くと、
「難治性しゃっくり」という病名がつくそうです。
なので、48時間以上続くようであれば要注意ですね。
最後に、しゃっくりを止める方法を教えていただきました。
病院での一般的な止め方は、なんと舌をひっぱる方法なのだそう!
15〜30秒間くらい軽く引っ張れば横隔膜の刺激になり、止まりやすいそうです。
あまり強く引っ張るのもよくないので注意が必要ですが、
これも試してみるのもいいですね。